木質バイオマス熱利用システム導入プロジェクト
- 山口県美祢市
- 農林水産振興
事業概要
かつては炭鉱産業で栄えていましたが、炭鉱閉山後は人口が激減し、現在では人口減少、少子高齢化が急速に進展しています。その一方で、市内には、すばらしい観光資源が数多くあり、中でも日本最大級のカルスト台地「秋吉台」は特別天然記念物・国定公園に指定され、四季を通じて多くの観光客が訪れています。
秋吉台周辺を含め、森林は市域の73％を占めており、人工林全体の約7割が伐期を迎えていますが、木材の大径化や地形的要因で搬出不利な現場の割合が増えており、また、林業従事者の担い手不足などの課題が山積しています。
貴重な観光資源である自然環境や景観を守っていく上では、周辺の森林環境の維持・保全は重要な位置付けとなっています。地域内での木質バイオマス熱エネルギー利用システムを導入し、地域の環境保全と脱炭素化を目指しています。
KPI（成果目標）
●プロジェクトにおける目標（基準値 → 目標値）
①人工林の間伐面積 222ha → 290ha
②公共施設等における太陽光発電設備の設置数 4件 → 8件
お問い合わせ先
部署名：総務企画部行政経営課
担当者名：永光、宮崎
電話番号：0837-52-5226
メールアドレス：gyouseikeiei@city.mine.lg.jp
山口県美祢市
美祢市は、山口県西部のほぼ中央に位置し、道路網の整備や市内を縦断するJR美祢線により、県西部の各市町をつなぐ交通要衝の地となっています。
市内には、日本最大級のカルスト台地『秋吉台』や東洋屈指の大鍾乳洞『秋芳洞』などがあり、豊かな自然環境や観光資源に恵まれおり、秋吉台の中でのトレイルランやサイクリングなどが人気を集めています。
本市では、特に若い世代の就労、結婚、子育ての希望を実現すること、本市への定住と交流に関すること、地域の特性を活かして地域課題の解決に結びつけることに重点を置き、施策を展開しています。企業の皆様の御支援をよろしくお願いします。
