令和3年国道107号地すべり災害
最終更新日時:2021年12月17日
災害名 令和3年国道107号地すべり災害
寄付金額 2,227,000円
寄付件数 68件
受付期間
2021年12月17日~
2022年3月16日
ご注意ください。
・クレジットカード決済による寄付受付となっております。
・寄附は2,000円以上からとなります。
・災害支援のためお礼の品はお送りしておりません。恐れ入りますが、ご了承くださいますようお願い申しあげます。
国道107号が地すべりにより通行止めが続いています
西和賀町と北上市を結ぶ唯一の国道である107号は、2021年5月の地震等の影響で道路法面に変状が確認されたため、全面通行止めとなっており、復旧の目途は立っていません。
国の専門家チームによる現地調査や、関係機関による連絡会議が立ち上げられ、早期復旧を目指して対策協議が進められています。
険しい山と湖の間を走る国道のため、想定を上回る地すべり規模となることが判明したうえ、現在も地すべりが進んでいることから、復旧工事の工法など具体的な対策を立てることができていない状況です。
国道107号の通行止めは、北上方面への通勤・通学や買い物、通院などの住民の生活に大きな影響を与えています。
また、国道沿いの錦秋湖は、西和賀町の観光スポットとして春の水没林や秋の紅葉など、四季折々の魅力あるドライブコースでしたが、通行止めにより訪れる人も大きく減っています。
通行止め区間を迂回できるようにするための仮の橋の設置についても、時期は2022年の冬とされていて、その間の往来ができない状況となっています。
地域事業者の挑戦の場である道の駅も営業停止となっています
通行止め箇所付近にある道の駅「錦秋湖」は閉鎖に追い込まれ、営業再開の目途は立っておりません。
特産販売とレストラン、観光案内機能を有する道の駅の閉鎖により、西和賀町では魅力発信と物産の販売の拠点を失うことになりました。
年間8,000万円を売り上げていた道の駅「錦秋湖」が閉鎖になったことにより、道の駅を管理する町の第3セクター株式会社西和賀産業公社は苦境に立たされています。
また、農産物や加工品を販売して道の駅で営業していた10店の菓子店、10軒以上の生産者、養蜂家など、町内の多くの事業者・生産者が大幅な売上減の状況となっており、経営に大きな影響を受けています。
こうした状況に手をこまねいている訳にはいかないと、2015年の被災時にご支援いただいたキッチンカーを活用しながら各地で西和賀町の魅力を発信していますが、キッチンカーの老朽化もあり、移動範囲も限られ、損失を食い止めるには至っていない状況です。
皆様からいただいた寄付金は、影響を受けた事業者の活動支援等に大切に活用させていただきます。皆さんの応援をよろしくお願いします。
ふるさと納税の絆で生まれた移動式道の駅「キッチンカー」
2015年3月、大規模ながけ崩れが発生した際も、国道107号線は今回と同様に通行止めとなりました。
その影響で道の駅「錦秋湖」は営業停止となったため、道の駅存続のためにキッチンカーを導入し、移動式の道の駅を開設したいと考えました。被災中ということもあり、財源が不足していたことから、ふるさと納税の緊急寄附フォームを開設することにしました。
局地的な災害で広報PRが課題となっていたなかで、ふるさと納税で交流のあった岩手県北上市、山形県天童市、福島県大玉村、長崎県平戸市、宮崎県綾町が本町のピンチに広報PRに協力していただきました。その結果、約1,100万円のご支援をいただき、キッチンカーの導入につながりました。
2015年の皆様からの支援で導入したキッチンカーが、今回のピンチにも重要な役割を果たしており、この場をお借りしてあらためて感謝申し上げます。
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