殺処分“ゼロ”を目指して!猫たちの【不妊去勢手術】の実現にご協力ください!
カテゴリー:動物
寄付金額 24,579,745円
目標金額:18,000,000円
- 達成率
- 136.5%
- 支援人数
- 1,464人
- 終了まで
- 受付終了
和歌山県和歌山市(わかやまけん わかやまし)
寄付募集期間:2018年5月23日~2018年12月31日(223日間)
和歌山県和歌山市
和歌山市では動物愛護センターを建設し、平成31年度中の業務開始を目指しています。
この施設では犬猫の不妊去勢手術と簡易な治療も実施する予定ですが、そのためには手術台や診察台、麻酔装置など様々な設備や薬品が必要です。
そこでガバメントクラウドファンディングを活用し、設備に要する資金を広く集め、設備等の充実を図りたいと考えています。
不幸な犬猫を減らしたい!
動物の殺処分の現状
和歌山市で、平成28年度に保健所で処分された犬猫の数は、犬40匹、猫258匹となっています。10年前と比べると、犬は1/4に猫は1/2に減少していますが、まだまだ多くの命を絶たざるを得ないのが現状です。
減らない「猫」の殺処分数
特に猫の処分数を減らせないことが課題となっています。
当市でも猫の譲渡に努めていますが、それをはるかに上回る数の猫(その大半が野良猫から生まれた乳飲み仔猫)が保健所に保護され、元の飼い主や譲渡先が見つからないまま処分せざるを得ない状況が繰り返されているのが現状です。
殺処分は本質的な解決ではない
街と猫の共生への道は?
野良猫は生きていくため、ときにはゴミを漁ったり庭や畑にフンをしたりと、人間の生活に良くない影響を及ぼすことがあります。
結果、野良猫の存在を迷惑に感じる住民が多くなり、住民間のトラブルに繋がります。
しかし、野良猫は悪意を持ってゴミを漁ったりしているわけでなく、単に生きていくための行為に過ぎません。
野良猫を迷惑な存在と思うだけでなく、その問題を本質的に解決するため、住民と猫の両方が幸せに暮らしていける対策を考えていかなければなりません。
「殺処分」では止められない悪循環
和歌山市にも多くの野良猫が暮らしています。野良猫の多くは不妊去勢手術を実施されていないため、毎年たくさんの仔猫が生まれます。
その中には病気やケガなどのため、幼くして命を落としてしまう仔猫が多くいます。
そして保健所にも多くの猫が保護されます。その中で元の飼い主が見つからなかったり、譲渡されなかった猫は殺処分せざるを得ません。
しかし、「殺処分」で対応していては、いつまでも人間と野良猫が幸せに共生することはできません。
野良猫が生まれ、幼くして命を落とす猫がいて、大きくなった猫と住民との間でトラブルが起き、保健所で殺処分が行われ、生き残った猫が新たに野良猫を生む。
この悪循環を断ち切らなければならないのです。
不幸な猫が和歌山市からいなくなる活動を
不妊去勢手術による繁殖抑制と譲渡の促進
この悪循環を断つため、和歌山市では2つの事業を行います。
1つ目の事業は和歌山市での野良猫の不妊去勢手術の実施です。
和歌山市では平成28年から和歌山県と共同で地域猫対策(野良猫に不妊手術を行った上で適切に管理する施策)を推進しています。
ただ、手術は和歌山県や和歌山県獣医師会が実施しており、年間に手術できる頭数は限られています。
和歌山市でも手術が出来るようになると、手術可能頭数が増えるため、地域猫対策を強力に進めることが出来ると考えています。
2つ目の事業は保健所で保護された猫に不妊去勢手術を実施することによる、新しい飼い主さんへの譲渡促進です。
この2つの事業を進めることにより、不幸な猫たちをゼロにできるようにしたいと思います。
悪循環を断ち切る!
野良猫に不妊去勢手術を実施すれば、不幸にも命を落としてしまう仔猫が生まれることはありません。
また、保護された猫にも不妊去勢手術を実施し、十分に健康管理することによって、新しい飼い主さんが見つかる可能性も高くなります。
不妊去勢手術を行うことでこれから生まれる野良猫が減り、地域住民との不要なトラブルも減ります。
すなわち人間と野良猫が幸せに共生することができるようになり、これが和歌山市の考えた「殺処分」では断ち切れない悪循環を断ち切る方法です。
念願の「(仮称)和歌山市動物愛護センター」建設へ
この取り組みを後押しするように、この度、(仮称)和歌山市動物愛護センターが建設されることとなりました。
この(仮称)和歌山市動物愛護センターには診察室と手術室が設けられ、野良猫や保護された猫の不妊去勢手術を行うことができます。
もちろん猫だけでなく犬の不妊去勢手術も行えます。
皆様のご協力が必要です
今回のプロジェクトでは、この不妊去勢手術を行うための体制を整えるために実施します。適切な設備や道具がなければ、安全に不妊去勢手術を行うことができません。
この施設では犬猫の不妊去勢手術と簡易な治療も実施する予定ですが、そのためには手術台や診察台、麻酔装置など様々な設備や薬品が必要です。
そこで、これらの設備や薬品に要する資金を皆様にお願いするため、今回このプロジェクトを実施します。
皆様の寄附は猫たちに安全に不妊去勢手術を行うための設備や器具に活用させていただきます。
皆様からの寄附の使い道・事業計画
【使い道】
設備の拡充:12,781,800円
用具や薬品:5,218,200円
【事業計画】
2019年10月施設の建設完了
和歌山市民の思い
和歌山市保健所 所長 永井尚子
■動物愛護の先進都市に
当市の念願であった(仮称)和歌山市動物愛護センターが建設されることととなりました。
中核市としてはやや遅ればせのスタートですが、この施設を拠点として動物愛護のみならず動物福祉の先進都市を目指していきます。
和歌山市においても動物愛護に関心がある市民の方が多く、当センターの業務開始を心待ちにしております。
当市には犬猫に関する様々な問題がありますが、皆様と職員が協力して問題解決に当たっていきたいと思います。
どうか和歌山市の動物愛護に対する取り組みに御協力をお願いします。
和歌山 城ネコの会 代表
■動物愛護活動は官民の協力が必要です。
和歌山市でも公園などに野良猫が多くいます。
それらの猫の多くは不妊去勢手術をしていないため繁殖を繰り返しています。
私はこれらの猫に不妊去勢手術を行う活動をしていますが、民間での活動には限界があります。
行政が率先してこの活動に協力していただけるのであれば非常にありがたく思います。
和歌山市在住 匿名さん
■もう少し野良猫が少なくなれば・・・
私は動物は嫌いじゃありません。
でも、この付近には野良猫が多く、頻繁に自宅の庭にフンをされるし、せっかく花を植えても花壇を荒らされたりして困っています。
もう少し野良猫が少なくなればいいな・・・と思います。
行政が野良猫の繁殖を制限してくれれば、被害は減ると思います。
寄附してくださる皆様へ
和歌山市職員一同より
不幸な犬猫がいなくなること、将来的に殺処分が0になることは、動物の命を慈しむ人々や動物行政に携わっている自治体の職員の共通の願いです。
和歌山市には、その願いを強く抱いている市民や職員がたくさんいます。それらの人々の願いを実現させるため本プロジェクトのご支援をよろしくお願いします。
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2018年12月14日 07:19
温かいご支援本当にありがとうございます!
この度は私たちのプロジェクトにご賛同いただき誠にありがとうございます。
皆様から頂いたご寄附は、当市で保護した動物たちのために大切に使わせていただきます。目標金額を達成することはできましたが、本来の目標に向けて、これからが勝負であると身の引き締まる思いです。
職員一同、皆様の善意や期待を心に刻み、職務に励んでまいります。本当にありがとうございました。
和歌山市 生活保健課 職員一同もっと見るまだコメントはありません
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和歌山県和歌山市
和歌山市は、近畿地方の南西部、和歌山県の北部に位置する和歌山県の県庁所在地です。江戸時代には御三家のひとつである紀州徳川家が治める紀州藩の城下町として栄えました。古くから「万葉集」に詠われている和歌の浦や、西国第二番札所の紀三井寺など観光名所も数多く存在します。また最近では、日本のアマルフィと呼ばれる“雑賀崎”、ラピュタの島と呼ばれる“友が島”も注目されています。
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