平成29年九州北部豪雨復興支援
福岡県朝倉市は、平成29年九州北部豪雨により甚大な被害がありました。
皆様のご支援をよろしくお願い致します。
発災から1ヶ月経過した朝倉市の様子(8月9日時点)
朝倉市の被災概要※9月12日時点のもの
朝倉市では、連日メディアに取り上げられたように、非常に大きな被害がありました。市内は土砂と流木であふれ、多くの家屋が倒壊、鉄筋コンクリート造の学校校舎にまで被害が及びました。今回の被害は福岡県における戦後最大規模の災害被害とされ、依然多くの支援が必要な状況です。
直接的な被害だけでない影響もありました。朝倉市内の「原鶴温泉」では、豪雨被災後だけで約8200人もの予約キャンセルがあり、市の経済を支える観光業にも甚大な損害が発生しています。
美肌の湯として有名な市内の「原鶴温泉」が受けた影響
美肌の湯として有名な市内の「原鶴温泉」では、豪雨被災後だけで約8200人もの予約キャンセルが発生。約1億円もの損失額が発生した背景には、予約者の「被災地は今大変だから行かない方がよいのでは」という配慮にありました。「それでも来てほしい。」と語るのは「原鶴温泉旅館協同組合」 の庄﨑さん。「現在は全館通常通りの営業が出来ております。最高の泉質で皆さんをお待ちしております」と語っています。
倒壊した家屋、流れ込んだ土砂
被災後の朝倉市街の状況です。大量に土砂や流木が流れ込んだ地域では家屋、車両、田畑が飲み込まれ、家としての、町としての多くの機能が失われました。未だに膨大な量の土砂や流木が残されており、道路の仮線開設も追いついていないという状況です。一刻も早い土砂の撤去と、以前の状態になるまでの復旧、復興作業が求められています。
倒壊寸前の校舎
被害は堅牢な鉄筋コンクリートの校舎にまで及び、発災当時の熾烈さが伺えます。いつ崩れるか分からない足場で撤去作業から行わなければなりません。二次災害の危険性もある中で作業が進められています。
「戦後最大の被害」
福岡県において「戦後最大規模の被害」と言われる今回の九州豪雨。被害総額は8月1日時点で1197億円に上るとされ、物価の違いで単純比較はできませんが、1991年の台風19号による被害(約1158億円)を上回っています。
また、今回掲載した被害状況もほんの一部にとどまり、現地には立ち入りが出来ない場所が多く残されています。これほどまでに大きな被害を残した今回の豪雨災害。災害から二か月以上経ちましたが、引き続き多くの支援が必要です。
引き続きご支援をよろしくお願いします
今後の復興への取り組み
朝倉市は今後10年間で復旧・復興の達成を目標とし、生活再建や地域の防災力強化、産業復興に取り組む方針です。
朝倉市職員 池末さんから寄附者へのメッセージ
朝倉市は、豪雨災害により影響を受けましたが、ただいま復興を目指して頑張っております。ふるさと納税をしていただいた皆様、心より御礼を申し上げます。担当として、背中に「感謝」の二文字を背負って、皆さんの寄附を災害支援へ活かしたいと考えています。今後も朝倉市のご支援を宜しくお願いします。
そして復興の折には、皆様の第二の故郷として朝倉市に観光で来ていただければ、朝倉市一同、感謝します。宜しくお願いします!
発災当時の朝倉市の様子(7月6日撮影)
※ふるさとチョイス災害支援では、自治体様から手数料をいただいておりません。
皆様から集まりました寄附金額の全額を、支援が必要な自治体様にお渡ししております。
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