【第2弾】人も猫も幸せなまちづくりのために!地域猫活動推進プロジェクト!
カテゴリー:動物
寄付金額 2,576,000円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 128.8%
- 支援人数
- 127人
- 終了まで
- 受付終了
愛知県豊川市(あいちけん とよかわし)
寄付募集期間:2022年9月20日~2022年12月19日(90日間)
愛知県豊川市
豊川市では昨年度300匹を超える猫が交通事故などに遭い命を落としており、大変痛ましい状況となっています。
交通事故などに遭う猫の多くが、飼い主のいない猫と考えられます。また、猫によるふん尿被害などの相談・苦情が寄せられています。
豊川市では飼い主のいない猫に関する問題を解決するため、第1弾プロジェクトとして、令和2年度(2020年)に「地域猫不妊去勢手術費補助制度」を整備し、地域住民で構成される地域猫活動団体が取り組んでいる飼い主のいない猫への不妊去勢手術を支援しています。
地域猫活動団体の協力のおかげで、交通事故などに遭い命を落としてしまう猫の数は減少していますが、解決には至っていません。
そこで、第2弾となる本プロジェクトでは、地域全体での活動推進のための補助制度を拡充し、飼い主のいない猫を減らし、人にとっても猫にとっても幸せなまちを目指していきます。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
豊川市の地域猫活動推進プロジェクトとは?
令和2年度(2020年)に皆様からいただいた寄附によって、令和3年度(2021年)末までに、495頭の不妊去勢手術を実施することができ、道路上で命を落とす猫の数は、2年間で約130頭減少したものの、「ゼロ」には至っていません。
また、地域猫活動に取り組む方からは、補助制度が開始され、好意的な声をいただく一方で、えさ代、動物病院までの交通費、トイレの管理費など日々の活動についても行政の支援が必要であるとの声をいただいています。
豊川市では、第1弾プロジェクトに引き続き、手術費用への補助を行い、交通事故などにより命を落とす猫の数「ゼロ」を目指します。さらに、第2弾プロジェクトとして地域住民で構成される地域猫活動団体への補助制度を拡充します。
「地域猫活動」とは?
地域猫活動とは、「飼い主のいない猫」をそのまま放置するのではなく、「地域猫」として一定の管理をしていこうとするものです。
飼い主のいない猫を捕獲(T:トラップ)し、不妊去勢手術(N:ニューター)を行い、元の場所に戻す(R:リターン)
そしてその後、えさやりとトイレなどの管理(M:マネジメント)するTNR+M活動という考え方に基づいています。
地域猫活動の目的は、地域の住民と飼い主のいない猫の共生を目指し、将来的に飼い主のいない猫をなくしていくことです。
ただし、実際に数を減らしていくためには時間が必要なことから、当面の目的を「飼い主のいない猫をこれ以上増やさない」こととしています。地域猫活動は、猫の問題ではなく、「地域の環境問題」として考えなければなりません。
「飼い主のいない猫」をそのまま放置するとどうなるの?
飼い主のいない猫同士がつがいとなり、新たな猫が生まれます。
猫は繁殖力が高く、生後4~12ヶ月で子猫を産めるようになります。
「飼い主のいない猫」を放置し、無計画な餌やりをすることで、ふん尿被害などによる地域への環境問題が発生してしまいます。
※環境省「もっと飼いたい?」より
豊川市での取り組み状況
豊川市では、飼い主のいない猫を増やさないために、地域住民で構成される地域猫活動団体が取り組んでいる飼い主のいない猫への不妊去勢手術を支援しています。
不妊去勢手術が実施された猫には、耳カットが施されています。
地域猫活動に取り組む方の声
Iさん(写真はIさんが関わった地域猫)
8年ほど前に子猫が迷いこみ、この猫の命を生かしたいと、個人的に猫に関わり始めました。
以前は、自費で不妊去勢手術を行っていましたので、市からの補助金は大変助かっています。
補助制度の開始により、町内で不妊去勢手術について理解や協力が得られやすくなっていると感じています。
町内に住む方々に声がけして、地域猫活動のエリアも順調に広がっています。
残念なことに近所のお寺や神社に猫が捨てられるケースもあり、継続的な活動になりそうですが、依頼があれば他の地域に捕獲等のサポートも行っていこうと思っています。
今後も多くの人に理解され補助金の制度が続くことに期待しています。
Iさん(写真はIさんが保護した下半身不随の猫)
6年前に瀕死状態の猫を保護した事がきっかけでTNR活動に関わるようになりました。
不妊去勢手術費の補助金も始まりボランティアが活動しやすくなるよう体制が整った気がします。
1年前に自身でボランティア団体を設立し、市と共に現地に足を運び、具体的な話を聞きながら活動につなげることも出来ています。
近頃ではTNR活動が周知されつつあるものの、個人で実施するにはえさ代、交通費、トイレの管理費などの負担が多く、地域猫活動を今後も継続するにはやはり行政の手助けが必要不可欠です。
捨てられた猫や飼い主のいない猫も一つの大切な命です。子供達のお手本となる人と猫が地域で共存する地域社会であって欲しいと切に願います。
Uさん(写真はUさんが関わった地域猫)
私は猫が好きでこの活動をしたわけではなく、地域の野良猫問題を解決するためにこの活動に取り組み始めました。
地域猫活動を行うと、猫のふん尿被害やごみあさりが減り、ごみステーションがきれいになり、地域の環境問題の解消につながりました。また、人と人のつながりも再確認できました。
この活動を始めるには、猫の捕獲、手術、えさやトイレの管理などできるのかなどの不安が多いので、現在は、私たちが経験したことを伝えるなど他の地域へのサポートをしています。
そのような活動をする中では、日々の活動への支援の必要性も感じています。
この地域猫活動が普及し、人も猫も幸せなまちになっていくことを願っています。
Hさん
過去には、自己負担でTNR活動を行っていましたが、豊川市から地域猫活動の補助金が出るのを知り、市に地域猫団体として登録し、何匹もの不妊去勢手術をして来ました。
最近、猫同士のケンカも聞かなくなり、春先に見る子猫もほとんど見かけません。不幸な猫が減っていることを実感しています。
不幸な猫が再び増えてしまわないためには、継続的なTNR活動が必要であると考えています。
その為にも是非、今回のクラウドファンディングを成功させて頂きたいと切望します。
全国の皆様のお力をお貸し頂けますようお願い致します。
Tさん(写真はTさんが関わった地域猫)
4年程前から地域住民へのふん尿被害が問題になっていました。2020年からメンバーを募り地域猫活動を始めました。
市の補助金を利用し、20匹の野良猫の不妊去勢手術を行いましたが、町内の他の地域では、まだまだ野良猫が多くいるのが現状です。
そのため、私たちは町内の約1800世帯向けに、地域猫活動等に少しでも興味関心を持って欲しく、回覧板を通じて発信してきました。
活動している中で、交通事故で亡くなった猫、病気を患い亡くなった猫を見てきました。
これ以上、不幸な猫が増えないで欲しいと強く思い、そして、これまで以上に地域猫活動の輪が広がり、地域猫と人との共存がしやすい社会になることを願っています。
ニャンとかしまい豊川
豊川市で地域猫ボランティアの団体として活動を始め、今年で5年となります。
地域猫活動への取り組みに賛同し、豊川市内を中心に野良猫問題・相談対応を始め、地域猫活動の周知、サポートを中心に活動を行っております。
前回2020年の豊川市によるクラウドファンディングにより「地域猫不妊去勢手術費補助制度」が開始したことで、地域住民の方への地域猫活動推進がスムーズに進められるようになりました。
しかし、まだ毎週のように猫の相談が後を絶たず、毎年多くの子猫が生まれている状況は続いております。
今後とも地域猫活動推進のため尽力いたします。引き続きご支援の程お願い申し上げます。
(※当団体では猫の引き取り及び保護はおこなっておりません)
豊川市が取り組むこと
豊川市の現状を踏まえ、第2弾プロジェクトでは、第1弾プロジェクトに引き続き、地域猫活動の周知を進め、不妊去勢手術費用への補助を行い、飼い主のいない猫の増加を抑制します。これにより交通事故などにより命を落とす猫の数「ゼロ」を目指します。
地域猫活動に取り組む方からは、不妊去勢手術費の補助制度が開始され、好意的な声をいただく一方で、えさ代、交通費、トイレの管理費など日々の活動についても行政の支援が必要であるとの声をいただいています。
また、新たに地域猫活動を始めるにあたり、そのような費用の負担を不安に思っている方もいらっしゃいます。
このことから、豊川市では地域猫活動に取り組みやすい環境を整える必要があると考え、不妊去勢手術の補助制度を拡充したいと考えています。
今後も豊川市は、地域猫活動を支援し、地域猫が一代限りの命を全うできるような取り組みを続けていきます。
寄附の使い道は?
■飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助金
オス1頭 最大 7,000円
メス1頭 最大 12,000円
■その他地域猫活動の推進に必要な経費
※目標金額に達しなかった場合でも、地域猫活動を推進するための費用として活用させていただきます。また、目標金額以上の寄附をいただいた場合、基金に積立て、翌年度以降の本事業に活用させていただきます。
お礼について
本プロジェクトへのご寄附には、お礼の品はございません。
寄附は上記の事業に充てることをもって、寄附いただいた皆様へのお気持ちにこたえることとし、お礼に代えさせていただきます。
ご支援いただけるみなさまへ
豊川市長からのメッセージ
豊川市では、令和2年度(2020年)から飼い主のいない猫によるふん尿被害などの相談・苦情を解決するため、「地域猫不妊去勢手術費補助金制度」を整備し、地域課題に取り組んでいます。
令和2年度(2020年)に皆様からいただいた寄附により、令和3年度(2021年)末までに、飼い主のいない猫495頭の不妊去勢手術を行うことができました。
しかし、交通事故などに遭う猫の数はまだ「ゼロ」には至っておりません。
今回、第2弾として本プロジェクトを実施し、引き続き飼い主のいない猫の不妊去勢手術の補助をするとともに、新たに地域猫活動団体への補助制度を拡充し、地域における地域猫活動を推進することで、人も猫も幸せなまちを引き続き目指してまいります。
本プロジェクトにご理解・ご賛同いただき、ご支援いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
お礼
本プロジェクトへのご支援に心よりお礼申し上げます。
寄附金は飼い主のいない猫の不妊去勢手術の補助など地域猫活動を推進するために大切に活用させていただきます。交通事故により命を落とす猫の数が「ゼロ」となり、本市が「人も猫も幸せなまち」となるよう、地域住民による地域猫活動を引き続き支援してまいります。
-
2024年02月22日 09:00
【使い道報告】地域猫の不妊去勢手術費補助金に活用しています
みなさまにご支援いただいた寄附金は、地域猫不妊去勢手術費補助制度に活用させていただいております。
豊川市の地域猫不妊去勢手術費補助制度では、「豊川市内に生息する飼い主のいない猫」の不妊去勢手術費用について、補助金(メス1匹12,000円、オス1匹7,000円を上限)を交付しています。
また、令和5年4月1日手術分から、諸経費として1頭当たり400円を上乗せして補助しています。
この制度や地域猫団体の活動により、路上で亡くなる猫の頭数は徐々に減っています。
制度を活用した地域猫団体様からは「以前は、自費で不妊去勢手術を行っていたので、市からの補助金は大変助かっている」、「市が補助制度を開始したことで、町内で地域猫について理解や協力が得られやすくなっている」との声をいただいています。
豊川市ではこれからも「人と猫にやさしいまち」を目指し、地域猫活動を支援し、地域猫が一代限りの命を全うできるような取り組みを続けていきます。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
愛知県豊川市
「元気なとよかわ 子育てにやさしく 人が集うまち」
豊川市は、温暖な気候、山・海などの豊かな自然とそれを生かした多くの遊び場、たくさんの働き場、安全安心で多彩な農産物、身近にある商業施設、発達した交通網、地域に根付く歴史や伝統、活発なコミュニティ・ボランティア活動など、さまざまな子育て環境の利点をいかしながら、安心して子育てしていただけるよう、頑張っている自治体です。
市内には豊川稲荷をはじめ多くの観光施設もあります。是非、お越しください。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。