人も猫も幸せなまちとなるように。地域猫活動を支援したい
カテゴリー:動物
寄付金額 1,319,500円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 131.9%
- 支援人数
- 83人
- 終了まで
- 受付終了
長野県東御市(ながのけん とうみし)
寄付募集期間:2023年10月3日~2023年12月31日(90日間)
長野県東御市(ながのけん とうみし)
東御市では、飼い主のいない猫(以下「野良猫」と言います。)による生活環境被害や動物愛護に関する相談が多いため、地域猫活動(地域の方の理解と協力のもと野良猫に不妊去勢手術を施し、適切に管理する活動)を進めています。
令和3年(2021年)1月から「飼い主のいない猫の不妊去勢手術費」に補助を開始し、令和5年3月末までに、342匹の猫の不妊去勢手術が実施され、合計2,295,600円の補助金を交付しました。
また、この補助金にはクラウドファンディングにより寄附いただいた合計2,689,000円を活用しています。
飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助事業は引き続き実施しており、「人も猫も幸せなまち」となるように、さらにこの活動を進めていきたいと考えています。
この事業にご賛同いただける皆様のご支援をお願いします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
不幸な野良猫がいなくなるように
市内において、野良猫の相談が多くあります
敷地内に糞尿をされて困っている、発情の鳴き声がうるさいなどの「生活環境被害」に関する相談や、野良猫がお腹を空かせていてかわいそう、子連れの猫がいるので保護してほしいなどの「動物愛護」に関する相談が市に寄せられています。
しかし、保健所や市では原則野良猫の引き取りをしていません。かといって、対策を行わないと野良猫が増えるままになり、猫による生活環境被害はなくならず、より悪化する可能性があります。
地域猫活動を進めています
そこで、地域にお住まいの皆様の協力のもと地域猫活動を進めています。
地域猫活動とは、野良猫に不妊去勢手術を施し、適正に管理する活動です。一代限りの生涯を全うさせることで野良猫は徐々に数が減少し、地域内の野良猫による生活環境被害が改善します。
地域猫活動の具体的な内容
(1)これ以上野良猫を増やさないために不妊去勢手術を行います。
(2)餌は決められた時間に、決められた場所で与え、食べ残しはきちんと片付けます。
(3)決められた場所にトイレを設置し、定期的に清掃します。
飼い主のいない猫の不妊去勢手術費の補助事業
飼い主のいない猫の不妊去勢手術費の補助を令和3年(2021年)1月から開始したところ、野良猫が増えて困っていた、不妊去勢手術をしたいなどの相談や補助金の申請が多くありました。
補助実績(手術頭数/補助金交付額)
この補助金には、クラウドファンディング(令和3年度、4年度実施)により寄附いただいた合計2,689,000円の寄附金を活用しています。
飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助事業は引き続き実施しており、「人も猫も幸せなまち」となるように、さらにこの活動を進めていきたいと考えています。
寄附金の使い道
飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助事業のための経費等に使わせていただきます。
※目標額を上回った場合、下回った場合も本事業に活用させていただきます。
寄附のお礼について
お礼の品はありません。寄附金をこの事業に充てることをもって、お礼に代えさせていただきます。
寄附いただいた方で、氏名公表を可としていただいた方のお名前は東御市ホームページに掲載させていただきます。
猫の大切な命を守れる地域にしたい
生活環境被害の原因となる野良猫にも大切な命があります。「動物の愛護及び管理に関する法律」は、すべての人が『動物は命あるもの』と認識し、人間と動物が共に生きていける社会を目指しています。
人と猫が暮らしやすいまちのために
長年、糞尿被害に苦しんでいる住民、猫のことを憂いて悩んで孤立する住民、そして、短命という宿命を背負って生まれてくる野良猫の命のため、今いる一代限りの命を見守り、決して新しい不幸な命を生み出さない「地域猫活動」を進めていきたいと考えています。
地域に暮らす人にとっては、猫による生活環境被害がなくなるように。
猫にとっては、一代限りの命を全うすることで、交通事故等と隣り合わせの不幸な猫を減らすために。
「人も猫も幸せなまち」となるように、この事業へのご支援をお願いします。
※掲載している写真は、市内で地域猫活動をしていただいている個人の方、また、団体(NPO法人 一匹でも犬・ねこを救う会)から提供いただきました。
地域猫活動を進めるための取り組み
市内小学校での猫の写真展で、地域猫活動について展示(2022年6月〜12月)
東御市丸山晩霞記念館により、猫の自然な姿を撮ることで知られる写真家の沖昌之さんの作品が市内の小学校に展示されました。
地域猫セミナーを開催(2022年11月)
練馬区で地域猫活動を10年以上取り組んでおられる、NPO法人ねりまねこ 亀山理事長、副理事長をお招きし、地域猫活動についてお話しをいただきました。
第二部では、市内の事例を交え、『地域猫活動と多頭飼育崩壊』についてパネルディスカッションを行いました。
このほか、多頭飼育問題の予防、解決のために。多機関連携に取り組んでいます
多頭飼育問題とは、飼っていた動物が増えすぎてしまい、飼い主の生活の質の低下や近隣の衛生環境が悪化してしまうことで、全国的な課題となっています。
この場合、飼い猫と野良猫が混在して、餌やりなどの面倒を見られていることが多いため、飼い猫の不妊去勢手術とともにその周辺の野良猫の不妊去勢手術も必要となります。多頭飼育問題は地域猫活動と関連した課題です。
多頭飼育の背景には、飼い主の生活困窮や社会的な孤立等があり、社会福祉的支援が必要な事例が多いです。
その解決には、「人(飼い主)」と「動物(飼い猫等)」の問題に対し、それぞれの関係者(福祉担当、動物担当、その他)が連携して対応することが重要となります。
このような中、東御市において多頭飼育となっている家庭を、「人」と「動物」の関係者が連携して、解決に取り組みました。
◇ 「人」の支援・・・東御市社会福祉協議会、長野県社会福祉協議会 → 飼い主の生活のサポートなど
◇ 「動物」の支援・・・NPO法人一匹でも犬・ねこを救う会、しんけん動物病院(動物移動手術車)、上田保健所、長野県どうぶつ愛護センター → 飼い猫の手術のサポート、猫の飼い方教室の実施など
◇ 「そのほか環境」の支援・・・東御市生活環境課 → ゴミ(エサ袋、使用した猫砂等)の分別の案内など
これをきっかけとして、関係者により「チームTAG(タッグ)」を結成し、月1回のzoom会議を実施するとともに、多頭飼育問題の「情報共有・研究・情報発信」に取り組んでいます。
東御市長 花岡 利夫
東御市では、動物の命を大切にし、人間と動物が共に暮らせるまちづくりを目指しています。
地域猫活動を推進するために、これまでに実施したクラウドファンディングで合計2,689,000円の寄附をいただきました。
ご協力いただきました皆様には感謝を申し上げます。
飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助事業は引き続き実施しており
「人も猫も幸せなまち」となるように、さらにこの活動を進めていきたいと考えています。
また、このプロジェクトを通じて、市内の猫に関する現状を多くの方に知っていただき、動物の命について考える機会になればと考えております。
皆様のご支援のほど、よろしくお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
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2023年12月29日 12:30
多頭飼育問題について、人と動物のふくし研究会~OneWelfareプロジェクト~ に参加しています
今年の4月から長野県社会福祉協議会により開催されている本研究会は、
福祉・動物愛護の関係者(社会福祉協議会・行政・保健所の職員、動物愛護ボランティア)が県内各地から集まり、
多頭飼育問題等を構造的に考え、支援や連携のあり方と具体的な手法を学び、
各地域で連携してこの問題に取り組める基盤を創り出すことを目的としています。
5回目の研究会が12月26日に開催され、東御市から「支援拒否から介入ポイントへ」というテーマで、
飼い主から支援拒否の態度があった場合の関係構築のポイント等について情報提供し、グループワークを行いました。
グループワークでは、
・飼われている動物がいると、繁殖や生活環境の悪化などのおそれがあり、飼い主との信頼関係構築に時間をかけることがリスクになる。
・支援拒否をされたが、月に何度も訪問したことがある。話ができる糸口を見つけることが大事。
などの話がありました。
このほか、上田保健所からは「殺処分ゼロというスローガンについて」のテーマで情報提供がありました。もっと見るまだコメントはありません
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2023年12月25日 13:08
目標金額達成!お力添えありがとうございました
飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助金の経費等を募るために実施しているクラウドファンディング(寄附募集)につきまして、12月18日に目標金額100万円を達成しました。ご協力いただき、感謝申し上げます。
寄附募集は12月31日まで実施しますので、引き続きよろしくお願いします。もっと見るまだコメントはありません
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2023年12月11日 17:30
多頭飼育問題や地域猫活動について、 長野県まちづくりボランティアフォーラム2023 に出席しました
12月2日、長野県福祉大学校(諏訪市)で開催された本フォーラムの
第4分科会「住民の力・ボランティアの力 人間と動物の関係を考える」に出席しました。
多頭飼育問題や地域猫活動について、行政、ボランティア、獣医師や長野県社会福祉協議会によるクロストークを行い、日頃の取り組みや課題などを共有しました。
・多頭飼育問題は一人で、また、すぐに解決できないものなので、動物・福祉の関係者がチームとして連携して対応することが大事。
・多頭飼育問題も地域猫活動も地域の課題なので住民に知ってもらうことが大切で、そのための勉強会をボランティアや行政は支援できる。
・最近は、動物担当課へ福祉課や民生委員からの相談が増えており、地域猫活動などの広報が大切だと感じている。さらに広報啓発していきたい。
などの話がありました。
来場された方々も熱心に聞いていただき、取り組んでいる地域猫活動の取り組みや今後どのような地域としたいか、などの共有をしました。関連リンク
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2023年10月13日 18:01
【第3弾】地域猫活動支援のためのクラウドファンディングを実施しています
飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助金の財源等を募るために、クラウドファンディング(寄附募集)を実施しています。募集期間は12月31日(日)までの90日間で、目標金額は100万円です。
「人も猫も幸せなまち」となるように、補助事業を進めていきたいと考えています。
ご賛同いただける方のご協力をよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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長野県東御市
東御市は、小県郡東部町と北佐久郡北御牧村の2町村が合併して、平成16年4月1日に誕生しました。地理的には長野県の東部に位置し、北は上信越高原国立公園の浅間連山を背にし、南は蓼科、八ヶ岳連峰の雄大な山なみ、島崎藤村が詩に詠んだ千曲川と鹿曲川の清流とが織りなす豊かな風土と歴史に恵まれた美しい市です。
写真は、季節の移り変わりを映す明神池を中心に広がる芸術むら公園です。千曲川をはさんで雄大にせまる浅間山の姿は、まさに絶景です。池畔には東御市北御牧出身の造形家・保科豊巳氏(東京藝術大学副学長)制作の環境芸術作品「結いの高欄道」がシンボリックに回遊し、また北御牧が奈良時代須恵器文化のゆかりの地である歴史にちなみ、3つの焼成室を持つ本格的な登り窯も設置されています。
【特産品】
くるみ(シナノグルミ)、巨峰、白土馬鈴薯、スイートコーン、薬用人参、八重原米など。近年ではその恵まれた気候から、ワイン用ブドウの栽培が盛んにおこなわれ、国際的にも高く評価されているワインも誕生しています。
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