三笠市未利用エネルギー活用事業 ~CO2フリー水素による地方創生~
- 北海道三笠市
- 地域産業振興
- 目標金額(今年)
- 102,000,000円
- 目標金額(全体)
- 1,260,000,000円
事業概要
三笠市では、地中に眠る約7.5億トンの石炭資源を活用し、エネルギーの地産地消や新たな産業の創出に繋げるために、「地下ガス化」という、地中の石炭層から効率的にエネルギーを生産する取り組みを進めています。事業当初より国立大学法人室蘭工業大学と連携し、これまでに地下約15mの石炭層から水素を含む可燃性ガスを生産する実験に成功しました。
令和元年度には水素利活用事業の成立可能性が高い地域として、北海道より水素ビジネスの「地域密着モデル地域」に選定されたことを受けて、今後の実証試験では、発電、水素生産、CO2利活用を軸とする「事業全体でのCO2フリー水素生産」に向けて、企業との連携を図り地方創生を推進します。
本事業や地方創生に興味、関心をお寄せになりましたら、お気軽にお問い合わせください。企業の皆様によるご協力をお待ちしています。
※ 試錐や建設工事等を含む複数年事業であることから、一定の資金目途が立ち次第、開始日を決定します。事業期間は6ヵ年を予定しています。詳細はお問い合わせください。
KPI(成果目標)
水素供給コスト
目標 30円/N㎥(CO2フリーのコストを含む)
お問い合わせ先
部署名:企画財政部 政策推進課 政策推進係
電話番号:01267-2-3182
メールアドレス:seisaku@city.mikasa.hokkaido.jp
北海道三笠市
三笠市は北海道のほぼ中央に位置し、良質なメロンやスイカが生産される、田園風景が広がるまちです。かつてのエネルギー需要の増加を背景とする石炭産業の発展によって大きく栄え、道内鉄道発祥の地としても広く知られています。
現在は、教育および観光を軸とする特色あるまちづくりを進めています。食物調理単科校として開校した市立三笠高校では、食のプロフェッショナルを目指し、調理、製菓の専門的な知識や技術の習得を図るとともに、実際にレストランを運営することで経営や接客の経験も積み上げています。また、特異な地層から産出されるアンモナイト等の化石や地域に根付く炭鉱文化など、市全域が日本ジオパークに認定されており、観光や教育旅行において多くの関心が寄せられています。