【A-PADジャパン】熊本大地震・被災者緊急支援
カテゴリー:災害
寄付金額 40,039,600円
目標金額:50,000,000円
- 達成率
- 80%
- 支援人数
- 1,866人
- 終了まで
- 受付終了
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2016年4月15日~2016年12月31日(261日間)
佐賀県NPO支援 × NPO A-PADジャパン

4月14日夜、熊本県で震度7の激しい揺れを観測する地震がありました。
その後も余震とみられる地震が相次ぎ、熊本県では最大で震度6弱の揺れを観測し甚大な被害が出ています。
このような状況を受け、NPO A-PADジャパンは被災した方々への支援を行うことを決定しました。
※被災地での支援活動中、必要となる物資など現場の状況も変わってくるため、プロジェクトの途中で目標金額上限を変更させていただく場合がございます。
※今もなお支援活動が必要地域での活動を続けているため、プロジェクト期限を2016年12月31日までに変更させていただきました。
80棟のユニットハウスを設置
更新:2016年6月7日

A-PAD ジャパンはパートナー団体(Civic Force/Peace Winds Japan)とともに、行方不明者の捜索活動や物資の調達・配送の活動を実施してきたほか、特に被害の大きかった益城町で「テント村」の運営を続けています。
総合体育館横の芝生広場と、「再春館ヒルトップ」(再春館製薬所敷地内)で、ペット連れの家族も入居可能なエマージェンシーテントを建て、必要な物資の提供とともに、カフェやコミュニティースペースも併設。「やっと足を伸ばして横になれる」「ペットや家族と気兼ねなく過ごせるテントはありがたい」など、車中泊を続けてきた人から安堵と喜びの声が届き、これら2カ所の「テント村」は、最大で61世帯212人の方に利用されました。

他方、梅雨や猛暑など天候に左右されやすいテントでの生活は、これからの季節、感染症や熱中症が懸念されるため、同地では益城町の指示を受けて、6月上旬で総合体育館横の芝生広場のテント村を閉鎖。代替施設として、5月下旬から6月7日までに益城町内の駐車場(テクノリサーチパーク)にユニットハウス80棟を設置し、合わせてエアコンや冷蔵庫を配備しました。また、共同で利用するトイレやシャワーユニット、手洗い場などを用意し、避難生活を続ける方がより快適に過ごせるよう努めています。

発災から1カ月半が経過し、体調を崩したり、将来への不安を抱えるなど、避難者の方々の表情には疲れが見えます。チームでは、一つ一つの悩みや要望にできるかぎり応えられるよう、県内外の専門家や関係者と協力しながら支援を続けています。
【熊本地震】長引く避難生活を見据え
2カ所のテント村を設置・運営
更新:2016年5月9日

相次ぐ地震の影響で多くの住宅が被害を受けた熊本県では、4月29日から西原村と甲佐町で仮設住宅の建設が始まっています。A-PAD ジャパンの緊急合同支援チーム(Civic Force/Peace Winds Japan)が活動する益城町でも、5月6日から津森校区と広安、飯野校区の3カ所のグラウンドで、合わせて160戸の建設が予定されています。
他方、少なくとも1000棟が全壊した益城町では、6日午前時点で4500人以上が避難所での生活を余儀なくされています。建設予定地の選定に時間がかかり避難生活の長期化が予想される中、チームは現在、総合体育館横の芝生広場と再春館ヒルトップの2カ所でテント村を設置・運営しています。
5月7日現在、テント村に滞在する家族は、50世帯189人。多くは、ペットを連れた家族が中心です。6日に家族とともに新規で入居した男性は、「2週間以上、車中泊を続けてきて本当に疲れた。やっと手足を伸ばして横になれる」と安堵の表情を見せてくれました。


総合体育館横の芝生広場で毎日朝9時から17時までオープンしているカフェでは、充電コーナーと合わせて、コーヒーやジュースを提供。気軽に会話しながら、悩みを相談したり情報交換する場として定着してきました。全国から寄せられたタオルや肌着、果物、ペット用品、サプリメントなども配布しているほか、日本赤十字社や薬剤師会、歯科医師会、動物病院などによる巡回診療とも協力しています。

もう一つのヒルトップ・テント村では、少しでも快適な避難生活を過ごしてもらうため、5月上旬にシャワー室とトイレ、洗濯機2台を設置。避難所や住宅地から少し離れた場所で寝泊まりする避難者の方に、罹災証明の手続きや無料診療など日々変わる情報を掲示板で紹介しています。
発災から3週間、避難生活が長期化する中、体調を崩したり、将来への不安を抱える人が増えています。チームでは、一つ一つの悩みや要望にできるかぎり答えられるよう、県内外の支援関係者と協力しながら支援を続けています。
【熊本地震】3台の2トントラックで小規模避難所へ物資を配布
更新:2016年4月25日

アジアパシフィックアライアンス・ジャパン(A-PAD Japan)は、引き続きパートナー団体(Civic Force/Peace Winds Japan)と緊急合同支援チームを組み、支援活動を行っています。
発災直後には益城町と南阿蘇村でレスキュー犬による行方不明者の捜索活動を行ったほか、現在は益城町総合体育館芝生広場に災害用避難テント32張を設置し、妊婦さんを含む女性やペット連れの方など130人以上に活用されています。雨の日には、テント内で床の代わりに敷くパレットを追加で調達し、配布しました。22日には近くに仮設トイレ12棟を設置しました。

また、物資配布の活動も続けています。21日からは、益城町の企業の協力で倉庫を無償で借り、全国の提携企業・自治体などからお預かりした物資を、3台の2トントラックで、小規模避難所に配布しています。
これまでに配った物資は、下着や肌着、靴下など1万点以上。また、赤ちゃん用のオムツやビタミン剤、果物なども配布しました。下着を受け取った避難者の方の中には「発災から着の身着のまま避難して以来、やっと着替えることができる」と涙を流して喜んでいる方もいました。また、周辺の避難者を受け入れているデイケアセンターの責任者も「避難者が求めていた物資を届けてくれて本当にありがたい」と話していました。

こうした活動は、合同チームの支援のために現地入りしている企業や佐賀県からのボランティアチームに協力してもらっています。配布にあたっては、まず小規模避難所の候補となる公民館や保育園、幼稚園、老人介護施設などをリスト化し、各施設に電話して避難者の有無や人数、ニーズをヒアリング。その結果を地図情報に落とし込み、効率よく回れる配送ルートを完成。約1時間半で迅速に行われたこの作業のおかげで、非常に効率よく物資を配り終えることができました。
また、 4月11日から来日していたA-PAD加盟メンバーの「A-PAD韓国」のソナさんと、「A-PADスリランカ」のジャヤンティさんも熊本での緊急支援活動をサポートしました。災害の多いスリランカでの支援経験を持つジャヤンティさんは、「厳しい状況に置かれている避難者のためにたくさんの人が力を合わせて支援に取り組む姿を見て、重要な学びの機会になった。スリランカに帰ってから、この経験を活かしたい」と話していました。
A-PADは、刻一刻と変わる被災地の状況に対応しながら、迅速で効率的な支援を展開していきます。引き続きご関心をお寄せいただけますよう、よろしくお願いいたします。
【熊本地震】南阿蘇村でも土砂崩れの被害者を捜索
更新:2016年4月17日

アジアパシフィックアライアンスは、熊本県での震度7の地震発生を受け、発災直後からパートナー団体のNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)と合同緊急支援チームを結成し、14日からレスキュー隊員と災害救助犬2頭を派遣しました。また、余震が続く中、16日午前1時25分ごろ新たに発生した震度6強の地震を受けて再び現場に向かい、南阿蘇村でも捜索活動を続けています。
支援にあたっては、ヘリで被災した現場を上空から調査し、レスキューチームが迅速に現場に向かいました。現場では、広い範囲で土砂くずれが起こり、土砂に押し流されている家や1階が完全になくなったアパートもあり、レスキュー犬「夢之丞」とともに行方不明者の捜索活動中です。また、現在、パートナーNPOと協力して避難所のニーズ調査も続けており、冷たい雨から被災者の方々を守るための対策準備も進めています。
南阿蘇村の被災状況について、現場で活動した隊員は「土砂崩れの規模があまりに大きく、幅100メートルほどの地域が崩れ、ごっそり流れている場所もあった」と言います。自衛隊や地元消防、警察とともに、行方不明とされる高齢女性や若者の捜索にあたった隊員は「深夜に地震が発生したため、寝室と思われる場所を中心に探したが、崩れた住宅には大量の土砂が入り込み、限られた狭い空間に救助犬を入れづらかった」と救助の難しさを語っています。引き続き捜索活動を続けていくとともに、今後は長期化が予想される避難所での生活を支える活動にも力を入れていく予定です。
被災地での活動は、皆様からの温かいご支援に支えられています。引き続きご関心をお寄せいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。




【熊本地震】緊急支援チームが到着、現地で情報収集開始
更新:2016年4月15日

アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)は熊本県での震度7の地震の発生を受け、14日23時ごろ、パートナー団体のNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)と緊急支援チームを結成し、レスキュー隊員12名と災害救助犬2頭を広島県神石高原町より派遣しました。15日午前8時半ごろ、緊急支援チームが震源に近い熊本県益城町に到着し、情報収集を開始しました。
緊急支援チームは2015年4月のネパール地震、同年9月に台湾を直撃した台風による行方不明者捜索活動、同じく9月に発生した関東・東北大雨による茨城県常総市において孤立者支援活動などを実施しています。また、災害救助犬として、殺処分寸前にPWJに引き取られ、救助犬として訓練された「夢之丞(ゆめのすけ)」が加わっています。



現在進捗情報はありません。
佐賀県NPO支援
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