人と猫が共に生きていく高知県を目指して!不妊去勢手術を推進して殺処分される不幸な猫を減らしたい!
カテゴリー:動物
寄付金額 1,591,525円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 53%
- 支援人数
- 107人
- 終了まで
- 受付終了
高知県(こうちけん)
寄付募集期間:2023年11月24日~2024年1月22日(60日間)
高知県
令和4年度、高知県では284頭の猫の殺処分を行いました。
その全てが生まれて間もない子猫であり、県の施設では飼育が困難であるなどの理由から、やむを得ず殺処分しています。殺処分数は減少傾向にありますが、完全なる殺処分数ゼロを目指すためには、まだまだ取り組みが必要です。
そこで、私たちは「人と猫が共に生きていく高知県」を目指し、令和4年度よりクラウドファンディングを通じて、飼い主のいない猫への不妊去勢手術を拡大するプロジェクトを立ち上げました。
高知県では不幸な命を減らすことを目的に、平成26年度から猫の不妊手術に対する助成を行っています。私たちはこのプロジェクトによって助成金を拡充し、より多くの猫に不妊去勢手術が受けられる環境を整え、猫と人が共存できる高知県の実現を目指し取組を進めています。
ぜひ、このクラウドファンディングプロジェクトにご参加いただき、猫たちが幸せな生活を送れる未来を一緒に築きましょう。あなたの力で、高知県の猫たちの命を守ることができます。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
1.猫の殺処分を減らすために不妊去勢手術の推進が必要です
高知県では、令和4年度に284頭の猫の殺処分を行いました。
殺処分数は減少傾向にあるものの、いまだなくなることはありません。
現在、殺処分している猫は、生まれて間もない子猫たちです。
授乳期の子猫の飼育には大変な手間がかかります。
毎日2~3時間ごとに授乳しなければならず、食後には排泄のサポートも必要です。また、ペットヒーターによる体温の保持や、急な体調変化にも気を配らなくてはいけません。
飼い主のいない猫や心ない飼い主による捨て猫、外飼いの猫が無秩序に繁殖して、年間数百頭の子猫が県の施設に持ち込まれた場合、そのすべてを救うことはできないのです。
1匹でも多くの命を繋げるため、高知県では授乳期の子猫を育てていただくミルクボランティアを認定、支援する制度を設け、殺処分を減らす取組を進めています。しかし、たくさんの子猫が生まれてくる現状では、対応が追いつかず、殺処分せざるを得ません。
この悲しい現実を変えるためには、県内全域で飼い主のいない猫に対する不妊手術、去勢手術を推進し、生まれてくる子猫の数を減らすことがなにより重要です。
2.猫の不妊去勢手術を推進して、殺処分される不幸な命を減らしたい!
殺処分される不幸な猫をなくし、人と猫が共に「生きる」ための取組に変えていくには、生まれてくる子猫の数を抑制し、飼い主のいない猫を増やさないことが重要です。
その目的のために、高知県では、飼い主のいない猫に対する不妊去勢手術の費用の一部を助成することで県内での不妊去勢手術を推進し、生まれてくる子猫の数を抑制する取組を行っています。
県内には猫の殺処分を減らしたい、お住まいの生活環境を守りたいという思いから、飼い主のいない猫の不妊去勢手術に意欲を持たれる方々が数多くいらっしゃいます。
本事業はこれらの方々を支援することで、飼い主のいない猫を捕獲し(Trap)、不妊去勢手術を受けさせ(Neuter)、元の生息場所に戻す(Return)、いわゆるTNR活動のサポートを行うものです。
これにより殺処分されたり、交通事故や感染症によって命を落としたりする猫を減らすだけでなく、繁殖期の鳴き声の抑制など、飼い主のいない猫が人に及ぼす悪影響を緩和する効果も期待されています。
TNR活動は、人と猫が共生する社会を作るために欠かすことのできない重要な取組です。県内各地でTNR活動に尽力される皆様に心より感謝申し上げますとともに、高知県としてこれからも殺処分ゼロの実現に向け、努力を続けて参ります。
不妊去勢手術を受け、その印として耳に切れ込みを入れた「さくら猫」。
手術後は住み慣れた町に戻り、地域の一員として暮らしています。
3.寄附金を活用して不妊去勢手術を拡大!
私たちの目標は子猫の殺処分をゼロにし、猫と人が共に生きる高知県を実現することです。皆様からいただいた寄附金は、そのための取組に活用させていただきます。
具体的には、飼い主のいない猫に対する不妊去勢手術への助成を目的とした「飼い主のいない猫不妊手術等推進事業」を拡充し、助成を行える猫の頭数を増やします。寄附金を活用してより多くの猫に手術を施すことで、高知県内において命を落とす不幸な猫を減らすことに繋げて参ります。
さらに、寄附金の一部は動物愛護に関する広報活動にも役立てています。
4.これまでの実績
取組を開始した平成26年度以降、高知県は延べ9,000頭以上の猫に対して不妊去勢手術の費用を助成してきました。当初は申請数が少なかった飼い主のいない猫の不妊手術数も年々増加していき、令和4年度には1,448頭の猫に手術助成を行っています。
申請の中には、初めてTNR活動に取り組まれるという方々も多く、本事業が人と猫が共存する社会について考え、行動するきっかけになっているものと考えています。
県内各地でTNR活動にご尽力される皆様に心より御礼申し上げますとともに、県としてこれからも殺処分ゼロの実現に向け、努力を続けて参ります。
このクラウドファンディングを通じていただく寄附金は、これらの活動をより一層推進するための重要な資金となります。より多くの猫への不妊去勢手術を可能にし、猫と人が共に生きる社会を実現するため、皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
5.私たちと一緒に、猫と人が共に生きる高知県を作りましょう!
飼い主のいない猫は、人間の無責任な行動が原因で生まれてしまった存在です。かつては人々に飼われていた猫が捨てられ、あるいは外飼いの猫が野外で繁殖した結果、現在に至ります。だからこそ、不幸な境遇にある猫たちの数を減らし、猫の被害に悩む人々が安心して暮らせるように努力することは、私たち全員の責務です。
高知県では、飼い主のいない猫の不妊手術推進事業を全力で進めると同時に、飼い猫の室内飼育や無責任なエサやり行為の禁止などの啓発にも力を入れています。これらの取組は、ただ猫の数を減らすだけではなく、飼い主のいない猫に対する認識と行動を変えることを目指しています。
ここで、皆様にお願いがあります。地域で生きる猫と人々の関係のために、自分にできることを見つけていただけると嬉しいです。自宅の猫を室内で飼うことであったり、ご近所とともに地域の猫を見守ったり、そしてもちろん、このクラウドファンディングに寄附をしていただくことも、猫の命を守るためにできる行動のひとつです。
猫と人が共に生きる社会、それを実現するための高知県を作り上げるため、皆様からの温かいご支援をどうかよろしくお願い申し上げます!
お礼の品のご紹介
5,000円以上の寄附をしていただいた高知県外にお住まいの方に、寄附金額に応じて返礼品をお送りします。下記の返礼品からお選びください。
現在進捗情報はありません。
高知県
高知県は、輝く太陽のもと、黒潮打ち寄せる変化に富んだ海岸線をはじめ、四万十川に代表される清流や緑深い山々など、美しく豊かな自然に恵まれています。
あわせて、坂本龍馬や吉田茂など、数多くの先人・偉人を輩出してきた歴史と風土があります。
高知の自由で豪快な気風は、「いごっそう」や「はちきん」と呼ばれる、おおらかな中にも芯の通った県民性を育み、アイデア豊かな土佐人の知恵と行動力は、こだわりのある園芸作物や産業技術を生み出しました。また、「よさこい祭り」に代表される個性豊かな地域の文化を発展させてきました。
こうした高知の良さを生かしながら、高齢者も子どもたちも、働き盛りの方々も、互いに心の絆を保ちつつ、将来に希望を持って暮らせる、そして県外の方々からも「ぜひ行きたい」「ぜひ住んでみたい」と思っていただける高知づくりを目指してまいります。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。