世界文化遺産構成資産「頭ヶ島の集落」保護・推進事業
- 長崎県南松浦郡新上五島町
- 観光振興
事業概要
新上五島町にある世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である「頭ヶ島の集落」は、町の宝であり、世界の宝です。弾圧の歴史から、人々が逆境を耐え忍び、今日まであきらめずに信念を守り抜いたストーリーには、まちづくりや人づくりを行う上で学ぶべき要素があふれています。町ではこの素晴らしい宝を後世に引き継ぎ、世界中にその存在を知ってもらうため、そして集落全体の美しい環境を守るために、企業版ふるさと納税による寄附を活用し、観光振興と環境保全の両立に取り組みたいと考えています。
KPI(成果目標)
地域再生計画における対象事業名
地域資源を活かした「魅力あるしま」をつくる事業
KPI 観光消費額 4,190百万円(R2)⇒ 4,742百万円(R6)
お問い合わせ先
部署名:総合政策課
担当者名:松田有希子
電話番号:0959-53-1113
メールアドレス:seisaku@town.shinkamigoto.nagasaki.jp
長崎県新上五島町
新上五島町は九州の西端に位置する国境離島で、7つの有人島と60の無人島で構成されています。南北に細長く急峻な山々が連なる地形で、その足元には透明度の高い白砂の自然海浜やリアス式の入り江が織りなす美しい瀬戸が広がるなど、海と山の豊かな自然を擁し、その大部分が西海国立公園に指定されています。
町には遣唐使が伝えたとも言われる五島手延うどんや高品質な椿油などの特産品があるほか、釣りの聖地と言われるほど年間を通して魚影は濃く、多種多様な海・山の幸に恵まれた島です。また、世界文化遺産に登録された潜伏キリシタンの歴史をはじめ、町内には29ものカトリック教会が点在するなど、信仰を伝える祈りの島でもあります。