大阪府木とふれあう木育推進事業(『未来を担う子どもたちの成育環境の充実』と『健全な森林の育成』を目指して)
- 大阪府-
- 農林水産振興
事業概要
【事業概要】
大阪府では、子どもの頃から木材に接する機会を増やすことで、木の良さを体感し、森林の大切さについて理解を深めることを目的とした「木育基金」を設置し、この基金を活用して大阪府内の保育園や幼稚園等の子育て施設が木製の机や椅子、玩具等を導入することを支援しております。
〇内容
「木育基金」を活用した「木とふれあう木育推進事業補助金」を交付します。
〇対象施設
大阪府内の幼稚園や保育園、認定こども園などの子育て施設
〇補助対象経費
対象施設内で子どもたちが日常的に使用する机、椅子、パーテーションや学習教材、玩具、遊具等において大阪府内産木材を用いて作られた木製品を導入する経費
【これまでの取組】
本事業は平成29年度より実施しており、令和5年度までに累計95園に補助金を交付しました。
【取組みのきっかけ】
数十年前までは、身の回りにある道具や建物は木で作られたものが主流でした。しかし、石油化学製品が大量生産されるようになり、少しずつ木の道具や建物が消えていきました。例えば木製の園舎(保育園や幼稚園等)を見ることは無くなり、子どもたちが遊ぶ「おもちゃ」も木製品は減少傾向にあります。こうした傾向は特に都市部にて顕著であり、大阪府も例外ではありません。
また、社会や生活環境がめまぐるしく変化していく中で、子どもたちが健やかに育つことのできる成育環境づくりが求められています。特に人間形成の基礎が培われる乳幼児期には、豊かな感性と心を養い、創造力を高める場が必要になります。そのため、子どもたちの身近に、優しくて温もりのある木に囲まれた空間を作ることが大切です。
KPI(成果目標)
令和6年度 子育て施設への支援件数 8件/年
お問い合わせ先
部署名:大阪府環境農林水産部みどり推進室森づくり課
電話番号:06-6210-9556
メールアドレス:midorikankyo-g10@sbox.pref.osaka.lg.jp
大阪府
大阪は人口800万人を超える西日本の中心都市であり、都市部には高層ビルのオフィスや商業施設が立ち並び、鉄道網をはじめ交通機関も発達しております。一方で古来より日本の政治、経済、文化の中心地として繁栄した歴史を受け継ぎ、古墳や神社仏閣などの歴史的建造物や景観が今なお残る都市でもあります。西には瀬戸内海へとつながる大阪湾が広がり古くから海上交通の要衝であるとともに、他の三方は山に囲まれるなど、豊かな自然に恵まれています。
また、2025年には大阪・関西万博が開催されます。これまでの万博の常識を打ち破る、世界の課題解決を図る、そして世界中から訪れた人々がワクワクする万博の実現に向けて取り組んでいきます。