不幸な猫を増やさない!持続可能な飼い主のいない猫対策を目指して!!!
カテゴリー:動物
寄付金額 3,092,500円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 154.6%
- 支援人数
- 86人
- 終了まで
- 受付終了
愛知県長久手市(あいちけん ながくてし)
寄付募集期間:2022年10月3日~2022年12月31日(90日間)
愛知県長久手市 × にゃんこサポート
【不幸な猫を増やさない!持続可能な飼い主のいない猫対策を目指して!!!】
愛知県長久手市には、「近所で猫が増えて困っている」、「夜中に鳴き声がうるさい」、「敷地内でフン尿をされて困っている」など、飼い主のいない猫への苦情・相談がたくさん寄せられています。
「にゃんこサポート長久手」は、飼い主のいない猫への避妊去勢手術・適正管理を通じて、望まれない繁殖で生まれる不幸な猫を減らし、一代限りとなった命が地域で見守られるよう、住民と猫が共生する地域社会を目指します。
そのための飼い主のいない猫の手術・治療等の医療費、フード・衛生用品の費用、譲渡会開催などの啓発活動費を募集します。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
飼い主のいない猫(野良猫)達を、温かい目で見守る社会を目指して
愛知県長久手市には、飼い主のいない猫達(野良猫)による糞尿被害や、餌やりへの苦情や、子猫達の保護依頼などの相談が度々寄せられます。
日々、地域住民の方々から寄せられるご相談の中には…自宅の庭で生まれた子猫をどうにかして欲しい、可哀想で餌やりしていたら、お腹が大きくなり、いつの間にか増えてしまったがどうしたら良いか…など様々ですが、ご相談をされる方が、実際に掛かる費用の全てを負担して下さる事は、残念ながらほとんどありません。
私達は、飼い主のいない可哀想な猫達を減らしたいと言う思いで、2019年5月、にゃんこサポート長久手と言うボランティア団体を立ち上げ、飼い主のいない猫(野良猫)の繁殖を防ぐ事を目的として、約3年の間TNR活動をしてきました。
長久手市からは助成金として、手術費用の約半額を頂いていますが、残りの約半額をボランティアが負担しなくてはなりません。
また手術可能な成猫の場合は術後に元の場所でリターンし、子猫の場合には不妊手術が出来ない月齢の為に、不妊手術が可能になるまで保護し、里親様を見つける事が必要になり、その間の餌代、ミルク代、ペットシーツ、猫砂などの消耗品、体調が悪くなった場合の受診代などの費用は全て私達ボランティアの負担となります。
その為、私達は日々活動をすればする程、その負担額が大きくなり、現在ボランティア活動が立ち行かなくなる状況になっております。
にゃんこサポート長久手はTNR活動をしています
TNR活動とは…
T(トラップ) ・・・捕獲して
N(ニューター) ・・・不妊手術して
R(リターン) ・・・元の場所へ戻す
TNR活動を実施する事で、飼い主のいない猫達の繁殖を制限することが出来、手術済みの子達からは新たな生命が生まれる事がない為、その一代限りとなった生命を見守る事で、飼い主のいない猫達への苦情も減り、その地域からはいずれ、飼い主のいない猫達の姿はなくなるでしょう。
飼い主のいない猫達は、不妊手術済みである印として、獣医さんには耳にV字カットを入れて頂き、一目見て、術済みの猫だと判る様になります。同じ猫を2回捕獲しない為にも必要な目印になります。
2019年は45匹
2020年は113匹
2021年は152匹
2022年7月現在は63匹のTNRを実施しました。
TNR活動は…
現場の餌やりさんからの情報収集に始まり、捕獲できるまで何度も何度も足を運びながら、動物病院の予約、搬入から引き取り、自宅での療養期間、そして元の場所へのリターン…
一匹の猫をTNRするだけで費用は勿論の事、人手とかなりの時間を必要とします。
また野良猫の平均寿命は3~5年といわれています。一代限りとなった命、どうか温かく見守って下さい。
自宅での保護猫達のお世話
保護猫達の里親探し
保護した猫達の里親様が見つかるまでに、ワクチン接種を始め、ノミダニ駆除、便検査、血液検査、爪切りなど、多額の費用や、食事や排泄を含む毎日のお世話が必要となります。
私達は日々、それぞれの自宅を使用して猫達のお世話をしております。特別に大きな家に住んでいるわけでもなく、もちろん皆さんと同じ普通の家です。
その中には、リターンする予定だった術後の猫でも、急遽リターンを取り止め、保護に切り替える事もあります。
術中に病気が発見され、元の場所にリターンしても自力では生きていけない事が容易に想像出来る場合です。勿論その子に関しては、里親探しはせずに、私達の所での終生飼育となります。
今、私達の所にいる「どんちゃん」に関してお伝えすると、一日の餌代が約五百円掛かります。
この一匹だけで餌代が一ヶ月あたり約一万五千円必要となります。
上顎に大きな腫瘍が見つかった「どんちゃん」
自宅でお世話している「どんちゃん」はTNRの予定で獣医さんに連れて行きましが、術中に上顎に大きな腫瘍がある事が判り、このままリターンしたら死んでしまうだろうと、リターンから保護に切り替えました。
(どんちゃん リラックスしたご様子・・・)
本来なら、猫は縦の運動ですが、脳にも問題がある様で、ヨロヨロしている為、横に連結したケージを使用しています。
(どんちゃん用にケージを横に広い仕様にしています)
子猫の保護
止むを得ず子猫達を保護した場合は、成猫より更にお世話の時間が必要になります。
また子猫達の体調は不安定な為、日々体調管理には最も神経を使います。
一日に3~5時間おきに便をチェックしながら、ミルクやお湯でふやかしたフードを与え、子猫は体温調節が難しい為に、室内温度にも気を配らなくてはなりません。
現在は、在宅での仕事に切り替えて対応しています。
寄付金の使い道
(1)TNRにかかる不妊去勢の手術費や医療費
(2)保護猫にかかるミルク・フード・衛生用品・ワクチン等の費用
(3)TNR活動や譲渡会開催、保護猫活動に対する理解を深めるための啓発活動費
などに活用させていただきます。
※目標金額に達しなかった場合でも、上回った場合でも、活動費用に活用させて頂きます。
(当該ふるさと納税による寄付は「負担付寄付」ではなく、「用途を指定した寄付」としてお受けするものであることをご了承ください。)
寄付者の皆さまへ
長久手市からのメッセージ
近年、住宅地での飼い主のいない猫の繁殖による環境衛生問題やご近所トラブルが地域課題となっており、長久手市でも、発情期の鳴き声やフン尿被害などの相談がたくさん寄せられます。
これを受けて、本市では飼い主のいない猫への避妊去勢手術補助金や、捕獲器の貸し出しを行い、飼い主のいない猫対策の普及に取り組んでいるところです。しかし、これまで、飼い主のいない猫を原因とする問題への対策は、ボランティアで活動を行う個人に負担が偏っていました。
「にゃんこサポート長久手」が負担している手術費用や、保護した猫の治療費、フード代金、衛生用品などの費用を軽減し、持続的な取り組みが行えるようになることを、市として支援したいと考えています。
今後、飼い主のいない猫を減らす活動を持続的に行っていくためには、地域住民・行政・「にゃんこサポート長久手」のような専門ボランティアが協働して、役割を担うことが必要です。
今回のふるさと納税をきっかけに、そのような視点を持って、本市も「にゃんこサポート長久手」の活動を支援することで、地域での自立した活動が育ち、結果的に不幸な猫が減る社会となることを目指します。
「にゃんこサポート長久手」へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
にゃんこサポート長久手からのメッセージ
飼い主のいない猫たちは、過酷な状況下でも一生懸命に生きています。
暑さ、寒さに耐えながらも、餌が食べられなかったり、安心して眠れる場所もなかったり、猫同士の喧嘩で病気になったり、怪我をしたり、交通事故に遭ったり、心ない人からの虐待を受けたり…
飼い主のいない猫(野良猫)は、そもそも人が作り出したもので、元々は飼い猫でした。
人に捨てられたり、逃げ出したりして家に帰れなくなったペットが、外で暮らすようになったのです。
人が作り出したものであるのなら、人が責任を持って生涯飼うべきであると私達は考えます。
TNR活動によって、世の中に不幸な猫が増えないように…
長久手が育む自然や生き物、私達と同じ生命の尊さを改めて考え、人と生き物が共存出来る社会を目指して、活動して行きたいと思います。
皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します。
現在進捗情報はありません。
愛知県長久手市
長久手市は、名古屋市東側に位置し、面積は21.55平方キロメートル、人口約6万人の街です。
天正12年に徳川・豊臣両氏があいまみえた激戦の地(小牧・長久手の戦い)として名を知られた本市は、平成24年1月に市制を施行して現在の長久手市となりました。
名古屋に隣接した市西部は住宅地・商業施設などが多く都市化が進んでいます。また、市東部は今なお自然を多く残しており、市街化された都市と自然豊かな田園の両面を併せ持った二面性の良さを兼ね備えているのが特徴です。
市の中央部を東部丘陵線(リニモ)が走っており、西は地下鉄藤が丘駅、東は愛知環状鉄道八草駅と乗り換えもできます。
車でのアクセスも東名高速道路名古屋ICや、名古屋瀬戸道路長久手ICが近く、交通の便にも恵まれています。
2005年に、愛・地球博のメイン会場に長久手市が選ばれ、2022年には跡地に新たに「ジブリパーク」が誕生します。
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