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「お互いさまの気持ち」で支えるみんなの公共冷蔵庫 新潟コミュニティフリッジ

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 550,000

27.5%

目標金額:2,000,000

達成率
27.5%
支援人数
18
終了まで
受付終了

新潟県(にいがたけん)

寄付募集期間:2024年2月2日~2024年3月17日(45日間)

新潟県×フードバンクつばめ

プロジェクトオーナー

新潟県燕市を拠点に活動するフードバンクつばめでは、生活貧困やひとり親家庭など社会的支援を必要とする人々に対して食料や生活支援、学習や体験活動の機会を提供する取組を行っています。
2023年12月に新潟県では初となる公共冷蔵庫「新潟コミュニティフリッジ」の稼働を開始。企業や個人からの寄付品を施設に設置された冷蔵庫や冷凍庫で保管し無料でお渡しする仕組みを設けました。
現在400世帯ほどが利用してますが、配布する食料品が慢性的に不足していることもあり、全県の食品関連企業や農業事業者、県民等へ食料品の寄贈を促進するための活動資金をGCFで募集し、ひとり親家庭等生活困窮世帯等に切れ目の無い支援が継続できるような体制を構築したと考えています。

すべての子どもが自由に夢を描けるように

「すべての子どもが自由に夢を描けるように」それがフードバンクつばめの想いです。

日本一輝いているまち、燕市について

フードバンクつばめがある燕市は新潟県のほぼ中央に位置する、日本有数のモノづくりのまちです。
世界に誇る燕の金属加工の高い技術を駆使した金属洋食器は、輝きや造形の美しさはもちろんのこと、使いやすさにおいても高く評価されています。また、スプーンやフォークの国内製産量では95%以上のシェアを誇り、フライパンや鍋、包丁、金ザルやボウル、樹脂製しゃもじなど、あらゆるキッチンツールの主要産地となっています。
新潟五大ラーメンの一つである燕の背脂ラーメンは、昭和初期、輸出用の金属洋食器の製造が盛んで、夜遅くまで残業が続いた職工たちの要望から誕生したラーメンです。細麺・薄味で提供されていたラーメンを腹もちがよく、伸びにくい極太麺に変更し、汗をかく職工たちのため、しょっぱめのやや濃い醤油味に改良しました。さらに、スープを背脂で覆うことでスープが冷めにくくなり、忙しさのあまり出前直後に食べられない職工たちを喜ばせました。燕の背脂ラーメンは、金属産業が盛んなまち「燕」だからこそ生まれた食文化の一つです。
自然も燕市の魅力の一つです。名僧・良寛が愛した国上山は標高313mの低山で、軽装で気軽にトレッキングを楽しめます。県内最古の名刹「国上寺」や、江戸時代の名僧である禅僧・良寛が過ごした「五合庵」、「乙子神社草庵」など、歴史ロマン漂う山でもあります。
大河津分水桜並木は「日本桜名所100選の地」にも選出された桜並木で、世紀の大事業「大河津分水工事」の偉業を称え植えられたソメイヨシノが堤防沿いに咲き誇ります。毎年4月第3日曜日には、「つばめ桜まつり 分水おいらん道中」が開催され、 県内外の応募者の中から選ばれたおいらん役が付き人を従えて、桜並木の下、絢爛豪華な花絵巻を繰り広げます。

人・産業・食・自然のすべてが調和した「まち」燕市でフードバンクつばめは母子世帯や生活保護世帯など経済的に困窮する家庭の子どもを始め、全ての子どもたちの未来を応援するさまざまな取組を行っています。

洋食器
背脂ラーメン
国上山 朝日山展望台の良寛像
大河津分水の桜並木
つばめ桜まつり 分水おいらん道中

フードバンクつばめ設立の経緯

フードバンクつばめ理事長 青柳 修次さん

燕市で生活雑貨・福祉用品の企画・開発販売を行う株式会社 青芳の社長

フードバンクつばめを設立する前の2020年11月、フードバンクかもの理事長が、ひとり親家庭にクリスマスケーキをプレゼントする企画の申し込みが多く、予算が足りなくなったため寄付の依頼に来られました。
そこで、新潟県の自殺率が全国のなかでも高いという事や「こども食堂」と「フードバンク」の活動についても初めて直にお聞きし、知らない事ばかりで驚きました。

そして、新潟県フードバンク連絡協議会の拠点と事務局が三条市にあり、そこから燕市の生活困窮者やひとり親家庭の方々へ食糧支援を行っていただいている事、燕市行政がフードバンクの趣旨に賛同し、フードドライブの活動に取り組んでいる事、近隣市のフードバンクが燕市の100世帯以上の貧困家庭に食料支援をしていることもお聞きしました。

一方で、燕市の近隣市である三条市、加茂市、見附市、新潟市、長岡市には、既にフードバンクがあるのに燕市にはないことを知り、なぜ、ふるさと燕市にフードバンクが無いのかと疑問に感じ切ない思いでいました。
そこで、長年ボランティアで地域食堂の活動を行っている「おたがいさま食堂」の代表 関﨑様へ伺い、地域食堂の活動とフードパントリーの見学を通し、燕市でもフードバンクの必要性を痛感し、設立に取り組む行動を起こしました。

フードバンクつばめは、多くの法人および個人の方々より賛同をいただき、広く継続可能な寄付を募り、フードドライブやフードパントリーでの食糧支援の他に、以下の法律適用外の行政では出来ない必要とされる事業等に取り組み、子どもの命や育ちを支えるとともに、頼り先が少ないひとり親家庭の親子に安心と希望を届けられるよう設立いたしました。

・返済不要の「奨学金」制度創設
・学習機会の提供「寺小屋」の創設
・無料よろず相談所(法的範囲)の設立
・無料カウンセリング所(法的以外)の設立
・新潟県フードバンク連絡協議会との連携事業
・フードバンクの勉強会、普及促進活動など

フードバンクつばめの取組
こども食堂
つばめベースずっぺ
つばめベース学習室
つばめベース餅つき大会

令和5年12月「公共冷蔵庫」新潟コミュニティフリッジの稼働を開始!

フードバンクつばめでは、2023年12月に新潟県では初となる公共冷蔵庫「新潟コミュニティフリッジ」の稼働を開始しました。
コミュニティフリッジとは、企業や個人から寄付いただいた食料品や日用品を施設に設置された冷蔵庫や冷凍庫で保管し無料でお渡しする仕組みのことです。
これまでのパントリー方式では「仕事の都合で行けない」「知り合いに見られたら恥ずかしい」などの理由で必要な方に十分な支援を届けるのが難しいことがありました。
コミュニティフリッジでは24時間好きなタイミングで誰にも会わずに食料品や日用品を受け取ることが可能です。
現在、全県で400世帯ほどの世帯にご利用いただております。
冷蔵庫には利用者様が感謝の気持ちを込めてメモを貼ってくれます。

このメッセージが私たちにとって、何よりも励みなります。

コミュニティフリッジの入り口
コミュニティフリッジ
コミュ二ティフリッジ
コミュニティフリッジ
メッセージボード
利用者の声

寄附金の使い道と実施スケジュール

寄付金の使い道

公共冷蔵庫「新潟コミュニティフリッジ」の取組を周知し、食料供給が途切れることの無い持続可能な体制を構築するための補助を実施します!

公共冷蔵庫は現在400世帯が利用していますが、配布する食料品が慢性的に不足している状況です。
そのため、フードバンクつばめが新潟県内の食品関連企業や農業事業者、県民の皆さんへこの活動を周知し、食品の寄贈を呼びかける取組に対して補助を行います。

【取組の周知方法】
・新聞に一面紙面広告を掲載 約120万円 
・フードバンクつばめの近隣地域10万軒への新聞折込広告の実施 約80万円 

【目標金額に達しなかった場合等の寄付金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合でも、本活動に対する補助に活用させていただきます。
なお、200万円を超える寄付が集まった場合、新潟県クラウドファンディングを活用したフードバンク団体活動資金調達事業補助金交付要綱に基づき新潟県の一般財源として活用させていただきます。  

【実施スケジュール】
3月中旬~下旬 新聞一面広告、折込広告を実施                      

公共冷蔵庫「新潟コミュニティフリッジ」の取組を周知し、食料供給が途切れることの無い持続可能な体制を構築するための補助を実施します!

プロジェクトへの思い

フードバンクつばめ 青柳修次理事長

写真

様々な事情により生活が厳しい状況にある方々が増加しています。
経済の影響による仕事の事情、離婚や介護などの家庭の事情、それぞれに理由があります。
誰しもにある日急に訪れるかもしれない困難。そんなときに「困ったときはお互いさま」の気持ちで助け合いたい。
新潟コミュニティフリッジは、この助け合いの精神で提供くださる個人、企業・農業従事者などからお預かりした食料品日用品を、無人運営の冷蔵庫・冷凍庫にてお渡しする仕組みです。

新潟コミュニティフリッジの利用者は登録制で、新潟県在住の18歳未満の子どもがいる家庭で生活保護や児童扶養手当を受給、もしくは相当水準収入の世帯が原則対象となります。
無人運営のため、利用者は時間や人目を気にせずにいつでも都合がいい時間に食料品や日用品を受け取ることができます。

しかしながら昨年から続く物価高騰によりフードロスが減少し、これにより新潟コミュニティフリッジへのフードロス品のご寄付が減少しています。
その一方で支援を必要とする方は増えており、新潟コミュニティフリッジはますます不可欠な存在となっています。

この厳しい状況において、皆様のご支援がより一層重要となっています。
このプロジェクトは地域社会の結束を強化し、生活に苦しむ方々に安心と新たな希望をもたらす重要な一歩となります。どうか、温かいご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

プロジェクトを応援する声

新潟県フードバンク連絡協議会 山下浩子会長

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新潟県における初の公共冷蔵庫「新潟コミュニティフリッジ」の設立は、地域社会における重要な一歩です。
この取組は、格差が拡大する社会において困難な状況にあるひとり親家庭等に対し、継続した食の支援と子どもたちの健全な成長を支えるためのものです。

現在、全県約400世帯の方々がこのサービスを利用しておりますが、その利便性の高さゆえに食料品の供給が追い付かず慢性的な不足に直面しております。
皆様のご支援がこの意義深いプロジェクトを成功に導き、より多くの子どもたちに希望をもたらすことに繋がると確信しております。

私たちの取組にご賛同いただき、ご支援を賜れますようお願い申し上げます。

寄付者のみなさまへ

新潟県福祉保健部長 中村洋心からのメッセージ

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様々な事情から生活状況が厳しく食料支援を必要とされている方々がいます。

フードバンク活動は、生活に困窮されている方々にとって食のセーフティネットの役割を果たしており、支援が必要な方に適切な支援を届けるための新たな担い手として、その役割は大変重要であると考えています。
フードバンクつばめでは、新潟県で初となる公共冷蔵庫「新潟コミュニティフリッジ」を整備し、現在、食品寄贈量の増加に取り組まれています。また、将来は、この公共冷蔵庫の取組を新潟県内に広めていきたいという考えをお持ちです。
フードバンク活動は皆様の善意で支えられていることから、取組を拡大していくためには、寄付者の皆様に団体の活動を十分知っていただき、継続的にご支援を頂く必要があります。
このクラウドファンディングを通して、全国の皆様にフードバンクつばめの取組を知っていただき、活動にご協力を賜りたいと思います。

皆様方の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

【注意事項】

頂いた個人情報は、新潟県が寄付金の受付及び入金にかかる確認・連絡等に使用するほか、お礼状や活動報告等の送付のためフードバンクつばめへ提供します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年04月05日 17:00

    【お礼とご報告】

    この度は、「お互いさまの気持ち」で支えるみんなの公共冷蔵庫プロジェクトにご支援いただき、ありがとうございました。
    2月2日より開始致しましたこのプロジェクトでは、目標金額の200万円には届きませんでしたが、総勢18名の方々から、合計 550,000円ものご寄付をいただくことができました。
    心より感謝申し上げます。
    皆様からのお気持ちとご寄付いただいたお金は、フードバンク活動の周知と食品の寄贈を促進する為の広報活動として、3月31日、フードバンクつばめの近隣地域6万軒への新聞折り込み広告の製作と配布に活用させていただきました。
    これにより、地域の方々に公共冷蔵庫の取り組みを知っていただき、継続的な食料品の寄付につながることを期待しています。
    今後の取組の進捗状況は、フードバンクつばめの公式SNS (Facebook、Instagram)にて随時、ご報告してまいります。
    今後も、生活に苦しむひとり親家庭の親子の方々に安心と希望を届けられるよう努めてまいりますので、引き続きのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
    この度は、誠にありがとうございました。

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新潟県

燕市は新潟県のほぼ中央に位置する、日本有数のモノづくりのまちです。
世界に誇る金属加工技術を駆使した洋食器、新潟五大ラーメンの一つである燕の背脂ラーメン、名僧・良寛が愛した国上山、「日本桜名所100選の地」にも選出された大河津分水桜並木。
人・産業・食・自然のすべてが調和した「まち」それが燕市です。