「ことば」を軸とした文化芸術による関係人口拡大事業
- 愛媛県松山市
- まちづくり
事業概要
松山市は、近代俳句の祖 正岡子規の生誕地であるほか、夏目漱石著『坊っちゃん』の舞台や、司馬遼太郎著『坂の上の雲』では松山市出身の3人の主人公が描かれるなど、文学にゆかりのあるまちで、これまでも「ことばのちから」に着目したまちづくりや取組を行ってきました。
こうした俳句や文学などの「ことば」が街にあふれている独自の「ことば」文化を活用し、松山と継続的な関わりを持つ「関係人口」を構築する取組を展開するとともに、「ことば」や「俳句」の聖地としての観光誘客を図るほか、様々な「ことば」の取組を官民協働で行うことで、市全体で地域愛を醸成するための取組を行います。
※「ことば」…心が温まったり、クスッと笑わせたり、ハッと気づかされるような短い言葉のこと
【取組】
○「だから、ことば大募集」:全国から「ことば」を募集
○「松山ブンカ・ラボ」:市民と文化とまちをつなぐ活動
○俳句甲子園全国大会:松山で繰り広げられる17音にかけた高校生たちの熱き戦い など
KPI(成果目標)
○松山市への移住者数
360人(2018年)→390人(2022年)
○俳句甲子園全国大会のために松山を訪れたOBOGの数
30人(2018年)→36人(2022年)
○文化イベント参加者数
4,250人(2018年)→4,670人(2022年)
お問い合わせ先
部署名:愛媛県松山市総合政策部企画戦略課
担当者名:池内、山本、烏川、佐竹
電話番号:089-948-6943
メールアドレス:jinkotaisaku@city.matsuyama.ehime.jp
愛媛県松山市
松山市は、人口約51万人の県庁所在地で四国最大の都市です。典型的な瀬戸内海気候で、年間を通じてさわやかな青空が広がる温暖な地です。また、豊かな自然にも恵まれ、野菜や果物、特に柑橘の種類は豊富で、瀬戸内の魚介類と合わせ、おいしい食材の宝庫です。
日本有数の連立式天守を擁する松山城や、約3,000年の歴史を誇り、日本最古といわれる道後温泉などには、1年を通して全国から観光客が訪れています。
また、正岡子規や夏目漱石、種田山頭火ら文人・偉人のゆかりの土地としても知られ、俳句甲子園など「ことば」に着目した独自のまちづくりを進めています。