平成26年度農林水産祭天皇杯 受賞!ドリームファーム佐藤さんが育てる極上常陸牛

ドリームファームの取り組み

株式会社ドリームファームは、
牛の繁殖管理から子牛の育成・飼育・出荷までを一貫して行う
「和牛繁殖肥育一貫経営」に取り組む常陸牛生産者です。

広大な農地で、母牛の放牧と、堆肥を利用した土づくりからはじまり、
牧草や飼料用稲などを自社で栽培し牛に与える「循環型農業」を実践しています。
また、周年放牧等による高い繁殖技術と、ストレスの無い高い肥育技術が評価され、
2014年(平成26年)には「第53回 農林水産祭 畜産部門」において、「天皇杯」を受賞しています。

ドリームファームの経営哲学は、
"目標・希望・夢持って経営に取り組めば「苦」も「楽」となる。"
私たちのお肉が、皆さんの食卓で笑顔が生まれるきっかけになれば
という思いで、日々頑張っています。

ストレスをかけない環境で牛を育てる

佐藤さんが一番大切にしていることは「牛にストレスをかけない」こと。
妊娠しお腹が大きくなった母牛を放牧することで、母牛だけでなくお腹にいる赤ちゃん牛のストレスも軽減。
そうすることで丈夫な子牛が産まれ、元気に育ちます。

さらに、生まれた牛はすぐに4頭ごとのグループに分け、“群”で同じ区画内で飼育し、出荷するまでその“群”は変えません。
群れを変えてしまうと、ボスを決めるための喧嘩が起き、
ストレスがかかるだけではなく、角で肉(身体)を傷つけ合ってしまうからです。

普段から牛がリラックスして寝ているかもきちんと確認します。寝ているということは、餌が足りて満足している証拠。
牛の状態を確認するのはとても大事なことなのです。

こうしてストレスを与えずに育てることで、脂の質が上がり、
肉の色も鮮やかな「常陸牛」が育ちます。

「常陸牛」の格付けには、厳格な基準が設けられていますが
佐藤さんが出荷する年間約60頭の和牛は、
ほぼ全てが「常陸牛」と認定されています。

生産者Voice

ドリームファーム(佐藤牧場)2代目 佐藤 治彦 さん

朝が早かったりしますが、この仕事を大変だと思ったことはありません。
私たちのお肉が、皆さんの食卓で笑顔が生まれるきっかけになればいい
という思いで、日々頑張っています。
農業は、自分の仕事が全部自分に返ってくるという面白みがあります。
この仕事を次の世代に繋ぎつなげていくこと。魅力を子供たちに伝え、
次の世代がやりたいと思えるような仕事にしたいです。

ドリームファーム佐藤さんの常陸牛