歴史遺産を活用した魅力ある観光まちづくり推進プロジェクト
- 鹿児島県志布志市
- 観光振興
事業概要
志布志市は、鎌倉時代頃から交易が盛んに行われていた港(津)町であり、江戸時代には密貿易により繁栄し、数多くの豪商を輩出しています。また、江戸時代には朝鮮出兵の時、戦国武将の島津義弘に献上された志布志麓の湧水が時間がたっても腐らなかった名水として賛美されています。日本遺産に認定された「志布志麓」は豊富な湧水で潤うとともに歴史遺産が密集しており、これらの歴史遺産を活用して観光まちづくりを推進します。
志布志東部地区には、続日本百名城に選定された「志布志城」、日本遺産に認定された「志布志麓」、漂泊の俳人種田山頭火が「飲まずには通れない水がしたヽる」と詠んだ「湧水群」など魅力的な歴史遺産が数多く存在します。今後、東九州自動車道等の開通よって、道路交通網も完備されることから、観光入込客の増加が期待されます。魅力ある観光まちづくりを目指すため、県内外の企業様との協働・連携を希望しています。
日本遺産に認定された「志布志麓」は、志布志港(津)に由来する歴史遺産の密集地です。豊富な湧水で潤う麓景観、密貿易で繁栄した町屋である密貿易屋敷跡等魅力的な歴史資源が数多く存在します。これらの歴史資源に磨きをかける復元費用等にご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
KPI(成果目標)
・観光入込客数、宿泊者数
【現状値(R2)】31.3万人、66,092人
【目標値(R8)】90万人、90,000人
お問い合わせ先
部署名:志布志市役所総合政策課政策推進グループ
担当者名:紙屋、徳留、中吉
電話番号:099-472-1111(内線442・443・444)
メールアドレス:seisakusuishin@city.shibushi.lg.jp
鹿児島県志布志市
鹿児島県志布志市は、鹿児島県東部、志布志湾の湾奥ほぼ中央に位置し、宮崎県都城市や串間市が隣接する県境にあります。海岸部一帯は、日南海岸国定公園に指定され、亜熱帯性の植物が繁茂しており、沖合いの枇榔島は、国の特別天然記念物に指定されています。
海岸中央部にある重要港湾の志布志港では、若浜地区に国内有数の飼料コンビナートを形成し、原木輸出量は全国1位、コンテナ貨物取扱量は九州3位など、南九州の農畜水産業を支える国際物流拠点として、着実に進む港湾整備と道路整備とともに、年々成長しております。
市では、これらの自然と地理的優位性を生かし、市民目線を心がけた、様々な事業を展開してまいります。