岡山市では、平成30年7月5日からの記録的な集中豪雨、河川破堤などにより、県内では最も多くの家屋浸水被害を受けるなど甚大な被害が発生しました。

 災害の発生を受けた岡山市は、当面の応急復旧や避難所の運営、災害ごみの収集などの災害対応を速やかに開始する一方、平成30年8月27日には岡山市被災者支援本部を設置し、被災された方々の状況変化等に対応した生活再建支援に取り組んだところです。
 現在、まち全体としては落ち着きを取り戻してきておりますが、未だ日常を十分に取り戻すに至っていない方々がおられるなか、そうした方々に必要な支援が適切に行き届くよう、引き続き丁寧に働きかけを行っております。
また、今回の災害を教訓に、防災の観点からのまちづくりにも一層取り組んでいるところです。

 この度、貴重なご寄附をお寄せ頂いた皆様には、引き続き岡山市にご支援をお寄せ頂きますとともに、観光などを通じて、岡山を元気に盛り上げて頂きますようお願い申し上げます。

<平成30年7月豪雨災害>
※平成31年3月29日現在
① 人的被害
 ・死者  ;2名(他市でお亡くなりになられた方)
 ・行方不明;0名
 ・負傷者 ;4名(軽傷4名)
② 住家被害(※罹災証明交付件数)
 ア 床上浸水;2,228棟
    うち 全壊 2棟、大規模半壊 96棟、半壊 1,093棟、半壊に至らない 1,037棟
 イ 床下浸水;3,927棟
    うち 半壊に至らない 3,927棟
 ウ 土 砂 等 ;56棟
    うち 全壊 11棟、大規模半壊 1棟、半壊 5棟、半壊に至らない 39棟
 エ 合  計;6,211棟
    うち 全壊 13棟、大規模半壊 97棟、半壊 1,098棟、半壊に至らない 5,003棟
③ 非住家被害
   ・全壊 2、半壊 0、一部損壊 9、床上浸水;78、床下浸水 24、その他 0
  経済関係被害
   ・事業者罹災 779、農林水産関係罹災 269