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再生の大地から生まれた、希望の一杯

一日の終わりに、スマホを置いて。

アルコール度数の高さを感じさせない、軽やかな飲み口と、ふわりと広がる香り。水で割っても、輪郭を失わない味わい。「眠れぬ夜のGIN」は、福島県飯舘村で育てたホーリーバジルから生まれた、クラフトジンです。
忙しい一日の終わり、少しだけスマホを置いて。自分のための静かな時間に、そっと寄り添う一杯です。

まっさらな大地から、はじまった

飯舘村は、福島県北部の阿武隈高地の上に平らに広がる、自然豊かな小さな村です。「までい」(心を込めて、丁寧に、の意味の方言)な精神を大切にしてきました。2010年には「日本で最も美しい村」連合に加盟も果たしました。しかし、2011年に発生した東日本大震災の原発事故により、村全体が避難を経験することになります。
除染が終わり、まっさらになった大地。6年半後に避難指示が解除されても、多くの田畑はすでに耕す人を失っていました。その景色を前に、私たちは考えました。失われたように見える土地を、価値のない場所として終わらせるのではなく、まっさらだからこそ、新しい何かを育てられる場所としてはじめてみよう、と。「村をもう一度」と、立ち上がろうと奮闘する一人ひとりの村民の姿が、私たちの背中を押してくれました。

そうしてここで生まれたのが、ホーリーバジルというハーブでした。インドで「比類なきハーブ」として大切にされてきたこの植物を、私たちは飯舘村の土で育てています。
「眠れぬ夜のGIN」は、その象徴です。一度すべてを手放した村から、新しい一杯が生まれる。このジンを選んでいただくことは、飯舘村の再生を、暮らしの中で応援していただくことでもあります。

手をかけて、育てる

原料のホーリーバジルは、飯舘村大久保・外内という行政区の皆さんとともに、極力機械を使わず、一つひとつ手で植え、摘心し、収穫しています。畑で風が吹くたびに、ホーリーバジルの香りがあたりにふわっと漂います。「これは本当にいい香りだね」と言いながら、みんなで集まって「までい」に作業しています。
蒸留を手がけるのは、福島県川内村にある「naturadistill」。世界最大級の品評会World Gin Awards 2026銅賞、アジア最大級の品評会TWSC2026金賞という評価を受ける蒸留所です。手をかけて育てたハーブが、確かな技術と出会って、この味わいが誕生しました。

香りが、心をほどく

グラスに注いだ瞬間、ふわりと立ちのぼる香り。「まるでアロマみたい」と言っていただいたことがあります。それほどまでに、ホーリーバジルの香りは豊かに、飲む人の心を静かにほどいていきます。47度のアルコール度数の高さを感じさせない、軽やかな飲み口と広がる香り。水割りにしても、輪郭のある味わいをお楽しみいただけます。
ストレートで、まずは香りをそのままに。ロックで、ゆっくりとほどけていく変化を。ソーダで割れば、ホーリーバジルの爽やかさが、より一層引き立ちます。
仕事のことも、明日のことも、少し脇に置いて。グラスを傾ける、その数分だけでも、自分のための時間にしてみてください。

東京のバーでも

「眠れぬ夜のGIN」は、東京・中目黒の「&SPIRITS」でもお取り扱いいただいています。
GINにはまだ珍しいホーリーバジルという香り高いボタニカルと、飯舘村から届くストーリー。バーという、香りと会話を楽しむ場所でも、少しずつ知っていただけるようになってきました。
村の畑から、東京のバーカウンターまで。飯舘村の香りが、静かに広がっています。

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