無益な繁殖を減らしたい!人と猫が幸せに暮らせるまちづくりを目指して
カテゴリー:動物
寄付金額 1,058,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 105.8%
- 支援人数
- 40人
- 終了まで
- 受付終了
山形県南陽市(やまがたけん なんようし)
寄付募集期間:2023年4月3日~2023年7月2日(91日間)
山形県南陽市
南陽市では、飼い主のいない猫や適正に飼育されていない猫によるふん尿や鳴き声による騒音等の被害、無責任に餌を与える人に対する苦情が多く寄せられている状況です。
そこで、「無益な繁殖を減らしたい!人と猫が幸せに暮らせるまちづくり」を目的としてクラウドファンディングを昨年度に引き続き実施し、「南陽市猫の避妊手術費補助金」と「南陽市猫愛護活動事業費補助金」を交付し、飼い主のいない猫に対する取組みを支援します。
取り組みに賛同いただける皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
無益な繁殖を減らしたい!人と猫が幸せに暮らせるまちづくりを目指して
南陽市では、飼い主のいない猫や適正に飼育されていない猫によるふん尿や鳴き声による騒音等の被害、無責任に餌を与える人に対する苦情が多く寄せられている状況です。
そこで人も猫も住みやすい生活環境づくりのため、昨年度に引き続き、飼い主のいない猫などに避妊手術を行う市民、団体に対して「南陽市猫の避妊手術費補助金」と市内で猫愛護活動を行う団体へ「南陽市猫愛護活動事業費補助金」を交付し活動を支援します。
厳しい環境に置かれる不幸な飼い主のいない猫等を増やさないため、官民協働で問題の解決に取り組み、「無益な繁殖を減らしたい!人と猫が幸せに暮らせるまちづくり」を目的としてクラウドファンディングを実施します。
取り組みに賛同いただける皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
猫の繁殖力
猫は日が長くなる春から秋の間に何回も発情します。交尾をすれば高い確率で妊娠し、1頭の出産で4~8頭の子猫を産みます。産まれた子猫は早いと4~5か月で発情することがあります。計算上、一頭のメス猫から、1年で20頭以上、2年で80頭以上に増える場合があります。
そのため、最初の1頭のメス猫を不妊手術することが非常に重要です。
南陽市の現状等
猫のふん尿被害等の相談件数の増加
近年、飼い主のいない猫や適正に飼育されていない猫によるふん尿や鳴き声による騒音等の環境被害の相談が多く寄せられており、その対応に大変苦慮している状況にあります。
その場における「かわいい」「かわいそう」などの一時の感情で無責任な餌付けを行った結果、出産により飼い主のいない猫を繁殖させ、望まれない命を増やすことに繋がっています。
また、飼い主の様々な事情により適正な飼育が困難となり、飼い主が管理できる頭数以上に増加したことで、多頭飼育崩壊に繋がったケースもあります。
死亡猫の収容件数(過去5年間)
南陽市における交通事故による轢死や餓死等で命を落とした猫の収容件数は以下のとおりになります。
■2018年度: 92件
■2019年度:102件
■2020年度:101件
■2021年度: 89件
■2022年度: 86件(2023年3月15日現在)
南陽市が目指すべき姿
不幸な猫を増やさないために
飼い主のいない猫等の繁殖を抑え、自然淘汰で数を減らしていくことを目的に、TNR活動(※)を推進し、不妊去勢手術を徹底することで、不幸な猫をこれ以上増やさず、一代限りの命を全うさせ、将来的に飼い主のいない猫等をなくしていきます。
※TNR活動=飼い主のいない猫等を捕獲し(Trap)、避妊・去勢手術を施し(Neuter)、元のテリトリーに戻すこと(Return)
死亡動物の収容数の減少
交通事故等による轢死や餓死等の悲惨な最期を迎える猫の減少、不幸な生命を増やさないことに繋げていきます。
南陽市の取り組み
南陽市では、昨年度に引き続き、以下の補助事業に取組んでいきます。
1.南陽市猫の避妊手術費補助金
【補助内容】
不妊去勢手術費用に対する助成
【補助対象】
市内に住所を有する者又は市内に事業所若しくは住所を有する団体であって、次の各号のいずれかに該当するもの
(1) 日常的な屋外飼育により近隣住民から糞尿被害等の苦情が寄せられている飼い猫に対し、県内の動物病院で避妊手術を受けさせようとする者又は団体
(2) 飼い主のいない猫に対し、県内の動物病院で避妊手術を受けさせようとする者又は団体
【補助金額】
避妊手術を行った猫1匹につき、不妊手術にあっては11,000円、去勢手術にあっては5,500円を上限とし、当該手術に要した費用の100円未満の端数を切り捨てた額
【その他】
飼い主のいない猫を元の生息場所に戻す場合は、避妊手術済みであることを識別できるよう片方の耳にV字カット等の措置を行います。
2.南陽市猫愛護活動事業費補助金
【補助内容】
飼い主のいない猫等の適正な保護及び管理を図るための事業に係る経費に対する助成
【補助対象】
市内に事務所又は住所を有し、山形県知事から委嘱された動物愛護推進員が所属する団体
【補助金額】
補助対象経費と市長が別に定める額(上限額)とのいずれか低い方の額
【補助対象経費】
治療費(不妊・去勢手術に係る費用は除く)、備品購入費(捕獲用具など)、病院搬送費、飼料費、保護飼育に係る餌代など)、その他市長が必要と認める経費
寄附金の使い道
南陽市では、目標金額に達しなかった場合でも、目標金額を超えた場合でも、皆さまからご支援いただいた貴重な寄附金は、全て上記の補助事業に活用させていただきます。
お礼について
この度のプロジェクトのご寄附に対するお礼の品はございません。寄附金は、上記の補助事業に充てることで、寄附金をいただいた皆様のお気持ちにお応えすることとし、お礼に代えさせていただきます。
南陽市長からのメッセージ
南陽市長 白岩 孝夫
このページをご覧いただき、ありがとうございます。
飼い主のいない猫等の増加は、鳴き声や糞尿被害など、その地域に暮らす人々の生活に大きな影響を及ぼします。
近年、当市においても、飼い主のいない猫等に関する苦情や相談が市民の方から多く寄せられ、その件数も年々増加しています。
こうした中、当市では、地域の問題を解決するとともに、無益な繁殖を減らし、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりを目指し、昨年度に引き続き、猫の避妊手術を実施した方等への手術費用の一部助成と、市内で猫愛護活動を行う団体への補助金の交付を行うこととなりました。
皆様からお寄せいただいた貴重な寄付金により、補助制度の充実を図り、継続的な取り組みを行ってまいりたいと考えております。
多くの皆様にプロジェクトの趣旨にご賛同いただき、ご支援・ご協力いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
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2023年07月19日 13:59
「人と猫が共生できるまちを目指すプロジェクト」目標金額を達成!
「人と猫が共生できるまちを目指して」をテーマに、4月3日(月)から開始しましたガバメントクラウドファンディングが、6月7日(水)に本プロジェクトの目標金額を達成しました。
最終期限の7月3日(月)には、目標額1,000,000円に対し1,058,000円のご寄付をいただきました。
この度は、当プロジェクトを応援いただき、誠にありがとうございました。
全国の皆様より目標金額を上回るご寄付を頂戴し、南陽市を始め、関係者一同心から感謝申し上げます。
この度、お寄せいただいた寄付金については、「猫の避妊手術に対する補助金」と「猫の愛護活動経費に対する補助金」に活用させていただいております。
本プロジェクトを通して実施している取組みをご報告いたします。
【6/18(日)保護猫の譲渡会を開催】
この度の譲渡会は、当市と動物の愛護活動を行っている「パウズバディ」(ボランティア団体)との共催により開催しました。
保護猫30匹全てが新しい飼い主(飼い主や先住猫との相性を観察して保護するかどうかを判断する「トライアル」を含む)が見つかりました。
【保護猫の避妊手術費補助金等に活用】
「猫の避妊手術費に対する補助金」と「猫の愛護活動経費に対する補助金」に活用させていただいております。
補助金の交付実績、その他取組み実績は以下のとおりになります。(令和5年7月12日時点)
① 猫の避妊手術費に対する補助金 14件(オス6匹、メス11匹)
154,000円
② 野良猫等の相談件数 17件(令和4年度実績 49件)
今後も飼い主のいない不幸な猫を増やさないための取組みを実施して参りますので、引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
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山形県南陽市
つながり つどう 縁結ぶまち 南陽
山形県南陽市は、北に丘陵、南に沃野が広がり、都市の利便性と自然環境が調和した、すぐれた伝統と歴史をもった魅力あふれるまちです。
湧き出る温泉と豊かな自然に恵まれ
四季折々の彩と美しい悠久の自然が息づくまち「南陽市」
都会では味わえない、ぬくもりのある故郷がここにあります。
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