猫と人が安心して生きられる知多市へ。飼い主のいない猫への不妊手術をご支援ください。
カテゴリー:動物
寄付金額 1,333,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 133.3%
- 支援人数
- 16人
- 終了まで
- 受付終了
愛知県知多市(あいちけん ちたし)
寄付募集期間:2022年7月21日~2022年10月19日(91日間)
愛知県知多市
知多市内では、無責任なエサやり等による”飼い主のいない猫”の増加に伴って、交通事故や病気で命を落としてしまう猫が多数見受けられます。また、猫の糞尿の匂いや鳴き声に関する住民からの相談も多く寄せられています。
市として、『地域ねこ活動』に伴う不妊手術費用への補助金を創設し、人と猫の共生を目指して取り組んできましたが、依然として飼い主のいない猫の問題は解決に至っていません。
そこで、本プロジェクトによって不妊手術への補助金を拡充して、更なる地域ねこ活動の普及に活用させていただくことで、不幸な猫を減らし、猫と人が共に安心して生きられるまちを目指してまいります。
皆様のご支援をお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
市に寄せられる心無い声
「庭に糞尿を撒き散らす野良猫を、捕まえて駆除してくれ。」
「駐車場で野良猫が子猫を産んだから、処分してほしい。」
これは実際に知多市に寄せられた苦情の一部です。飼い主のいない猫が繁殖によって増加したことで、地域住民の生活環境に悪影響を及ぼし、猫が”厄介者”扱いされてしまっている現状があります。
また、猫と人とのトラブルだけではなく、無責任にエサを与える住民への相談も寄せられており、人と人とのトラブルの原因にもなっています。
動物愛護管理法により、駆除等を目的として猫を捕獲することや、猫へのエサやりを禁止することはできないため、飼い主のいない猫が都合よく、自然とその場所からいなくなることはありません。それどころか繁殖により数が増えてしまうという状況が続いています。
そして、”飼い主のいない”ということは、責任を持って世話をする人がいないため病気やケガをしても適正な治療を受けることなく、短い生涯を終えてしまいます。残念ながら、知多市内では道路上で死んでしまう不幸な猫が毎年200匹ほど確認されています。
誰も幸せにならない、不幸の連鎖が続いてしまっているのです。
地域住民やボランティア団体と対策を講じるが…
こうした状況を改善すべく、市内では以前からボランティア団体のサポートにより、地域住民が主体となって『地域ねこ活動』に取り組まれていました。
市としても、地域ねこ活動に伴う不妊手術費用への補助金を令和元年度に創設。活動への理解を深めてもらうために住民を集めての説明会を実施するなど、地域住民やボランティア団体と連携して対策に取り組んできました。
しかし、依然として相談の声は止まず、解決には至っていません。また、予算を大幅に超える件数の補助金申請が寄せられ、予定していた手術の延期をお願いするというケースも発生しています。
猫と人が安心して、穏やかに、共に暮らせる知多市を目指して
そこで、本プロジェクトで皆さまからご支援をいただき、更に多くの飼い主のいない猫へ不妊手術を施し、地域ねこ活動の拡大に繋げることで、知多市から不幸な猫を減らして、猫と人が安心して、穏やかに、共に暮らせるまちを目指します。
いただいた寄附は、地域ねこ活動に伴う不妊手術費用への補助金に充てさせていただきます。
◆知多市地域ねこ不妊手術費用補助金
・オス猫1匹につき6,000円
・メス猫1匹につき10,000円
(補助金は地域ねこ活動に伴う不妊手術を実施した地域に対して市から交付するものです。)
※寄附金は基金への積立てを行い、2023年度以降の不妊手術に活用させていただきます。
※目標金額に達しなかった場合でも、いただいた寄附金を不妊手術に活用させていただきます。
また、目標金額以上の寄附をいただいた場合も同様に、1匹でも多くの猫に不妊手術を施せるように大切に活用させていただきます。
『地域ねこ活動』とは
地域ねこ活動とは、
飼い主のいない猫に不妊手術を施し、元の場所に戻して、地域で管理したうえで、エサやりやトイレの設置等を適正に行い、猫にとっても人にとっても住み心地の良い環境を作り出す。
という活動です。
適正に飼養・管理するため、知多市では、
【地域住民、ボランティア団体、動物病院、市】
の4者が、”四位一体”となって取り組んでいます。
不妊手術を受けた”地域ねこ”は、目印として耳がV字にカットされています。桜の花びらに似ている「さくら耳」の猫たちは、一代限りの猫である証ですので、暖かく見守ってください。
市が交付した地域ねこ活動に伴う不妊手術への補助金交付実績
2019年度 93匹分 770,000円(オス40匹、メス53匹)
2020年度 95匹分 798,000円(オス38匹、メス57匹)
2021年度 84匹分 704,000円(オス34匹、メス50匹)
継続的に年間100件を超える不妊手術を施すことを目指します!
ちた地域ねこの会 代表 池田さん
活動を始めたきっかけ
ある日、突然我が家に現れたメスの猫。飼い主のいないその猫に、エサを与えるだけのお世話を始めました。その後、子猫が産まれたため里親探しに奔走したり、母猫に不妊手術を施したりしたものの、ほどなく交通事故で死んでしまいました。その時の、『こんな短い一生を終える不幸な猫を減らしたい』という想いが、地域ねこ活動を始めるきっかけです。
まずは近所の公園に住み着く数匹の猫から取りかかり、次に取り組んだのは40匹以上の猫がいる大きな公園。管理事務所に相談して許可を得てから、全ての猫に不妊手術を施しました。すると、エサをあげていた方や猫を気にかけている方が、次々と仲間に加わってくれました。
1人から始まった地域ねこ活動は、興味や関心のある方が少しずつ集まり、現在では30名を超えるボランティア団体となり活動に取り組んでいます。
1200匹を超える活動実績
これまでに、知多市内で1200匹を超える猫に不妊手術を施し、2022年度も既に60匹の手術を行いました。
また、里親を探す譲渡活動にも力を入れていて、定期的に譲渡会を実施しています。保護された猫を迎え入れてくださる暖かい里親さんたちのおかげで、安心して過ごせる新しいおうちへ送り出すことができています。
2021年度はコロナ禍ではありましたが、60匹に及ぶ猫を里親へ譲渡できました。
地域の方から「最近野良猫が少なくなったね」という声を聞くと、活動が実を結び不幸な猫が減っていることを実感して嬉しく思います。
このプロジェクトに寄せる思い
知多市内ではまだまだ多くの飼い主のいない猫が、幸せとは言えない環境で過ごしています。
今回のプロジェクトで、地域ねこ活動が更に活発となり、猫も人も幸せに過ごせる街になるという事を願って、今後も活動を進めていきたいと考えています。
ご支援いただける皆様へ
知多市長 宮島 壽男
知多市では2019年度から『地域ねこ不妊手術費用補助金』を創設し、飼い主のいない猫の増加防止と、悪臭や糞尿等の抑制による環境美化に取り組んでまいりました。
ボランティア団体の方のご尽力により認知され始めた地域ねこ活動は、2022年7月現在市内の3割ほどの地域で実施されており、地域の環境美化に大きく寄与しています。
本プロジェクトを通じて知多市内の猫を取り巻く現状を知っていただき、いただいた寄附金により補助金制度の拡充を図ることで、地域ねこ活動が更に普及し、猫と人が共生できるまちを目指したいと考えております。
お礼の品はございませんが、猫と人が共に安心して生きられるよう大切に活用させていただきますので、皆様の温かいご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
現在進捗情報はありません。
愛知県知多市
知多市は、工業地帯のある臨海部と、緑豊かな丘陵地が広がる内陸部に分かれています。
産業の中心は臨海部にあり、電力、石油、天然ガスなど中部圏のエネルギー基地として重要な役割を担っています。
内陸部では農業が盛んで、高級食材のペコロスやフキを全国へ出荷しています。
観光では、佐布里池周辺が県内一を誇る約6,000本の梅の名所として知られています。
また、新舞子には名古屋から一番近い海水浴場があり、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツも楽しむことができます。
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