福井県は、昭和56年の五六豪雪以来37年ぶりの記録的な大雪となりました。この雪により、県内の主要道路である国道8号線では、車約1,500台が立ち往生し、自衛隊の災害救助を要請する事態に見舞われました。

鯖江市においても、平野部で140㎝を超える積雪となり、昼夜降り続く大雪に除雪作業が追い付かず、主要な幹線道路が塞がれたことで、交通や物流が滞り、市民生活に多大な影響を及ぼしています。さらに、市内のあちこちで、車庫や農業用ハウスの倒壊、屋根雪下ろしや雪かき作業中の負傷者の発生など、多くの被害が発生しています。

この状況の対応に、除雪機やボランティアの手による除雪作業を進めるほか、各地区公民館に除雪基地を設置して24時間体制で対応するなど、市民生活を守るために市も全力を尽くしていますが、繰り返し襲ってくる大雪に、十分な対応が追いつかない状態です。

市が支出する費用も大幅に膨らんでいます。
業者への除雪委託料、除雪機の保守点検や整備費、燃料代。雪が解けたあとも、市内施設を確認し、被害を受けた公共施設や除雪で傷んだ道路等の補修が必要となります。
当初予算1億9,000万円に加え、補正予算で除雪委託料を1億8,000万円増額する予定をしていますが、増額補正をしてもなお、5億円ほど不足する見込みです。

いただいた寄付は、雪害から市民を守るために活用させていただきます。
全国の皆様の応援・支援を受けて、市民と市が一体となり、記録的な大雪を乗り越えていきます。

皆様の力を貸してください。よろしくお願いします!