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【2026年10月号】毎月14日は「石狩の日」石狩市のとっておきを発信!

石狩の日は、 ✔ 北海道石狩市の魅力 ✔ 返礼品に込められた想い ✔ 生産者のストーリー ✔ まちのイベントや取り組み を、毎月発信していく特別な日です。 ふるさと納税をきっかけに “モノ”だけでなく“まち”も好きになってほしい。 それが、「石狩の日」に込めた想いです。

音楽と地域、ともに歩む石狩

✅「ミュージシャンになって、大きなステージで大歓声を浴びてみたい」
✅「憧れのアーティストと話してみたい」
みなさんも人生で一度は想像してみたことはありませんか?

石狩湾新港で開かれた RISING SUN ROCK FESTIVAL 2026 in EZO(以下、RSR)の舞台で、そんな“想像”を実際に体験した学生たちがいます。

ことし結成 30 周年を迎え、RSR に出演した 4 人組ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」と出会った彼らの一夏をみなさんに紹介します。

【RSRと地域のつながり】

RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO は 1999 年から石狩湾新港で続く全国有数のオールナイトロックフェスです。
このイベントに特別な感情を抱くのは、北海道のバンドマンたち。全国から 6 万人の音楽ファンが集まる夢のステージにさまざまな想いを馳せています。

写真左から大光さん、斎藤さん、本間さん、三浦さん

ことし 3 月まで地元、北海道石狩翔陽高校の軽音楽同好会でバンド活動に励んだ三浦諒馬さん(大学生/ボーカル)もそのひとり。
「高校生の時に RSR で見たライブやアーティストが、自分の背中を押してくれた」―。

少子化など、全国的に部活動に関する環境が難しくなる中、三浦さんは 2025 年春に同じ想いを持つ後輩たちと一緒に軽音楽同好会を立ち上げました。
同好会を立ち上げるには苦労の連続。ドラムセットやアンプの調達、必要な書類の準備など、汗を流してひとつひとつ壁を乗り越えました。
今や同好会は部員 50 人を超える「軽音楽部」となり、お祭りや児童館でのライブなど、市内で大活躍。三浦さんは部活を大切な後輩たちに託し、卒業後も市内のイベントや大学の軽音楽部でバンド活動を続けています。

そんな三浦さんのバンドでギターを弾くのは、石狩生まれ石狩育ちの大光尋斗さん(専門学校生/ギター)。高校時代は三浦さんとともに石狩翔陽高校軽音楽同好会に所属し、現在はプロのギタリストを目指して音楽専門学校で腕を磨いています。
もちろん大光さんにとっても RSR は特別な舞台。「北海道の夏と言えば RSR。バンドマンとしての夢や目標のひとつ」と話します。

RSR やアーティストへの純粋な想いが彼らの原動力となり、市内の中高生によるバンド活動はこれまで以上に盛り上がりつつあります。

その拠点が、市内の大型児童センター「こども未来館あいぽーと」です。あいぽーとの文化活動室は、大人が使う音楽スタジオと遜色ない機材が揃い、日々の練習やライブイベントの開催など、こどもたちの音楽活動を支えています。

2025 年のRSRに出演した北海道出身3人組ロックバンド「KALMA」の畑山悠月さん(ボーカル&ギター/石狩市出身)、斎藤陸斗さん(ベース&コーラス/同)も、かつてあいぽーとでバンド活動をしていました。初めて出演した2025年のRSRの舞台では、出身校である石狩翔陽高校吹奏楽局とコラボ演奏を披露しました。

そのステージに立ったひとりが、小松蒼紫さん(大学生/ベース)です。
「去年のRSRでのKALMAさんとのコラボをきっかけにバンドを始めた。あの日から音楽が自分の生きがい」といい、今は大学の軽音楽部などでベースを弾いています。

石狩市の中高生によるバンド活動を支えるのは、施設だけではありません。
市内の病院で生まれたという縁を持つ本間和樹さん(大学生/ドラム)は、ゼミ活動のフィールドワークであいぽーとや石狩市の人々と出会った大学生です。出会いきっかけに、バンド活動をする市内の高校生と大学軽音楽部による交流イベントを主催するなど、音楽を通した地域づくりに取り組んでいます。

「RSRの魅力は、全国的なアーティスト以外にも北海道内で活動するバンドが出演していること。RSRという地域のバンドを知ってもらうチャンスがあり、ライブハウスには面白いバンドがたくさんいる。北海道には音楽を続けたくなる環境がある」と話します。

【 RSR出演へに向けて 】

RSRをすぐそこに控えた7月下旬。デビューから30周年を迎えたASIAN KUNG-FU GENERATIONと、同じく市政30周年を迎えた石狩市にゆかりのある学生たちとの1曲限りのコラボレーション企画が決まりました。
ステージに立つことになったのは、三浦さん、大光さん、小松さん、本間さんの4人。
三浦さんは「RSRは自分にとって夢のまた夢のステージ。信じられなかった」と振り返ります。

ここから準備の毎日が始まりました。

「憧れの存在とステージに立てる」「 数千人のお客さんの前でライブができる」、そんなワクワクと表裏一体なのが不安な気持ち。今回のコラボレーションは当日のサプライズとなっており、オーディエンスは全員ASIAN KUNG-FU GENERATIONを見るために集まります。全力でライブを楽しんでもらうため、自分たちが夢のステージで悔いなく演奏するため、企画が決まってから3日に一度のペースで集まり、練習に打ち込みました。

そんな彼らを支えたのが地域の方々です。
こども未来館あいぽーとは、文化活動室の利用がない時間帯に練習場所として部屋を貸し出し、三浦さんと大光さんの軽音楽同好会の恩師や、市内で音楽活動をする大人なども練習のサポートに駆けつけました。

本番前最後の練習を見守った、あいぽーとの伊藤美由紀館長は「こどもも大人も音楽でつながるまちになれば」と、今回のイベントを経た施設やまちの未来に期待します。

【 そして迎えたRSR当日 】

迎えたRSR当日。4人は本番前に案内されたステージ見学で、近くで見るプロのアーティストの演奏、オーディエンスからの大歓声を肌で感じます。
「緊張もあったが、あの場所で自分たちの音を鳴らせることが本当に楽しみになった」と本間さん。

そうしているうちにASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバーとの初対面を迎えます。楽屋から現れるメンバー。
三浦さんは「画面の中の人が目の前に現れた。メンバーのみなさんの落ち着きやオーラから、30周年の重みを感じた」と振り返ります。

23 時からASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブが始まりました。登場から観客のボルテージは最高潮。1曲目から少し肌寒い石狩の夜が熱気に包まれました。

ライブも終盤を迎え、ついに4人がステージに立つ瞬間を迎えます。ボーカルギターの後藤正文さんからひとりずつ名前を呼ばれ、煌びやかなライトに照らされるステージへ。

演奏曲はASIAN KUNG-FU GENERATIONの代表曲「リライト」。誰もが一度は耳にしたことがあるロックの名曲です。
憧れのアーティストとその楽曲たち、集まった多くのロックファンへのリスペクト、これまでのバンド人生、これからの未来への期待、それぞれの想いを込めて4人は演奏しました。

「生まれたまちで大好きな曲を憧れの人と演奏し、たくさんの人と時間を共有できた瞬間。ステージから見た景色は一生忘れない」と大光さん。
自分たちのすべてをぶつけた後に待っていたのは、数千人のオーディエンスからの大歓声でした。

最後の曲「MAKUAKE」では、それぞれの楽器をシェイカーに持ち変え、心地よいビートに身体を揺らしながら、夢に見た景色を名残惜しく、じっくり目に焼き付けていました。

【 熱狂のステージを終えて、後日談 】

4 人がRSRのステージに立った約1週間後の8月22日。
石狩市の市政30周年を祝い、短い夏を締めくくる花火大会の日です。まちはお祭りムードで、さまざまなイベントが開かれていました。空き地のイベント会場に設けられたステージに立つのは、石狩翔陽高校軽音部の生徒たち。

「先輩たちアジカンとRSRに出たらしいよ」「いつか有名になってRSRに出られるかな」―。そんな話をしながら自分たちのバンド活動を楽しみ、そして夢を膨らませる高校生の姿がありました。

「RSRへの出演を経て、音楽を通して誰かに何かを届けたり、誰かの役に立ったりすることもできると感じた」と本間さん。その言葉の通り、ASIAN KUNG-FU GENERATIONとのひとときは、RSRのステージに立った4人だけのものではなく、これまで彼らが関わってきた人々にも希望を与えるものでした。

そんな石狩市では、今日もどこかでロックが鳴り響いています。

石狩の日とは?

これから毎月14日の「石狩の日」では、
✅ 北海道石狩市の魅力
✅ 返礼品に込められた想い
✅ 生産者のストーリー
✅ まちのイベントや取り組み
を紹介していきます。

ふるさと納税を通じて、
石狩と“つながる”きっかけを。

毎月14日は、
ぜひ思い出してください。