里山再生事業
- 岐阜県美濃加茂市
- 農林水産振興
- 目標金額(今年)
- 16,646,000円
- 目標金額(全体)
- 85,269,000円
- 達成金額
- 0円
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受付終了
事業概要
【事業の目的】
美濃加茂市は面積の39.6%が森林であり、天然林2,100haを有しています。しかしながら、長引く木材不況と材価の低迷から森林所有者の経営意欲が減退することで、雇用の機会が減少し、山間部では若年人口の流出による人口減少が進んでいます。その結果、里山の整備が放棄され、広葉樹林等の竹林化の進行や農地の山林化及び有害鳥獣被害が増加しています。そのため、この事業において、環境保全に関わる機能や癒しの効果・遊びの場など、本来の里山機能を取り戻すための森林づくりを行い、里山の多面的な利活用を進めていきます。また、整備時に排出される伐採後の樹木(竹・アベマキ)などを「里山資源」とすることで、持続可能な里山ビジネスを展開し、雇用を創出することによって補助金だけに依存しない循環型の里山整備を目指します。
【事業の内容】
・里山ビジネスモデル構築事業
これまで切り倒していただけであった伐採した材木(竹・アベマキ)を「里山産材」としての需要を喚起していくため、里山産材を使用した学校机の天板などの商品化を目指します。これにより、伐採する⇒商品化する⇒木材商品の販売額が増加する⇒木材が必要となる⇒伐採するためには林業従事者が必要という流れを構築していきます。特に「アベマキ」は従来材質が硬いという木の特性上、活用が難しい樹木であるため、製品化された例はほとんどありません。販路開拓に当たっては、活用方法の検討・PR及びマーケティング調査などを官民協働で進めていきます。
KPI(成果目標)
KPI:林業従事者数
申請時:31人
初年度:35人
2年目:40人
3年目:45人
4年目:50人
お問合せ先
岐阜県美濃加茂市 経営企画部 企画課
神野 浩明
電話番号:0574-28-1163
岐阜県美濃加茂市
岐阜県美濃加茂市は、岐阜県の中央部に位置し、木曽川と飛騨川の合流点にあります。かつて中山道六十九次の51番目の宿場「太田宿」があり、宿場町としてにぎわいを見せていたこの町は、現在も古い町並みが残り、江戸時代当時の面影を感じることができます。宿場町として栄えたまちということもあり、現在も交通の要衝(国道21号・41号・248号やJR美濃太田駅、東海環状自動車道美濃加茂インターチェンジ)として近隣市町村の中心地として栄えてきました。
現在は、大型商業施設や大手企業が工場を構える工業団地があるほか、約1,000年の歴史がある「堂上蜂屋柿」は、その伝統と技術を受け継ぎ、今や全国でも有数の地域食品ブランドとしての評価を得ています。