令和4年12月豪雪 高知県佐川町 雪害支援
最終更新日時:2023年1月5日
南国高知に観測史上最大積雪70cm、甚大な被害が出ています。
令和4年12月23日~24日明け方にかけて降った記録的な積雪により、【高知県佐川町】で、甚大な被害が発生しております。
特に佐川町の主産業である一次産業への影響が甚大で、積雪50~70cmの雪の重みで農業用ハウスが損壊するなどの被害が次々と明らかになっています。
今が旬の苺のハウスやトマトのハウス、その他ピーマンやニラのハウスなどが壊滅的な状況です。
また路地野菜は未だ雪に埋もれており、収穫できず生活への影響が出ています。
※数日後に雪解けしました。
しかし、葉物なども雪の重みで、葉が折れたり低温で凍ってしまったり、
出荷出来ないものも多く、また0から生育しなければなりません。
農家の救済・支援をお願いします。
今回の豪雪被害を受け、「緊急災害支援フォーム」を開設いたしました。
いただきましたご寄付は、雪害対策などに活用させていただきます。
南国高知では、滅多に雪が降ることがないのですが、今回観測史上最高の積雪を記録しており、復旧にも時間を要しています。
一刻も早い復旧に全力を尽くしておりますので、皆様の心温まるご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
佐川いちご部会の栽培面積199aのうち155a(約75%)が被災しています。
佐川いちご部会の会長を務める植田正和さんにお話を伺いしました。
『楽しみに待っていてくれる方がいるのに、自然相手にはどうしようもない・・・・・』
植田さんの栽培面積は20aで、すべてのハウスが雪の重みにより基礎の鉄骨が歪みビニールが破損、ハウスに入ることも危険をともないます。ハウスの損傷により、潅水管理(作物に水を与えること)や温度管理が十分にできないため、甘味と酸味のバランスのとれたイチゴの栽培ができないとおっしゃっていました。
いちごの最盛期は12月下旬から5月上旬まで。これからという時に被災し、今季はほとんど出荷できない状況です。
町内の農家さんの高齢化が進むなか、再建には莫大な費用と時間がかかるため、今回の被害を期に農業を辞めてしまおうか・・・という声も聞こえてきます。
実際、植田さんの場合、ハウスの解体で出る廃棄物の処理費用や、新たなハウスの建設費用、見込んでいた今季の収入がなくなる事で、実質的な被害額は5千万円以上になる見込みです。
皆様のあたたかなご支援をお願いいたします。
既に心温まるご寄付をいただいている皆様、誠にありがとうございます。
更新情報
雪解け後、見えてきた被害について
~佐川いちご部会の栽培面積199aのうち155a(約75%)が被災しています~ 『楽しみに待っていてくれる方がいるのに、自然相手にはどうしようもない・・・・・』 植田さんの栽培面積は20aで、すべてのハウスが雪の重みにより基礎の鉄骨が歪みビニールが破損、ハウスに入ることも危険をともないます。ハウスの損傷により、管理が十分にできないため、甘味と酸味のバランスのとれたイチゴの栽培ができないとおっしゃっていました。 いちごの最盛期は12月下旬から5月上旬まで。これからという時に被災し、今季はほとんど出荷できない状況です。 町内の農家さんの高齢化が進むなか、再建には莫大な費用と時間がかかるため、今回の被害を期に農業を辞めてしまおうか・・・という声も聞こえてきます。 実際、植田さんの場合、ハウスの解体で出る廃棄物の処理費用や、新たなハウスの建設費用、見込んでいた今季の収入がなくなる事で、実質的な被害額は5千万円以上になる見込みです。
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