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2023/03/03 (金) 10:45

都留市商家資料館改修プロジェクト

都留市商家資料館とは

大正10年(1921年)に絹織物問屋である仁科源太郎により、店舗兼住宅として建てられました。
仁科家は代々、郡内織を商いとし、絹織物の町である谷村の発展を支えた商家です。
建物は瓦葺・切妻屋根の2階建て土蔵造りで、その様式は、書院造の和風部分と大壁造りの洋風部分の和洋折衷となっています。
屋内に目を移すと、まず正面入り口の土間に面する16畳の玄関座敷では、大きな「甲斐絹」の額が来館者を迎えてくれます。また細かい組子が特徴の飾り窓や当時としては珍しい洋風の応接間もあり、ケヤキ一枚板のドアの装飾や木枠に色ガラスをはめ込んだステンドグラス風の窓が特徴的であり見事な造形となっています。
都留市商家資料館は大正10年に建てられて以来、関東大震災や太平洋戦争、戦後の昭和24年(1949年)に起きた谷村町大火など、数々の災害を免れ、今日まで往時の姿を伝えてくれているのです。

郡内織とは

郡内織とは、郡内地域と呼ばれる富士吉田市、西桂町、都留市、大月市のエリアで織り出される1000年以上の長い歴史をもつ織物の総称です。 「甲斐絹」や「甲州織」といった呼び名も存在します。
郡内織はその 衣擦れの音の美しさから江戸から明治にかけて非常に人気のある織物で、都留市をはじめとした郡内地域は織物産地の中心地となりました。

地元のひとからも愛される場として

地元の小学校の社会見学や大学生の学びの場として使われたり、ひな祭りなどでイベントの場として利用されていたり、都留市民に広く愛されていて、まさに”地域に根付いた文化財”となっています

都留市商家資料館改修プロジェクトについて

建築から100年あまりの年月を経た都留市商家資料館ですが経年による建物の劣化が進行しているほか、また耐震性の不足も指摘されていて、地震によって建物が倒壊する可能性が危惧されています。
現状では国道沿いにびっしり建っているため、工事のための足場を組むことも困難であり、大規模な修繕を行うためには、曳家工法※等による建物自体の移動が必要であると考えられています。
※曳家工法とは、建築物をそのままの状態で移動する建築工法のこと。

今後のスケジュール

令和5年
① 実施の方針を策定するため、建物の現況及び改善点を洗い出し、設計のための資料を作成する予備調査を行います。
② その後、予備調査の結果により今後の商家資料館の保存活用方法について検討します。
③ 保存活用方針が決定したのち、修繕に向けた詳細な計画を策定します。

・いただいた寄附金は、本事業のために使用します。
・目標金額に到達しなかった場合でも、本事業のために大切に使わさせていただきます。
・目標金額を上回った場合には、計画策定後に必要となった費用や市の文化財保護のために活用させていただきます。

是非、皆さまからのご支援・ご協力をお願いします。

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