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「高社山」新しい登山道で多くの人に雄大な自然を楽しんでほしい。

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 110,000

2.2%

目標金額:5,000,000

達成率
2.2%
支援人数
6
終了まで
受付終了

長野県木島平村(ながのけん きじまだいらむら)

寄付募集期間:2017年2月6日~2017年3月31日(54日間)

長野県木島平村

プロジェクトオーナー

木島平村では、古くから「神宿る健康の山」として崇められてきたた地域のシンボル「高社山」の歴史的価値をあらためて見つめなおし土道と550段の階段で結ぶ新たな本格的ブナ林ルート(登山道)の整備費用をふるさと納税を通じて募ります。観光に訪れられるお客様や地元住民の健康増進のためにご理解とお力添えをお願いいたします。

高社山に登山ルートを設け、地域を盛り上げたい!

■このプロジェクトの概要■

長野県木島平村では、地域のシンボル「高社山」の歴史的価値をあらためて見つめなおしたいと思っています。冬はスキー場として賑わう一方、かつては修験道の山として信仰の対象でもあり、登山に慣れた人が素晴らしい景色と、きつさを乗り越えた達成感に喜ぶ複数の高レベルな登山コースを持つ高社山。登山の山としての魅力をもっと発信し、木島平村を訪れた観光客にもっと高社山を登ってもらいたい。また、もっと登りやすいルートを作ることで、地元の人に健康増進のためにもっと登山をして、遠来の観光客とも交流してもらいたい。そんな思いから、土道と550段の階段で結ぶ、新たな本格的ブナ林ルート(登山道)の整備費用をふるさと納税を通じて募ります。観光に訪れるお客様や、地元住民の健康増進のためにご理解とお力添えをお願いいたします。

高社山について

高社山(こうしゃさん、たかやしろやま)は、長野県北東部の中野市、山ノ内町、そして木島平村の境界に位置する標高1351.5mの山です。
郷土富士のひとつとして高井富士(たかいふじ)とも呼ばれており、古くから信仰の対象とされ、地域の人々から信仰の山、健康祈願の山として崇められてきました。
複数のコースがある登山向けの山で、木島平スキー場や山麓付近には、愛宕山の湧水(一般社団法人長野県薬剤師会選「信州の水37選」のひとつにも選ばれています)で有名な不動滝や、年に一度だけ姿を現す「幻の滝」を含む樽滝等の観光名所も点在しており、観光の山としても親しまれている木島平村のシンボル的な存在です。

信州百名山のひとつ 高社山

「名山の資格の一つは、やはり容姿端麗で、人目に立つということだ。この条件にぴったりなのは高社山だ。私達が電車に乗って湯田中へと近づく時、高社山の大きな広い裾野と、その秀麗な山容に目を奪われる。」

清水栄一 『決定版 信州百名山』(桐原書店刊)より

文筆家・登山家である深田久弥の随筆『日本百名山』。選ばれた百名山の踏破を目指す数多くのファンを生み、そのなかに長野県の山岳愛好家、経営者の清水栄一氏がいました。清水氏は日本百名山を登るうちにその信州版の選定・執筆を志し、1979年に『信州百名山』を出版しました。集められた百の山岳随筆を読むと、登山の喜び、そして美しい信州の自然を次の時代に伝えたいという使命感がしみじみと感じられます。

信州百名山の選定の基準は、

一、千メートル以上の標高をもつこと。

二、山容が秀で、登高欲の対象となる山であること。

三、一つの山脈または山域の最高峰または代表的な山であること。

など5点。病弱だった清水氏は山への情熱から登山を繰り返し、ついには健康を取り戻したといいます。

高社山について清水氏は「初めて山の高みから見る雪山の異常に美しい展望に、子供心にうけた感動を不思議に鮮明に思い出す」「この時の高い地点から眺めた美しい山々の印象も山が好きになった動機の一つのような気がする」と中学2年の冬のスキー場の思い出を語っています。

鉄道からも見渡せる高社山

写真

清水氏も書いているように、今はなき、長野電鉄木島線に乗り、段々と近づいてくる高社山の姿は感動ものでした。

訪れた地元の登山者や遠方からの観光客も、その威容を伝えたいとSNSでよく写真が投稿されています。

地元の人も高社山に強い思い入れを持っていて、「高社山を世界に発信する会」が結成されているほど。「山の日」の制定以来、市民対象の登頂イベントなどが企画されています。

また、スキーシーズン以外は高社山北側のゲレンデはフラワーガーデン「木島平やまびこの丘公園」、各種アウトドア体験が楽しめる「望郷にこにこファーム」が開園し、多くの観光客の皆さんにご好評をいただいています。

修験道と高社山 ――健康の山の始まり

昔から「髙井富士」と讃えられていた高社山は、名の通り付近の他の山々と比べると、孤立して聳えている美しい山で、漂う気品から人々を信仰の世界に魅き入れていました。周辺の遺跡などから縄文時代後期(約4000年前)にはすでに高社山を信仰の対象として祭祀が行われていたと考えられています(『高杜神社の歴史』(高杜神社記念誌委員会刊))。

古くは奈良時代から明治元年の「神仏分離令」に至るまでの千年以上にわたり修験道の道場としても知られ、修験者がこの山を登りました。

現在は中野市と高山村に存在する、平安中期の「延喜式」にも記載された由緒正しい高杜神社の主祭神は大国主命で「出雲の神々」ですが、高社山の祭り歌のひとつに「『峰の薬師』(修行が行われた岩窟、およびそこに安置された本尊)は十二体」とあるように山頂には、「出雲の神様」とインドから渡来した薬師如来が同座しています。病気を癒し、人を苦しみから解放する薬師如来は現世利益の仏とされ、修験道とも関係が深い仏様です。健康祈願の山として崇められたのもうなずけます。

参考文献 湯本達保『たかやしろ山麓・赤岩村の歴史』(平成19年・鬼灯書籍刊)

新登山ルートについて

写真

今回計画している新規ルートは既存の西側ルート中腹を起点とし、高社山正面斜面のブナ林を抜け、山頂リフト降場が終点となります。土道と555段の階段で構成され、路線長は760mです。
整備工事は平成29年5月から開始、11月には完成し、みなさまのお目にかけることができると思っております。



寄附の使い道

高社山登山道建設総事業費 3000万円  
(寄附金500万円 自己資金2500万円)

①石基礎工 石看板彫り工 300万円(資材搬入費含む)
②木枠看板設置 100万円
③諸経費 100万円

※目標金額を達成しなかった場合でも、頂いた寄附金は本プロジェクトの使い道の一部へ充てさせていただきます。



2万円以上のご寄附を頂いた皆様へ、
  木島平産コシヒカリ&ご芳名看板にお名前をご掲示!

今回のプロジェクトにご賛同いただいく皆様にはお礼の品として、2万円以上ご寄附をいただきました皆様のご芳名一覧看板を整備完了時に登山道内に掲出させていただきます。

また、木島平米の最高峰「村長の太鼓判」コシヒカリ1.5kgを送らせていただきます。

木島平村は米のオリンピックと呼ばれる「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)にて8年連続金賞に輝いた米の優良産地です。人口が減り、農業の担い手が少なくなってきている現状ですが、後継者を育成しつつお米の更なるブランド化にがんばっているところです。

その、木島平産コシヒカリの中でも、より高品質なもの、厳選したものが「村長の太鼓判」です。村内産の最高級コシヒカリでもあります。

現在進捗情報はありません。

長野県木島平村

長野県の北端、千曲川をはさんで飯山市の対岸に位置し、長野市からの距離は約40kmです。
中世に木島郷があり、近世には一帯が木島平と呼ばれていたことから名づけられました。
南に高社山(1351.5m)、東南に高標山(1747.9m)、そして東はカヤの平高原、北は毛無山系と三方を山に囲まれ、樽川、馬曲川の扇状地、海抜320~750mの間に26の集落を形成しています。
気候は内陸性気候で寒暖の差が激しく、農作物の栽培に適した自然環境をつくりだしています。また、長野県内でも有数の豪雪地帯で冬の積雪期間は110日、積雪は1.5~2mにも達します。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 登山道が整備されましたら、来年春には木島平スキー場コースからの登山に挑戦してみたいと思います。今から楽しみです♪

    2017年3月31日 12:06

  • 修験道の復活をお祈りしております!

    2017年3月24日 0:00

  • 北信州の霊峰に訪れる方の為に「高社山登山道」整備事業に小額ですが協力させて頂きます。

    2017年2月16日 16:03

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