令和3年沖縄軽石漂着被害 沖縄県国頭村
火山噴火による軽石の漂着により、沖縄県国頭村海岸に甚大な被害が発生しています。
8月13日からの小笠原諸島の硫黄島の南にある海底火山噴火の際の噴出物「軽石」が沖縄県国頭村の海岸に流れつき、漁業や養殖業などに深刻な被害が発生しております。
軽石漂着による被害は現在も広がっております。漂着する軽石の量も日に日に増しており、沖縄県国頭村では漁業もできない状況となっております。漁船のフィルターに軽石が詰まりエンジンが故障したり、機械トラブルを恐れ、操業を控える状況が続いており、国頭村の漁業への影響は深刻です。
また、軽石の影響により、沖縄県ではなじみのある「グルクマ」と呼ばれる体長が40センチほどのサバの仲間も被害がありました。グルクマが誤って軽石を食べてしまい、胃袋に軽石が詰まり200匹余りが死んでいました。餌と誤認して食べてしまった可能性があります。
現在、迅速な復旧復興の対応が急がれていますが、今後も予断を許さない状況です。
茨城県境町にてふるさと納税の代理寄附受付を開始します
この度の被害を受けて、茨城県境町では「沖縄県国頭村」のふるさと納税の災害支援の代理寄付の受付を開始します。
被災地では、多く現場で復旧活動をしなければなりません。境町がふるさと納税の支援を代理で受付け、その業務を請け負い、後ほど被災地に皆様からの支援を届けます。
国頭村の軽石漂着被害状況
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