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人と猫が幸せに暮らすまちを目指して【飼い主のいない猫をゼロにしたい!】

カテゴリー:動物 

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寄付金額 1,772,948

80.5%

目標金額:2,200,000

達成率
80.5%
支援人数
87
終了まで
受付終了

長野県小諸市(ながのけん こもろし)

寄付募集期間:2023年11月27日~2024年2月25日(91日間)

長野県小諸市

プロジェクトオーナー

小諸市では飼い主のいない猫が増加し、糞尿被害による生活環境の悪化、猫の交通事故死、無責任なエサやりによる住民間でのトラブルなどの課題が発生しています。

そこで無秩序な繁殖による飼い主のいない猫を増やさないために、令和元年度から「飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助金交付事業」を開始し、地域猫活動を展開しています。この事業を推進するため、クラウドファンディングに取り組みます。

地域猫活動のさらなる推進、猫の適正飼養や普及啓発を行い、猫と人が優しく共生していけるまちづくりを目指します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

猫と人が幸せに共生できる社会を目指して

無秩序な繁殖を止め、飼い主のいない猫を増やさないために

小諸市には飼い主のいない猫による環境被害に関する相談が多く寄せられています。
それと同時に、市民の皆様の中には猫が置かれている状況に心を痛めている方が多いことも事実です。

飼い主のいない猫を保護してくださる方、里親を探してくださる方、病院に連れて行って手術してくださる方がいます。

猫にとって外の環境は過酷です。天候や飢え、交通事故などといった様々な環境を生き抜かなくてはなりません。
そんな猫の中には、遺棄された猫、目ヤニで目は開かず鼻汁で呼吸がしにくい仔猫、毛づやが悪く痩せた猫などがいます。

猫による環境被害の解決、寿命を全うできずに亡くなることがないように、適正な管理のもと猫と人とが安心して共生できる環境を目指します。

猫の繁殖力

猫の妊娠期間は約2ヶ月(60~68日)で、一度の出産で平均5頭(4~8頭)出産します。
そして、約2ヶ月後に子猫が離乳すると次の妊娠が可能になります。
その子猫も生後6ヶ月前後で繁殖可能年齢に達するので、繁殖サイクルが非常に速いことが特徴です。

(環境省パンフレット「もっと飼いたい?」より)

猫の命を守る「TNR活動」「地域猫活動」の推進

【TNR活動とは】
飼い主のいない猫の繁殖を抑え、自然淘汰で数を減らしていくことを目的に、捕獲(Trap)し、不妊去勢手術(Neuter)を施して元のテリトリーに戻す(Return)活動のことです。

【地域猫活動とは】
地域における飼い主のいない猫トラブルを解決する仕組みをつくり、その地域に合ったルールに基づいて猫を適切に飼育管理し、不妊・去勢手術を徹底することで、猫をこれ以上増やさず、一代限りの命を全うさせ将来的に飼い主のいない猫をなくしていく活動です。

不妊去勢手術を施せば、飼い主のいない猫の繁殖を抑えて自然に数を減らすことができ、発情期の糞尿の臭いや鳴き声が軽減されます。
また、飼い主のいない猫が医療を受けられる絶好の機会にもなります。
手術を終えた猫は耳を「V」字にカットして、一代限りの命を地域の方に見守ってもらいます。

これらの活動の推進により、飼い主のいない猫を増やさないようします。

小諸市の取り組み

不妊去勢手術費用を助成しています

【対象】
市内に居住する個人または市内で活動する団体で飼い主のいない猫に動物病院で手術を受けさせたもの。

【補助金額】
手術に要した費用で
不妊手術(メス):10,000円/1回 去勢手術(オス):6,000円/1回

※令和2年10月より、さらなる活動推進のために補助金上限額を引き上げました。
(改正前)
手術に要した1/2の費用で
不妊手術(メス):5,000円/1回 去勢手術(オス):3,000円/1回

【捕獲機の貸出】
猫の不妊去勢手術のための捕獲機を無料で貸出しています。

補助金額の引き上げにより、補助金の交付数は2倍以上増加しました。
広報誌や回覧による広報活動により認知度が高まり、現在は多くの市民の方からの申請を受け付けています。

事業実績

令和元年度、3年度、4年度に本プロジェクトを行い、全国の皆様からの寄付により多くの飼い主のいない猫に手術を行うことができました。改めて御礼申し上げます。

また、猫が多く生息している地域に対して、自治会、ボランティア、保健所と連携し重点的に対策を行ってきました。

地域の方と活動している様子

さらなる活動推進に向けて

■地域猫活動の取り組みを知って頂くために

地域猫活動の回覧を実施し、取り組みを知ってもらうと同時に、地区に住む方たちだからこそ分かる猫たちの情報を収集し、問題を共有して解決方法を一緒に考えていきます。 

■多頭飼育崩壊を防止するために

多頭飼育崩壊により地域へ猫が流出し、地域の猫が増えてしまうことが問題となっています。多頭飼育崩壊現場では、元は数匹の猫から始まったが、2年で30匹を超えてしまいどうしようもなくなってしまったなどの声を聞きます。
 
多頭飼育崩壊の予防には不妊・去勢手術の実施が重要となります。真に動物との生活を楽しむために多頭飼育崩壊現場の救済を通した知識の普及、予防の取り組みを市民のみなさんに発信していきます。
 

■飼い猫におけるマナー向上

完全室内飼い、やむを得ず外に出す場合の不妊去勢手術と所有者明示を啓発していきます

寄附金の使い道

・飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助金の費用
・TNR活動、地域猫活動推進に必要な経費

※目標金額に達しなかった場合でも、目標金額を超えた場合でも、ご支援いただいた寄付金は活動推進のために活用させていただきます。

寄附金の使い道

佐久保健福祉事務所 食品・生活衛生課

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■市民の声に応えるべき対策を、三者協働(地域住民、ボランティア、行政)の実現に向けて

猫の環境被害で困っている人、現在の猫の置かれている状態を憂いている人の気持ちに応えるために取り組んでいきます。

飼い主のいない猫対策で重要なことは蛇口対策です。地域で猫がこれ以上増えないような取り組みを小諸市と連携して広げていきます。

小諸市長からのメッセージ

長野県小諸市長 小泉 俊博

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小諸市では、動物の愛護および管理に関する法律の趣旨に基づき、人と猫の共生社会を目指し、猫の不妊去勢手術の一部を補助する事業を実施しています。

この事業は、むやみな繁殖および猫の不適切管理に起因する住民トラブルを防止するとともに、交通事故や感染症、野生動物に襲われるなどの過酷な環境を生きなければならない飼い主のいない猫を増やさないことを目指しています。

皆様におかれましては、この事業の趣旨にご賛同いただきましてご支援のほどよろしくお願いいたします。

寄附者のみなさまへ

小諸市からのメッセージ

小諸市では人と猫が幸せに暮らすまちづくりへ向けて引き続きTNR活動、地域猫活動事業に取り組んでまいります。

この事業を通して飼い主のいない猫の命が尊重され、一代限りの命を全うできるよう願っております。
飼い主のいない猫をゼロにしていくことを目指し、命を授かったすべての猫たちが幸せに暮らせるように皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

本プロジェクトのご寄附にはお礼の品はございません。寄附金は上記の事業に充てることをもって、寄附いただいた皆様のお気持ちに応えることとし、お礼に代えさせていただきます。

  • 2024年09月28日 16:42

    ご寄付へのお礼

     本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、プロジェクト推進のためにこれまで多くの皆さまから心温まるご支援をいただきまして、心より感謝申しあげます。
     令和元年度より始まった「飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助金交付事業」ですが、いただいた寄付金によって、これまでに合計1,020頭への不妊去勢手術が実施されました。
     また、各年度に実施された手術頭数も年々増加しております。
     まだ、飼い主のいない猫の全てを手術しきれてはおりませんが、皆さまからの善意でいただいたご支援は、市内で活動しているボランティアの方々の活動の励みにもなっております。
     最後に、これまで温かいご支援をまことにありがとうございました。本補助金事業は、これからも継続し、人にも猫にも優しいまちづくりを目指しておりますので、本補助金事業にご興味・ご関心がございましたら、引き続きご支援いただければと存じます。

    もっと見る

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長野県小諸市

小諸市は、雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れる詩情豊かな高原都市です。

小諸市の歴史は古く、多くの縄文・弥生時代の遺跡が発掘され、中山道、北国街道、甲州街道の交わる交通の要所として城下町が形成され、物資の交流が盛んになり、商業都市として栄えました。昭和29年に、1町5村の合併で市制を施行し、現在に至っています。

小諸城址の懐古園は、小諸八重紅枝垂など桜の名所としても知られ、島崎藤村が愛した千曲川や浅間山には多くの方が一年を通して訪れています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 活動を応援し、成果を期待しております。
    猫たちの命をよろしくお願いいたします。

    2023年12月31日 22:20

  • 猫たちと共存できる街を作ってください。

    2023年12月31日 13:11

  • 猫ちゃんたちが幸せになる活動を応援しています。

    2023年12月25日 19:26

  • 人と猫が幸せに共生できる町、小諸って素晴らしいです。

    2023年12月13日 11:44

  • 野良猫を救ってくださってありがとうございます。近所にも最近子猫たち連れてごみ置き場にくるお母さんがいます。皆痩せていて、毎日食べ物を探しています。
    近年餌をあげるのも禁止されているような雰囲気がありますね。人間の冷たさに涙が出ます。

    2024年1月2日 16:01

  • 頑張ってください

    2023年12月31日 21:24

  • 応援しています。

    2023年12月31日 11:33

  • 動物愛護政策の継続をお願いいたします。

    2023年12月30日 21:43

  • 動物保護の推進がんばってください!

    2023年12月29日 10:10

  • 不幸な子猫を産ませないため、愛のある避妊去勢手術応援しています。

    2023年12月9日 14:17

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