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子ども食堂の支援としあわせ食卓事業で、子どもたちの心の笑顔をつくりたい

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 20,595,288

411.9%

目標金額:5,000,000

達成率
411.9%
支援人数
291
終了まで
受付終了

東京都品川区(とうきょうと しながわく)

寄付募集期間:2023年9月8日~2023年12月31日(115日間)

東京都品川区

プロジェクトオーナー

「食の支援から、子どもたちに元気な未来を届けたい」「いただいたご寄付を何倍も価値あるものに繋げたい」という想いを持って、令和元年度から、子どもの食の支援事業に取り組んでいます。
子どもの居場所として、大切な役割を果たしている「子ども食堂」の活動を支援すると共に、「しあわせ食卓事業」では、様々な理由で子ども食堂のような居場所に行くことができない子どもたちにも食品を届ける取り組みです。
子ども食堂は、新型コロナウイルス感染症の影響により、無料で食品やお弁当を配布する「フードパントリー」を実施するなど工夫して、通常とは異なる取り組みを行ってきましたが、感染対策を行い、少しずつ子ども食堂での食事の提供を再開し、子どもたちの笑顔を守り続けています。
また、家庭環境が急変する中、「しあわせ食卓事業」が、食品配送だけではなく精神的なサポートにも繋がり、付加価値のある取り組みとなっています。

【注意事項】

区外の方だけでなく、品川区民の方も品川区にふるさと納税が出来ます。もちろん控除も受けられます。

「しあわせ食卓事業」の食品を受け取り、温かい気持ち、前向きな気持ちになった

多くの方の明日への気力につながっています

令和4年度に実施したガバメントクラウドファンディングを活用した、しあわせ食卓事業では、18歳未満の子どもを養育しているひとり親家庭等(生活保護世帯を除く)を中心に募集を行い、応募のあったすべての家庭へ食品を発送することができました。

目標額を大きく上回る寄付をいただき2回、計1,031世帯に食品を配送することが出来ました。(以下、アンケートより)

「皆様の優しさを感じ、明日からも頑張ろうと思えました。私もいつか支える側になれるように毎日をおくっていきたいと思います。」
「感動して泣きました。子どもが喜ぶ姿を 見られて私も幸せな気持ちになれました。」
「みなさんの力を借りて、皆で子育てしてるよ うに感じます。ありがとうございます。」

しあわせ食卓事業は、単に食品を配送するだけでなく、受け取った人たちの気持ちに変化をもたらし、明日への気力につながっています。

しあわせ食卓事業の取り組み

第1回しあわせ食卓事業として食品配送(令和5年3月)

皆様からいただいた、ふるさと納税をもとに、お米や、お餅、パスタ、乾麺等の主食となる食品のほか、レトルト食品やインスタントみそ汁、海苔、缶詰、お菓子、麦茶、除菌タオル等多くの家庭に喜んでいただける食品(計34点)を、希望する515世帯、すべての家庭へお届けしました。また、就労支援や奨学金制度、学習支援等のチラシによる事業の案内、レシピや子ども食堂MAP等を同封し、情報提供しています。

箱を開けると、すぐに食事につながるよう、商品のラインナップを工夫しました

食品を受取ったひとり親家庭の皆さんから、感謝の声や、日々の様子が寄せられました

「この度は私達ひとり親の為にこんなにたくさんの食品をご支援くださり、本当にありがとうございました。回を増す毎に食品の内容が豪華になってきているので、寄付をしてくださる方達の温かい気持ちが伝わってきます。今回はとても大きな箱で、とても重くて、子どもたちとみんなで開けました。開けた途端、たくさんの調味料やお菓子やレトルト食品が目に入り、みんなで歓声をあげてしまいました。お助けレシピがとても行き届いていてさすがだなと感心しました。これからもこの事業は続けていただきたいです。品川区に引っ越してきて良かったと本当に思いました。」

「初めて申請させて頂きました。こんなに大量に届くのかと驚くと同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました。中身を出しながら「なんか申し訳ない」と言っていたところ、子供に「ありがとうじゃないの?」と言われました。自分の中でいつも罪悪感が混ざって純粋に有難いと受け取れていなかったことに気付かされました。多くの方のご厚意、事務局の皆様のお手間などを思いながら純粋に有難く食べさせて頂きます。そして子供が自立した後には自分の生活費だけで足りるようになるでしょうから、その際は私が寄付をしようと仕事を頑張る気持ちにもなれました。本当にありがとうございました。」

「感動して泣きました。特にお米は助かりました。米さえあればなんとかなると思いました。物理的に助かっただけじゃなく、誰かが大変だなと考えてくれた、支えてくれてるから1人じゃないと感じて感謝しました。本当にありがとうございました。」

「いつか自分も寄付出来るような人間になりたいと思いました。」

「ずっとリピートしています。本当に助けられています。ありがとうございます。」

明治安田生命保険相互会社からの賛同を得て、より一層、内容を充実させて送ることが出来ました

写真

品川支社の従業員の方々がゆかりのある地元の支援事業に募金し、同社が集約し自治体へ寄付する仕組み「私の地元応援募金」689,000円もガバメントクラウドファンディングの寄付金と合わせて活用させていただきました。

第2回しあわせ食卓事業として食品を配送(令和5年6月)

令和4年度は目標額を大幅に上回る寄付をいただき、3月に続いて2回目の食品を配送することが出来ました。今回は、アンケートで希望調査第1位のお米5キロをはじめ、醤油、食用油、冷や麦、レトルトカレー、イワシの缶詰、カステラ、麦茶パック等、厳選した食品とともに、手紙とレシピ、アンケートを同封して516世帯にお届けしました。

食品を受取ったひとり親家庭の皆さんから、届いた感謝の声を紹介します

「最近も物価が高騰し、「あー、高くて買えないな。でももう家に何も無いから買わないといけないな…」と途方に暮れていた時に届いたので、驚きと嬉しさ、ありがたさが沢山溢れてきました。いつも同封されている書類の中で、アンケートの収集や回答のコーナーがありますが、自分と同じ気持ちの親がこんなにも沢山居るんだと、読んでいて一人じゃないと思えます。是非、このアンケートの回答コーナーは続けて欲しいです!担当の方のお返事も、楽しみに見ています!」

「毎回たくさんの食品が届くたびに、「しあわせ食卓事業」の名称のとおり、とてもしあわせな気持ちになります。ありがとうございます。食べ盛りな子供2人がおり、お米やうどんなど主食になるものはいつも消費が早いので助かります。同封されるプリントのレシピを作るのも楽しいですし、皆様のアンケートのお声を拝読するのも参考になります。今後もお世話になりたいと思いますが、いつか私もお返しできる側になれたらいいなと思っています。」

「今回の支援品の中では、コレステロール0の油で健康に配慮いただき、更にレシピがついているので、献立を考える負担を軽減して下さっていて、細部まで細かく配慮いただいており、こちら側のことをよく考えてくださってることが伺えます。更に知りたい情報も合わせて、書面で記載があり、とても助かります。沢山の方の優しさに触れられて、本当に感謝しております。」

企業からの寄付の申し出による、しあわせ食卓事業

第1回企業寄付品配送

株式会社ローソンとWeSupport Familyから寄付品を受け、ひとり親家庭等417世帯へ配送
(令和4年8月)

区としながわCSR推進協議会会員企業である株式会社ローソンは、令和3年7月に子どもの食の支援に関する相互協力について合意書を取り交わしており、同社からの食料品などの寄付は3度目となります。
今回は一般社団法人RCF、オイシックス・ラ・大地株式会社、ココネット株式会社(セイノーホールディングスグループ)が連携した「WeSupport Family」との共同での寄付となりました。

寄付品は、パスタやスナック菓子などの食料品のほか、マスクや抗菌ウェットティッシュなどの日用品で、計20種。両社より、梱包の支援も行いたいとの申し出をいただき、社員の皆さんが417世帯分の箱詰め作業を実施してくれました。

第2回企業寄付品配送

株式会社兼藤、大成温調株式会社よりお米のご寄付(1世帯五百川5㎏)をいただき、ひとり親家庭等410世帯へ配送(令和5年1月)

株式会社兼藤は、会社役員の方が個人としてふるさと納税(GCF)を活用した「子どもの食の支援事業」へ寄付を行っており、令和3年度にGCF報告書を見て会社として事業に貢献できるのではないかと、大成温調株式会社と共同で令和3年度に引き続きお米の寄付をいただきました。

第3回企業寄付品配送 

株式会社ローソン食品、日用品のご寄付をいただき、ひとり親家庭等410世帯へ配送(令和5年2月)

「品川区ひとり親家庭等つなぐ支援事業」を行いました(令和5年1月~令和5年3月)

しあわせ食卓事業のアンケートで相談希望を申請したひとり親家庭等(28件)を対象に、支援員が電話等により、相談内容や家庭の状況を把握し、適切な支援につないでいく取り組みです。支援対象者が抱えている問題を解決・軽減するために必要な社会資源につなげられるよう実施しました。

【相談を受けた家庭からの感想】

「直接相談にのってもらえ、区役所の窓口を紹介してもらえて助かった。」
「子どもの相談や仕事へのアドバイス等、普段自分では入手しない情報を知ることができて、有難かった。」
「情報の整理に役立ったので、また利用したい。」

子ども食堂継続支援の取り組み

子ども応援基金へ100万円を寄付しました

コロナ禍においても、品川区の子ども食堂は、昨年度末から7か所増え、現在40か所(令和5年8月末)となっています。
子ども食堂は、感染対策を行い、少しずつ子ども食堂での食事の提供を再開し、子どもたちの笑顔を守り続けています。
コロナ禍で家庭環境が急変する中、子ども食堂は、何か地域でできることはないか?
地域の力で、食のサポートがしたいと、立ち上がっています。
無料で食品やお弁当を配布する「フードパントリー」を実施するなど工夫して、通常とは異なる取り組みも行っています。
地域のボランティアを中心に運営されている子ども食堂は、継続していくことも大変です。令和元年度のGCFにより、「子ども応援基金※」へ寄付することで、子ども食堂への年間上限助成額を3倍に引き上げ、運営の支援につなげました。
令和4年度も、GCFにより「子ども応援基金」へ100万円を寄付し、子ども食堂の開催箇所数増加にも安定して対応することができ、月に複数回開催する子ども食堂も、開催毎に助成金を受け取ることが出来ています。
これからも、子どもたちへの食事の提供、居場所や交流の場を継続して提供している子ども食堂を支援します。

※子ども応援基金・・・区民が地域の中で子どもたちに対して食事の提供や居場所づくり、学習の場を提供する活動をしている団体を支援するための基金。一般の方からのご寄付も積み立てています。(設置:品川区社会福祉協議会)

新型コロナウイルス感染症による影響

新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に活動を縮小している子ども食堂もあります。
コロナ禍、通常の開催が困難な場合には、地元や、企業などからいただいた寄付品を活用して、無料で食品やお弁当を配布する「フードパントリー」などを実施していましたが、コロナのおさまりとともに少しずつ子ども食堂での食事の提供を再開しています。

みんなでご飯は食べられないけれど、品川区の子ども食堂には、顔と顔のみえる繋がりがあります。
工夫して、通常とは異なる取り組みを行いながら、子どもたちの笑顔を守るために頑張っています。

品川区の子ども食堂ってどんなところ?

みんなで食べる楽しさや温かさを提供したい

子ども食堂は、子どもがひとりでも入れる食堂です。地域やボランティアの方が、自宅でひとりで食事をとる子どもたちへ、みんなで食べる楽しさや温かさを提供したいと活動しています。
しながわ子ども食堂のPR動画を制作しました。ぜひご覧ください。

子ども食堂ネットワーク事務局

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しながわ子ども食堂ネットワーク事務局(品川区社会福祉協議会内)では、
子ども食堂運営者からの相談や寄付食材等の配布、運営費の助成も行っています。

子どもたちに食の支援で明るい未来を届けたい!

品川区のふるさと納税では、いただいた寄付を最大限活用するために返礼品はありません。
すべて「子どもの食の支援事業」(子ども食堂の継続支援・しあわせ食卓事業)のために使わせていただきます。

令和4年度 寄付金の使い道

皆様からいただいたご寄付は、すべて「子どもの食の支援事業」に活用させていただきました。
令和4年度寄付金額:11,141,000円(296人)

事業資金の91%は、ガバメントクラウドファンディングで賄われています。

①子ども食堂継続支援(8.82%)・・・子ども食堂支援のため、子ども応援基金への寄付
②しあわせ食卓事業・企業寄付品の配送 (6.3%)・・・企業寄付品をひとり親家庭等へ配送するための送料
③しあわせ食卓事業食品配送(77.8%)・・・ひとり親家庭等へ食品配送を行うための食品、梱包、配送、事務費用等
④つなぐ支援事業(4.1%)・・・ひとり親家庭等を対象に、電話等により、相談内容や家庭の状況を把握し、適切な支援につなぐ
⑤手数料・諸費用(3.6%)・・・GCF利用料、諸費用(周知用チラシ印刷等)

品川区長  森澤 恭子からのメッセージ

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 「子どもの食の支援事業」に関するガバメントクラウドファンディングは、令和元年度から開始して今回で5回目の実施となります。毎年度、目標額を大きく上回るご支援をいただいており、前年度は1,114万1千円の寄附額を、地域の子どもの居場所となる「子ども食堂の継続支援」と、ひとり親家庭等に食品を配送する「しあわせ食卓事業」に活用させていただきました。心より御礼申し上げます。

品川区の「子ども食堂」は、年々増加しており、現在は40か所となっています。子ども食堂は子どもが一人でも安心して利用できる、温かいご飯をおなか一杯食べられる場所であり、地域における子どもの食の支援拠点として大きな役割を担っていただいています。
また、「しあわせ食卓事業」では、ひとり親家庭などの食の支援を希望する世帯に対し、食品配送を行うとともに、自立に向けた支援を行っています。特に、コロナ禍や物価高騰といった厳しい環境下においてはより必要性が高まる事業であり、受け取った方からの感謝の声をたくさんいただいております。

今年度も、引き続き「子どもの食の支援事業」を実施することで、子ども食堂や食の支援を希望する世帯をできる限り応援していきたいと考えています。子どもの笑顔があふれる街、全ての子どもが伸びやかに、生き生き学び成長できる街の実現に向け、全力で取り組んでまいりますので、当事業にご賛同・ご支援いただきますようお願い申し上げます。

子どもの食の支援事業への応援メッセージ

社会活動家/東京大学特任教授 湯浅 誠さん

NPO法人全国こども食堂支援センター理事長の湯浅誠さんから、ガバメントクラウドファンディングへの応援メッセージをいただきました。ぜひご覧ください。

これまでに、品川区主催イベントにて講師としてお話していただきました。


・しながわ子ども食堂フォーラム2018(2018.6.9)
・子どもの食の支援~ガバメントクラウドファンディング説明会~(2019.6.4)

これまでに、品川区主催イベントにて講師としてお話していただきました。

子どもの食の支援事業を応援してくれています

協力企業様からコメントをいただきました。ぜひご覧ください。

ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付ができる制度のことです。手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられ、「実質の負担が2,000円」になります。

寄付金の「使い道」が指定できる魅力的な仕組みです。お礼の品をいただける自治体もあります。

※品川区のガバメントクラウドファンディングでは返礼品はありません。皆様からのご支援は子どもたちのために最大限活用させていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

東京都品川区

品川区は、東京湾に面した臨海部と山の手に連なる台地からなり、古くから交通、交易の拠点として栄え、考古学発祥の地としての有名な大森貝塚など歴史に名を残す史跡も数多くあります。
 
江戸時代には東海道第一の宿として賑わい、明治時代に入ってからは、京浜工業地帯発祥の地として発展してまいりました。
 
そして現在、羽田空港の国際化や、品川駅への新幹線の停車はもとより、リニア中央新幹線の乗り入れなど、再び交通、産業の拠点として重要な役割を担おうとしています。