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人と動物との豊かな共生社会を目指して~人と動物が幸せに暮らしていくチャンスを作ろう

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 3,001,400

100%

目標金額:3,000,000

達成率
100%
支援人数
92
終了まで
受付終了

広島県東広島市(ひろしまけん ひがしひろしまし)

寄付募集期間:2023年10月23日~2024年2月29日(130日間)

広島県東広島市

プロジェクトオーナー

「人と動物との豊かな共生社会を目指して~人と動物が幸せに暮らしていくチャンスを作ろう(保護犬猫の譲渡会、譲渡犬猫不妊去勢手術費補助金、地域猫活動補助金)」

東広島市では、環境に配慮し、持続可能で住みやすく、住みたくなる先端技術のまちを目指していく上で、動物愛護に関する啓発を通し、人と動物との豊かな共生社会の実現のために取り組んでいます。

野良犬猫の問題は、全国的な課題であり、東広島市でも多くの苦情や相談が寄せられています。野良犬猫を増やさないためには、動物に関わる私たち住民のマナー意識を向上することが必要です。さらに、保護された犬猫の命を守っていくことも大切です。
このことを啓発するイベントとして、動物愛護ボランティアの方たちの保護犬猫の命を守るための活動に賛同し、年2回行われる保護犬猫の譲渡会や啓発イベントを共催しています。(令和3年度からは譲渡会に参加する予定の保護犬猫の不妊去勢手術費に対する補助金を開始しました。)譲渡会等を通し、保護犬猫が新たな場所で幸せに暮らしていけるチャンスを作り、また、参加された方の動物愛護の精神や動物の正しい飼い方への理解を深めるきっかけとなることを期待しています。

また、令和3年度から新たに地域猫活動団体への補助金を開始しました。地域猫活動とは、「地域住民が主体となって、地域にいる野良猫の不妊去勢手術を行い、エサのやり方やふんの始末などに関するルールを定めて、地域で野良猫を適切に管理していくことにより、野良猫によるトラブルを減らすとともに、不幸な野良猫の数も減らして、住みよい地域にしていく活動(広島県動物愛護センター ホームページより一部抜粋)」です。

これらイベントや活動に対する支援を継続的に行い、住民の動物への意識向上を行うことで、最終的には譲渡会や地域猫活動の必要ない、人と動物が幸せに暮らしていく豊かな共生社会の実現を目指すものです。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

誰一人取り残されない動物との共生社会を目指して

野良犬猫にまつわる問題

写真

野良犬猫については、全国的な課題であり、東広島市でも多くの苦情や相談が寄せられています。
東広島市では、特に野良犬に関する相談が多く、相談があった際には、県動物愛護センターや地元住民と協力して野良犬の保護を行います。
保護された野良犬猫の大部分は、里親やボランティア団体に引き取られますが、治癒見込みのない病気や攻撃性がある等譲渡することが適切ではない場合には、殺処分が行われています。
このような殺処分される不幸な野良犬猫を減らすために、私たち一人ひとりが動物に対する知識、マナー意識を高め、野良犬猫の増加を防ぐとともに、保護された犬猫の命を守っていくことが大切です。

殺処分をなくすためにできること

あらたな不幸な命を増やさないために

野良犬猫が多い地域では、無責任な餌やりが行われる、残飯などが餌となっているケースがあります。このような場合、不妊、去勢をしていない野良犬猫では、繁殖回数や1回の繁殖数が増え、結果として保護犬猫が増えてしまうことにつながります。
また、飼い犬猫を適切に飼育できていない場合、野良犬猫との間で不幸な命が増えてしまうことがあります。
新たな「かわいそう」を生まないために、住民一人ひとりが正しい知識とマナー意識を持つ必要があります。

保護犬猫を守るために

市内で活動されている動物愛護ボランティアの皆様は、保護された犬猫が殺処分されないよう、保護された犬猫を引き取ったり、野良犬猫を直接保護したりし、不妊去勢手術をして、家庭に迎え入れてくれる譲渡先を探して懸命に活動されています。

東広島市の取組み

東広島市では、このような不幸な犬猫がなくなるよう、動物愛護ボランティアの方々と協働で、住民の動物への愛護意識の向上や、保護犬猫の譲渡を目的として、啓発活動や譲渡会の開催、また補助金の交付等に取り組んできました。   

■これまでの取組

●保護犬猫をむかえよう!(譲渡会) 計16回
●展示等による動物愛護に関する啓発 計7回
●ホームページや広報紙を用いた啓発
●譲渡犬猫不妊去勢手術への支援(令和4度は犬10頭、猫70頭の手術を補助)
●地域猫活動への支援(令和4年度は5つの地域猫活動団体を補助) 

寄付金の使い道

動物との共生社会を目指した取組みに賛同いただける方は、ご支援をよろしくお願いいたします。皆様からいただいた寄付金は下記の費用に活用させていただきます。

■ 保護犬猫の譲渡会に関する費用
■ 啓発活動に係る諸経費
■ 譲渡犬猫不妊去勢手術費補助金等の費用
■ 地域猫活動補助金の費用
■ 野良犬の保護対策や地域猫活動の推進支援などの課題解決の施策に必要な費用

※事業実施に向けて全力で取り組んでいきますが、万が一実施できない事由が生じた場合は、当該寄付の趣旨に沿うような事業に活用させていただきます。当該寄附は「負担付寄附」ではなく、「用途を指定した寄附」としてお受けするものであることをご了承ください。

今後も、動物愛護ボランティアの方々との連携を強化し、官民一体での活動を継続して行うことで、人と動物が豊かに共生できる社会を構築し、最終的には、不幸な犬猫がいなくなり、譲渡会の必要ない未来を目指しています。

動物福祉もSDGs★人も動物も幸せに過ごせる街

一般社団法人ワンハート制作委員会 代表 古賀 木綿子氏

誰一人として取り残さない慈しみ深い街へ

2012年12月 当時日本ワースト1位の犬猫殺処分であった広島県の現状を少しでも、まずはこの東広島から変えていけたら・・!との思いで、地元FM局にて、動物福祉啓発番組『ワンハート♥ニャンハート』の放送を開始しました(現在も放送中)。
飼育崩壊・無責任な餌やりによる不幸な繁殖など、犬猫問題=人の問題であることに着目し、さまざまな立場の方々への取材を通し、『市民・行政・ボランティア』この三者が問題解決に協働して着手しなければ、根本的な解決はなされないことに気づきました。
そこでまず、東広島市環境先進都市推進課に何度も足を運び、ボランティアと市との意思共有や、交流の機会を持つべく、『犬猫ボランティアミーティング』を定期的に開催することにしました。その中で、行政の在り方、ボランティアの要望等について協議し、対立しがちな二者の手を繋げる部分を見出す方策に乗り出しました。

残念なことに、広島県内では犬猫問題について、動物を排除することで解決しようという風潮が各所に根強く残っています。そこをどのように、動物愛護法にも則った形で、命を慈しむよう理解を深めていただけるかを考えていく中で、特に、若い世代への熱心な教育・啓発を継続し続け、『人と動物の未来を、多くの人が手をつなぎ救っていくあり方』を実現していくことだと考えました。
そこで、市との共催によるイベント『保護犬猫を迎えよう!-譲渡会の必要のない街を目指して-』を発起し、2023年6月までに、16回の譲渡会付き啓発イベントを開催しました。その際には、市内小中高校全生徒への啓発色豊かな告知チラシを配布し、家族の一員であるあなたのペットの事、お友達のペットの事、お外で暮らす犬猫の現状等について、若い世代の方に楽しく理解を深めていただけるよう努めてまいりました。
命と向き合う局面もあり、気の抜けないボランティア活動の一面もありますが、≪できる人が できる時に できる事を≫をコンセプトに活動を展開する中、実に多くの市民の皆さまが「なにか自分にできる事はありませんか?」と自然と集まり、出入り自由なグループとなるよう活動を行っています。

ワンハート制作委員会 活動実績 一部

○ 保護犬を迎えてくださったご家族等を対象に、犬のしつけ方教室を開催
○ ペット防災に関する講演や動物愛護ドキュメンタリー映画上映会を開催
○ 広島県、東広島市と連携しての地域猫活動推進のお手伝い
○ 野良ワンコゼロプロジェクトをモデルケースとし、地域住民と実働
○ 西日本豪雨災害時のペット動物と飼い主さんへの支援活動
○ 呉市動物愛護センターボランティア共催による写真教室開催
○ 所有者不明猫のTNR活動
○ 行き場のない保護可能な犬猫の預かり、頭数は現在110頭前後
(ボランティア一般家庭での譲渡に向けての保護養育活動)

SDGs未来都市に選定された東広島市が策定した、第5次東広島市総合計画の根底にある『誰一人として取り残されない』という理念に、ワンハート制作委員会も共感し、動物の問題が人の問題であるということを、最も分かち合える協働の形を、これからも行政と市民と模索していきたいと願っています。

  • 2024年06月12日 15:32

    令和4年度に皆様にいただいたご支援は、令和5年度事業に充てさせていただきました!

    ・令和5年6月4日と10月1日に市とボランティア共催で犬猫譲渡会「保護犬猫を迎えよう!」を開催しました。2日間で計2,000人程が来場され、大盛況を収めました。
    ・犬の保護機を4台修理しました。
    ・譲渡犬猫不妊去勢手術費補助金により、犬12頭、猫33頭の不妊去勢手術の補助を行いました。
    ・地域猫活動補助金により、3組の地域猫活動団体に消耗品費等の補助を行いました。
    ・犬の保護機の搬送費用に充てました。

    これも皆様のご協力のおかげです。今後もこれらの事業を通じて、人と動物が幸せに暮らしていく豊かな共生社会を目指してまいります。

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  • 2024年02月01日 10:17

    目標達成の御礼

     この度は当プロジェクトに対し、皆様の温かいご寄附を賜り、誠にありがとうございます。皆様のご支援のおかげで、目標額を達成することができました。多くのご支援を頂けましたのも、当プロジェクトに対する皆さまの関心の高さだと受け止めております。
     皆様から寄せられた貴重な寄附金は、譲渡会に関する費用、不妊去勢手術・地域猫活動等への補助金など動物に係る課題解決に利用させていただきます。 
    引き続き、動物愛護ボランティアの方々との連携を強化し、官民一体での活動を継続して行うことで、最終的には譲渡会が必要ない、人と動物が幸せに暮らしていく豊かな共生社会の実現のために取り組んでまいります。今後とも、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

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広島県東広島市

東広島市は、昭和49(1974)年4月に西条・八本松・志和・高屋の4町の合併により、広島県内で12番目に誕生した市です。
長い歴史と伝統、恵まれた自然環境を背景に「賀茂学園都市建設」および「広島中央テクノポリス建設」の2大プロジェクトを柱に、社会基盤や産業基盤の整備を進めてきました。
また、平成17(2005)年2月、黒瀬・福富・豊栄・河内・安芸津の5町との合併を経て、内陸部の山々や瀬戸内海の多島美を望む海岸線まで市域が広がり、歴史・文化等の多くの地域資源が加わりました。
そして、平成26(2014)年4月には、市制施行40周年を迎えました。この間、官民の学術研究機関の集積や企業の立地も進むなど、全国でもその成長が注目される都市となっています。
令和2(2020)年7月17日には、内閣府が進める令和2年度「SDGs未来都市」に広島県内の市町で初めて選定されました。
 「SDGsとは」
持続可能な開発目標と和訳され、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。