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諦めない殺処分!そして老犬にも穏やかな余生を!

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 3,605,000

180.2%

目標金額:2,000,000

達成率
180.2%
支援人数
122
終了まで
受付終了

群馬県前橋市(ぐんまけん まえばしし)

寄付募集期間:2022年11月21日~2023年2月19日(91日間)

群馬県前橋市×ドッグリライフ群馬

プロジェクトオーナー

ドッグリライフ群馬は、以下の取組をしているボランティアチームです。

◆飼い主のお迎えがなく収容期限が過ぎ、年齢、疾患、人慣れ、性格等が理由で保健所の譲渡対象から外れてしまった犬を保護し避妊去勢手術、ヘルスケア等を行いマッチングを大切に里親募集、譲渡をします。

◆保健所に収容されている犬の健康状態、性格の把握に努め、環境によるストレス軽減の為にお散歩、一緒に遊ぶなど運動をし、野犬には人に慣れるよう通っています。収容中でも必要に応じてシャンプーをしたり、緊急時には受診を行っています。

◆譲渡対象にならない犬の緊急募集をすることもあります。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

老犬も病気の子も愛情いっぱい、おだやかな余生を過ごせるようにしたい!

ドッグリライフ群馬は群馬県内の犬の殺処分を1頭でも多く減らすために活動しているボランティアチームです。
当団体は前橋市保健所、群馬県動物愛護センター、高崎市動物愛護センターの登録団体になっています。
譲渡対象にならないシニアや病気の犬を主にレスキューしています。

ドッグリライフ群馬が老犬、傷病犬、野犬を中心に救うようになったのには訳があります。
団体を発足した当初、スタッフも預かりボランティアも少ないなか、足繁くお世話に通い、早くお迎え来るといいねと励まし続け救えなかった収容犬が何頭もいました。
親子で所有権放棄で救えなかった息子犬、まだ若い子でした。

お母さん犬を抱っこすると心配そうな目で見上げていた顔が頭から離れません。
癖のある子で保健所の譲渡対象から外れ、まだ団体に力がないばかりにお母さん犬だけしか救えなかった悔しさは想像して頂けると思います。

本来なら保護団体としては譲渡の望みの低い、癖のある子や看取りの老犬が増えるのは避けたいことなのかもしれません。
幸い譲渡しやすい子は信頼出来る他団体さんの目にとまりやすく、必然的にドッグリライフ群馬は老犬、疾患のある子が多くなるということになります。

みなさまのご寄付は、こういった犬たちの保護活動に活用させていただきます。
団体それぞれに違う特色があるからこそ、うまくまわっていくものです。ドッグリライフ群馬はその役割を全うしたいと思います。

保健所でのお世話

メンバーは皆さんと同じように仕事をもち、子育てをしながら時間のやりくりをしつつ日々交代で通っています。

収容された犬たちが、慣れない環境での生活で体調を崩していないか?軟便になってないか?など、可能な限り個々の健康状態の把握に努めています。

また、保健所ではどうしても狭いサークルの中での生活になってしまいます。
ストレス発散のためにできる限り外へ出し、運動をさせます。

その中で、ブラッシングはできる子か?何が苦手か?リードの引きはどうか?など、期限が切れてしまったあと行動に移しやすいよう、性格の把握も同時に行っています。
保健所収容犬、猫のお世話に通う唯一の団体であることを活かし、他団体様にお願いできる部分はご協力を仰いでおります。

看取り覚悟での引き出し

収容時すでに容態が悪く受診の結果、手の施しようのないほど悪化していることもあります。
そのような子達もせめて保健所ではなく暖かい人の手のなかで、柔らかな毛布の上でと願い、引き出しています。

きちんと手をかけてもらうと状態の悪い子も一旦は持ち直し、美味しいねとご飯を食べ、表情も明るく楽しそうにしてくれます。

急に容態が悪くなり緊急手術したものの、他の疾患が原因で亡くなるという辛い現実もあります。

末期という現実を変えることは出来なくても、ほんの数日だとしても、せめて苦痛は出来るだけ取り除き、穏やかな最期を迎えて欲しいと私達はそう願っています。

野犬

群馬の赤城山にはまだ野犬がいます。
野犬の親犬を捕獲するのは簡単ではありませんが年々数は減ってきています。親犬は子育てのしやすい同じ場所、地域で出産することも多く、わかっている場所には保健所で檻を設置し定期巡回しています。
仔犬が大きくなってしまうと保護するのが難しくなり、そのまま成犬になれば野犬が増えてしまうことになります。

人間を知らずに育った仔犬が人間が怖いのは当たり前、触られるだけでお漏らししてしまい、なかには怖くて身を守るために噛んでしまう子もいます。
人の見ている前ではご飯も食べられないでいる子達、毎日通い声掛けやそばにいる事から始めていきます。
人、車、音、全てが怖い野犬においては、保健所に収容されたままでは人慣れにも限界があります。
もっと人のそばで時間も手もかけてあげる必要があります。保健所から引き出し、命を守る首輪に慣れることからはじめ、抱っこ、散歩の練習など人との暮らしを教えていきます。

抱っこは絶対に必要なものではありませんが病院でのスムーズな受診を考えるとできるに越したことはありません。
野犬の子は警戒心は強いですが、その分、頭の良い子が多いように思います。
幸せなご縁に繋がるよう沢山の経験をし、日々お勉強中です。

寄付の使い道

みなさまからのご寄付は以下の活動に活用させていただきます。

◆団体の活動費用
引き出した後の医療費や、管理費等や食料などの物品購入費用等(ミルク、離乳食、トイレの砂、治療食、医療費等)

◆前橋市が実施する動物愛護事業
保護している犬猫のエサ代、ワクチン費、医療費、設備整備費 など
猫の去勢不妊手術の補助金事業費

目標金額に達しなかった場合でも、補助事業は実施します。
目標金額以上に集まった寄付金は、本プロジェクトの趣旨に沿った経費として活用させていただきます。

団体から寄附者のみなさまへ

こんにちは。DOG ReLIFE GUNMA 代表の新井礼子です。
前回参加させていただきました、6月10日~9月7日に行われたふるさと納税型クラウドファンディングでは、たくさんの皆様方のご協力のおかげで目標額を達成することが出来ました。
この場をお借りして、ご支援くださった皆様に改めて感謝申し上げます。

そして、今回も前橋市よりお声掛けがあり参加させていただきました。
犬や猫の収容も殺処分もなければ良いのですが、私達の前橋市保健所での活動は、まだまだ犬や猫の収容があれば続いていくと思われます。
今年度も、譲渡対象にならなかった犬や野犬の子犬、病気の犬など複数の犬を前橋市保健所から引き出しています。
前回のクラウドファンディングで集まったお金の一部は、すでにかかった医療費や、酸素発生機など、必要なものに使わせていただきました。
そして、これからも医療費は継続的に発生すると思われます。

人間の身勝手で収容された罪のない犬達が、命を奪われることなく幸せになれますように。
願わくば、新しい家族に迎えられ幸せになりますように。
病気の子は痛みや苦しみを取り除いてあげたい。
その為に私たちは活動を続けて参ります。
今回も皆様からのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

前橋市から寄付者のみなさまへ

前橋市衛生検査課から

こんにちは。前橋市保健所衛生検査課です。前橋市は平成21年に中核市になって以降、市保健所にて動物愛護管理業務を担ってきました。動物愛護管理業務には、保護・収容した犬猫を、譲渡につなげていくという大切な役目があります。保護された犬猫にとって快適な環境を整備し、さらなる譲渡推進を行っていくためには継続的な支援が必要な状況となっております。

いただいた寄附金の一部については、飼養管理費としてのエサ代やワクチンをはじめとする医療費などに加え、保健所で保護している犬猫の飼育環境の整備(広いケージや施設の改修等)のためにも使わせていただきたいと考えています。みなさまのお力添えをいただけると幸いです。

前橋市長から

大好きな犬・猫のために何かしてあげたい。そういった気持ちに応えられるよう、最前線で活躍している動物愛護団体と市の動物愛護管理事業に直接、寄附金を充てられるようにしました。
動物愛護への関わりにはいろいろな手法があります。みなさまのお力添えをいただければと思います。動物愛護団体の方々へは各方面でさらなる活躍を期待しています。

犬がいて、猫がいて、人がいて、森の中には熊がいて、鹿がいて
たまには誰かが誰かの邪魔になるけれども
そこはみんなの居場所なんだと私は思う

現在進捗情報はありません。

群馬県前橋市

前橋市は、群馬県の県庁所在地で、日本百名山である赤城山のすそ野に位置する自然に恵まれた豊かなまちです。まちの中心から1時間圏内に風光明媚な赤城山と利根川があり、四季折々の異なる風景を楽しむことができます。

前橋市は、目指すまちの在り方として、「めぶく。~良いものが育つまち~」を掲げています。「めぶく。」まち、すなわち「挑戦する人を応援するまち」「多様な生き方を肯定し見守るまち」として、人や街を幸せにするチャレンジを応援しています。