みやぎ防災林パートナーシップ事業
- 宮城県-
- 移住・定住促進


事業概要
【事業目的】
宮城県の海岸防災林は、東日本大震災の津波によりその大部分が失われてしまいましたが、現在、国・県が連携しながら、植栽基盤の造成工事とクロマツ等の植栽を令和2年度までの完了を目指して進めています。しかしながら、震災前にこれらの防災林の管理を担っていた地元住民は転居を余儀なくされ、植栽後の育林や管理のあり方が今後の課題となっています。
こうした中、県では、海岸防災林の再生を県民、企業の参加を得ながら進める「みやぎ海岸林再生みんなの森林づくり活動」を平成26年1月から開始しておりますが、今後は更に、県民等が主体的に関わることのできる新しい仕組みをつくり、この仕組みの中で現在防災林の育林等の活動を行っている団体への支援や、こうした活動に関心を持つ県民が防災林の整備・育成に参加することができるような環境を整備し、民間と行政との協働化による適切かつ永続的な海岸防災林の維持管理体制を構築していくこととしております。これらの取組を通じて、災害に強く安全・安心なくらしが守られる地域社会の形成と魅力あるまちづくりを行い、人口減少に歯止めをかけることを目標としています。
【事業概要】
海岸防災林の重要性等を広く県民等に周知するとともに、震災後に造成された海岸防災林の育林を行う団体を支援することで、安全・安心なくらしが守られる地域社会の形成と魅力あるまちづくりを行い、沿岸市町への移住・定住を推進します。
①防災林検討委員会の開催
②シンポジウム・育林体験ツアーの開催
③フォローアップ研修の実施
④活動団体への作業指導講師の派遣
KPI(成果目標)
○沿岸市町の人口
申請時 945,444人
2018年度 1年目 945,500人
2020年度 2年目 945,500人
2021年度 3年目 945,500人
○みやぎ海岸林再生みんなの森林づくり活動協定締結団体数(協定数)
申請時 35団体
1年目 40団体
2年目 45団体
3年目 50団体
お問合せ先
【事業の概要について】
水産林政部 森林整備課 保安林班
担当:佐藤
電話番号:022-211-2325
メールアドレス:sinseih@pref.miyagi.lg.jp
【制度の内容について】
震災復興・企画部 震災復興政策課 復興政策第二班
担当:寺嶋・萩野
電話番号:022-211-2419
メールアドレス:seisakuk2@pref.miyagi.lg.jp
宮城県

宮城県は、自然や、文化、食材など豊富な地域資源に恵まれています。空港や港湾をはじめとする交通網も整備され、大型企業の新工場が立地するなど、東北の中心としてますます重要な役割が期待されています。
東日本大震災により甚大な被害を受けましたが、再生とさらなる発展につながる「創造的な復興」に向けた取り組みを推進し、県民の皆さんと力を合わせ、魅力ある宮城を築いてまいります。