なんとかせニャいかんぜよ! 高知 飼い主のいない猫の不妊・去勢手術支援プロジェクト
カテゴリー:動物
寄付金額 3,789,122円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 126.3%
- 支援人数
- 158人
- 終了まで
- 受付終了
高知県高知市(こうちけん こうちし)
寄付募集期間:2022年9月20日~2022年11月30日(72日間)
高知市健康福祉部生活食品課
高知市では、望まれない繁殖を防ぎ、殺処分される不幸な命を減らすために、飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)に不妊・去勢手術を行う市民を対象に、手術費用の補助事業を実施しています。
平成26年度(2014年)からこれまでに3500匹余りの飼い主のいない猫に補助を行ってきました。
本事業のさらなる充実を図り、人も猫も幸せに暮らせるまちづくりを推進していくことを目的として、クラウドファンディングを実施します。
みなさまの温かいご支援よろしくお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
人と動物との調和のとれた共生社会を目指して
高知市が抱える飼い主のいない猫問題
130匹・・・なんの数字だと思いますか?
令和3年度(2021年)に高知市で殺処分された飼い主のいない離乳前の子猫の数です。
無秩序な繁殖により、生まれたばかりの小さな命が、殺処分されています。
実際には、交通事故などで亡くなる猫も多く、殺処分数以上の数の命が失われています。
一方で、「庭でフンをされた」「畑や花壇が荒らされた」「車を傷つけられた」など、飼い主のいない猫に関する苦情や相談が、市には多く寄せられています。
それらの件数は年々増加しており、猫の被害を受けている住民と、猫にエサを与えている住民とで意見が対立し、深刻なご近所トラブルに発展しているケースも少なくありません。
解決策は、繁殖させないこと
殺処分される不幸な命を減らし、地域の課題を解決するためには、飼い主のいない猫を繁殖させないこと。
不妊・去勢手術の推進が不可欠です。
猫はあっという間に増えます
猫の繁殖力はとても強いです。
交尾をすれば100%妊娠し、1回の出産で3~6匹の子猫を生み、年に2~3回出産します。
生まれた子猫も生後半年ほどで繁殖可能に・・・
「TNR」を知っていますか?
飼い主のいない猫の繁殖を防ぐための取り組みを「TNR」といいます。
猫を捕獲して(Trap)
不妊・去勢手術を行い(Neuter)
元の場所へ戻す(Return)
不妊・去勢手術をした猫は、しるしとして耳の先端をV字にカットします。
不妊・去勢手術のメリット
①望まれない子猫が生まれなくなります。
②発情がなくなるので、さかりやケンカの鳴き声が減ります。
③オス猫の尿の臭いが薄くなります。
猫は自分の縄張りを守る習性があります。
手術済の猫を元の場所に戻すことで、別の地域から他の猫が侵入してくるのを防いでくれます。
飼い主のいない猫の寿命は5年ほど。
TNRによって徐々に猫の数が減り、エサやトイレの管理を適切に行っていけば、糞尿被害やゴミあさりなどのトラブルも解消し、周辺環境の美化、住民の生活環境の向上にもつながります。
高知市の取り組み
高知市では、TNRの啓発や猫を戻した後の管理方法について、積極的に広報を行っています。
また、TNRを行った市民の方を対象に、不妊・去勢手術費用の一部補助を実施しています。
【補助金額(1匹あたりの上限)】
不妊手術 6,000円
去勢手術 4,000円
飼い主のいない猫が補助対象になった平成26年度に224件だった補助件数は、令和3年度(2021年)には862件と約4倍になりました。
TNRを後押しするため、限られた予算の中で、高い市民ニーズに応えることが課題となっております。
より多くの飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を
寄附金の使い道
本プロジェクトで集まったご寄附は、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用の補助に活用させていただきます。
300万円のご寄附で、約600匹の飼い主のいない猫に補助することができます。
※目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへ活用させていただきます。
※目標金額以上の寄附をいただいた場合は、今後の動物愛護関連事業に活用させていただきます。
お礼について
本プロジェクトへのご寄附には、お礼の品はございません。
寄附金は上記の事業に充てることをもって、寄附していただいたみなさまへのお礼とさせていただきます。
ご了承いただいた場合のみ、高知市生活食品課のホームページにお名前(またはハンドルネーム)を掲載します。
TNRに取り組む市民の思い
~飼い主のいない猫を悪者にしたくないから~
エサをあげるだけでは、猫はどんどん繁殖します。
不幸な猫を増やしてしまう、ご近所にも迷惑をかけてしまうことが心配で、TNRをしました。
補助金を使えば、手術費用の半分ほどの自腹で済んだので助かりました。
地域の中には猫が苦手な方やアレルギーがある方も住んでいます。
トイレの世話など衛生面にも配慮しながら、一代限りの命を見守ることが、猫にとっても人にとっても幸せなことだと思います。
~産ませないことが解決の糸口でした~
以前は飼い主のいない猫の保護活動を行っていました。
1匹の子猫を譲渡するまでに、多くの時間・労力・費用(1匹あたり数万円も!)をかけてきました。
しかし、次から次に猫は生まれます。
「保護活動ではきりがない。そもそも生まれないようにしなければ」と気づきました。
地域ぐるみでTNRに取り組んでいる地区では、早ければ半年ほどで子猫を見かけなくなったという声が聞かれ、猫の数も年々減ってきています。
ですが、TNRをしたくても、気になるのは費用のこと。
少しでも多くの猫に不妊・去勢手術ができるよう、行政がサポートしてくれたら助かります。
高知市長 岡崎誠也からのメッセージ
プロジェクトにご賛同いただけるみなさまへ
高知市では、平成26年度(2014年)から飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用の一部を補助する事業を実施しています。
令和3年度(2021年)に殺処分された猫の数は、平成26年(2014年)の598匹から大きく減少しましたが、それでもなお、生まれて間もない子猫たちが殺処分され、それ以上の数の猫が交通事故などで命を落としている現実があります。
「なんとかせニャいかんぜよ!」と銘打った本プロジェクトは、人と猫が共生できる社会の実現をより一層進めていくものです。
不幸な命を減らす取り組みが、人間の住みよいまちづくりにもつながっていきます。
本プロジェクトを通じて、高知市の飼い主のいない猫を取り巻く状況を多くの方に知っていただき、動物愛護への関心と理解を深める大きな一歩になると考えております。
みなさまのご支援・ご協力をお願い申し上げます。
-
2022年11月10日 13:01
目標金額達成のお礼と引き続きのご支援のお願い
【おかげさまで300万円達成!ご支援ありがとうございます】
9月20日から始まったプロジェクトですが、多くのみなさまにご支援いただいた結果、
11月10日に当初の目標金額を達成することができました。
誠にありがとうございました。
また、心温まる応援メッセージもいただき、重ねて御礼申し上げます。
本プロジェクトの目標金額は達成しましたが、ご寄附の受付は11月30日まで行います。
なお、目標金額を上回った寄附金につきましても、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用の補助、今後の動物愛護関連事業に活用させていただきます。
人も猫も幸せに暮らせる高知市を目指して・・・
引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。
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高知県高知市
北には急峻な四国山地、南は東西に広がる海岸線から雄大な太平洋を一望できる高知市は、清流・鏡川の源流域から河口までの流域全体が一つの市域に含まれ、山、川、海の豊かな自然の恵みを受けて発展してきました。
郷土の英傑・坂本龍馬やエネルギッシュなよさこい祭り、園芸野菜や果物、新鮮な魚介類など多彩な食材を提供する街路市や豪快な皿鉢料理に代表される「おきゃく(宴会)」など、飾らないおもてなし文化が根付いた(夜も)にぎやかな街です。
高知市で、「景色」と「食」、そしてざっくばらんな気質の土佐人との交流を楽しんでみませんか。
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