【災害支援】自治体回想記 ~長野県白馬村~

災害発生時、被災自治体に速やかにかつ、ダイレクトに寄付金が届く、ふるさとチョイスの「災害支援」。 その第一号自治体は、長野県白馬村です。2014年11月に村を襲った大型地震の直後、「災害時緊急寄付申込みフォーム」の利用をしました。 その当時の様子を、白馬村総務課の渡邉宏太さんにうかがいました。

白馬村を襲った震度5強の地震

2014年11月22日、白馬村を震度5強の地震が襲いました。その対応に追われる中、村内の被害状況が徐々にわかってきて、「これは大変なことになる」と感じた私は、トラストバンクに連絡を入れました。少し前に職員向けセミナーで、須永代表から「災害時に緊急の寄付を募るフォームを用意している」と聞いたことを思い出したからです。ちょうど12月から「ふるさとチョイス」でクレジットカードによる申し込み開始を準備中だったこともあり、前倒しで作業を進めてもらって、2日後に受け付けをスタートしました。 

続々と集まった、寄付と温かいメッセージ

すると、開設直後から続々と寄付が寄せられ、年末までのわずか1カ月間に約6000万円、なんと前年度年間総額の10倍もの寄付が届いたのです。これは誰も予想していなかったことです。しかも寄付者の方たちから「頑張ってください」「少しでもお役に立ちたい」という温かい励ましのメッセージまで届きました。これはぜひ被災された方々にも見てもらいたいと思い、印刷して避難所に掲示したところ、大変喜ばれました。
 
寄付金は仮設住宅への家電購入、国や県の支援対象にならない一部損壊住宅への補助などに使わせてもらいました。災害時にこうした緊急寄付を募れる仕組みがあることは、本当にありがたいと思います。

東北や関西から、「以前助けていただいたので、今度はこちらがお役に立つ番です」といったメッセージも。

白馬村総務課 渡邉宏太さん

白馬村総務課 渡邉宏太さん

2014年10月にふるさと納税担当に着任直後、「災害時緊急寄付申込みフォーム」の利用を決定。

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