竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクト
- 徳島県海部郡海陽町
- まちづくり
事業概要
【事業概要】
海陽町の竹ケ島周辺の海域は、エダミドリイシサンゴの群集がみられ、海域公園に指定されています。しかし、地球温暖化の影響により珊瑚が激減し深刻な状況となり保全活動を始めました。珊瑚の産卵・卵の捕獲、定着研究や藻類を中心とした地域産業に結びつく海洋資源の研究を行い、海域公園の環境整備を行うとともに、研究過程を観光産業に結びつける取り組みを進めています。
毎年、地元の小学生が珊瑚の移植活動を行うなど、子どもたちの環境学習としても大変有意義な事業です。
【これまでの取組】
・サンゴの卵の捕獲・初期育成(飼育)・移植・育成調査。
・サンゴの保護を中心とした海洋資源の研究をシンポジウムで活動発表や研究成果を展示。
・竹ケ島海域公園や珊瑚の産卵の撮影を行い、取り組み活動の情報発信。
・これまでの研究で、珊瑚の産卵期の特定が可能となったことにより、海中観光船で珊瑚の産卵の様子を観察することができるツアーなどの実施。
KPI(成果目標)
珊瑚観察観光客数(年間) 1,000人増加
お問い合わせ先
部署名:海陽町行革政策課
電話番号:0884-73-4156
メールアドレス:gyokakuseisaku@kaiyo-town.jp
徳島県海陽町
海陽町は徳島県の最南端に位置しています。
室戸阿南海岸国定公園に指定されている青く美しい海は、シーカヤックやダイビング等のマリンレジャーが楽しめます。また、1,000mにおよぶ緑豊かな山々がそびえ、まちの中央を平成の名水100選・究極の清流「海部川」が流れています。上流には日本の滝100選の「轟の滝」があり、河口付近は日本有数のサーフポイントとして有名です。
線路と道路双方を走る世界初の乗りもの「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が運行中。新たな観光資源として注目されています。
美しい自然、温暖な気候、あたたかな人々という素晴らしい資源を最大限に活かし、まちの将来像「ひと・ゆめ・みらい 笑顔つながる海陽~もっとずっと住み心地のよいまちをめざして~」の実現に向け、元気なまちづくりに取り組んでいます。