みくに龍翔館整備事業~新しい博物館にふさわしいライトアップと庭の整備~
- 福井県坂井市
- 観光振興
事業概要
三国は九頭竜川の河口にあって日本海に面することから、古代から越前国の玄関口としての役割を担い、物資が集散し人々が往来する港町として大いに栄えました。
その地理的条件や歴史的な背景の中で育まれた三国ならではの独特な文化を紹介し、学術的な研究によって位置づけ、文化遺産を一堂に集めた博物館として建設されたのが、「みくに龍翔館」です。
その外観は、白亜の洋館のようで、今では三国を代表するランドマークとして親しまれています。
三国湊が最も栄えた明治12年(1879年)オランダ人エッセルによってデザインされた木造五階建八角形というユニークな形状の小学校「龍翔小学校」の外観を模して復元し、三国全体を見渡せ白山を遠望し坂井平野を眼下に見下ろす緑ヶ丘の高台に鉄骨鉄筋コンクリート造で完成、昭和56年(1981年)11月に開館しました。
現在、坂井市ではこの龍翔館のリニューアル(令和5年春)を予定しております。
いただいた寄附金は以下の事業に活用します。
(1)博物館のライトアップ
・夜の三国エリアにそびえる特徴的な外観の博物館をライトアップします。
(2)庭の整備
・来館者や観光客、地域住民による散策路・憩いの場として庭を整備し、館の事業にあわせた野外イベントにも対応可能とします。
KPI(成果目標)
みくに龍翔館来館者数
(館外活動参加者等を含む)
令和6年度 30,000人
お問い合わせ先
部署名:総合政策部企画政策課
担当者名:小玉悠太郎
電話番号:0776-50-3013
メールアドレス:kikaku@city.fukui-sakai.lg.jp
福井県坂井市
坂井市は福井県の北部に位置し、平成18年に坂井郡の三国町・丸岡町・春江町・坂井町の4町が合併して誕生しました。市の南部を九頭竜川が、東部の森林地域を源流とする竹田川が北部を流れ、西部で合流し日本海に注ぎ込んでいます。中部には福井県随一の穀倉地帯である広大な坂井平野が広がり、西部には砂丘地及び丘陵地が広がっています。
また、同市丸岡町はコシヒカリの生みの親「故石墨慶一郎博士」の出身地であり、コシヒカリのふるさとと言われ親しまれております。その他、若狭牛、越前がに、甘えび、花らっきょう、越前そば、油揚げなど豊かな食に恵まれており、地場産業である越前織による織マークは国内シェアの80%を占めております。また、景勝地「東尋坊」に代表される海岸線や現存十二天守の一つとして知られる「丸岡城」などを有することでも有名です。