市北部の山間地の淡墨公園にたたずむエドヒガンザクラの古木「淡墨桜」。
木の高さ約16㍍、幹回り約10㍍、枝張りは東西約27㍍、南北約20㍍あります。1922年に国の天然記念物に指定され、「山高神代桜」(山梨県)、「三春滝桜」(福島県)と並んで日本三大桜の一つに数えられています。つぼみの時は薄いピンク、満開時は白色、散り際に淡い墨をひいたような色になることから、その名がつけられています。
毎年、いのちの輝きを魅せてくれる淡墨桜ですが、このたびの台風21号による影響で、無残にも大枝が4本折れる被害を受けました。
強風により、樹齢1500余年の老木の枝を支える支柱が倒れたため、直径20~30㌢、長さ6~8㍍の大枝が4本折れる事態となりました。
今回の事態は、伊勢湾台風以来の大きな被害であり、折れた部分からの腐食等が懸念されています。
市では、専門家の指示を仰ぎながら、淡墨桜の保護に全力を挙げて取り組んでまいりますので、地域の宝、日本の宝である「淡墨桜」を守り、後世に伝えていくためにも、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

※今回のプロジェクトに対するご寄附については、お礼の品の送付はございませんが、ご支援いただいた皆様には、来春以降、元気な花を咲かせた淡墨桜の様子を何らかの形でお届けさせていただきたいと考えております。
※寄附金のお支払い方法の選択で、銀行振込と郵便振替をお選びいただいた場合は後日、専用の納付書を送付させていただきますので、よろしくお願いいたします。