鳥取県未来人材育成奨学金支援事業
- 鳥取県-
- 移住・定住促進
事業概要
(目的)
本県では、リーマンショック時の2008年には3,200人転出超過しており、その後も毎年、1,000人から2,000人が転出超過し、人口減少が生じている。その主な要因は、進学・就職を機に県外に人口流出しているもので、15~19歳の転出超過は、2008年の2,317人をピークに、2014年でも1,244人となっており、進学、就職を機に若者が転出している。本県では、高校生1学年約5,000人のうち、約半数の2,500人が県外に進学するが、平成27年度に県が実施した調査によると県内就職した学生は約3割であり、特に、若年者の転出増加による地域活力の低下が大きな懸念となっている。
こうしたことから、転出超過、社会減の大きな要因となっている若年層の地元定着、特に就職時において大学進学等で県外に転出した県内出身者のIJUターンへの取組みが求められている。
大学生等の地元定着・県内就職を促進させ、将来のリーダーとなる産業人材を確保していくため、鳥取県未来人材育成奨学金支援プロジェクトを実施することにより、若者の地元定着、人口の減少に歯止めをかける。
(事業の内容)
IJUターン並びに県内の産業人材の確保を図っていくため、「鳥取県未来人材育成基金」を設置し、県内の対象業種に就職する大学生等が借り入れた奨学金の返還額の一部を助成する。
奨学金支援事業の概要 → https://www.pref.tottori.lg.jp/251496.htm
KPI(成果目標)
鳥取県未来人材育成奨学金助成者数 H28年度:180人→H31年度:180人
U・Iターン受入者数 H28年度:1,200人→H31年度:1,200人
お問合せ先
鳥取県総務部行財政改革局資産活用推進課
担当:富山哲明
電話番号:0857-26-7612
メールアドレス:shisankatsuyou@pref.tottori.lg.jp
鳥取県
青く澄み渡る日本海、緑豊かな山々。鳥取県は豊かな自然に囲まれています。
こうした環境の中で、二十世紀梨をはじめ、数々の農産物が生産され、新鮮な海の幸が水揚げされます。
自然との共生が、氷温技術など独自の新技術を生み、付加価値の高い産業を支えています。
そして文化の香り高い風土の中で、新しい時代を担う人材が育っています。
また鳥取県は、古くから日本海を隔てた対岸の国々との交流があり、環日本海時代の拠点づくりを進めています。