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伝える、広げる。佐賀の伝統工芸支援始動!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 510,000

2.5%

目標金額:20,000,000

達成率
2.5%
支援人数
17
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2016年10月14日~2017年3月31日(169日間)

佐賀県NPO支援 × ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

かつて名産地と呼ばれた場所で最後の一軒となって作り続ける作り手がいます。伝統の継承と革新を日々試みる作り手がいます。佐賀県の伝統工芸は伊万里焼・有田焼、唐津焼だけでなく、和紙、竹細工、織物、ガラス工芸、家具と多岐にわたります。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、東北の伝統工芸支援で培ったノウハウを活用し、次なるステージを目指す佐賀の伝統工芸の作り手を支援します。海外デザイナーとのコラボ、新たな国内販路の開拓、後継者育成。お礼の品はもちろん、PWJが作り手の方々と選んだ逸品ばかりです。手に取ってもらうことも今回の支援の目的のひとつです。

■最新のプロジェクトで支援受付中

 

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今回のプロジェクトを行うピースウィンズ・ジャパンについて

私たち、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は難民支援や災害救援の分野で約20 年の歴史を持つ国際協力NGO です。
ここ数年は日本国内の地域活性化を目的とした活動にも力を入れています。CSO(市民社会組織)誘致を積極的に推進する佐賀県の招きもあり、2015年12月に佐賀市に事務所を開きました。佐賀県や県下のCSO とも連携し、従来の活動に加え、伝統工芸支援も大きな柱として活動を開始しています。

佐賀の伝統工芸支援で地域振興に貢献

県内の伝統工芸制作者の課題や方向性は同じではありません。しかし、ひとつひとつ手作りで作られる工芸品を「より多くの人に知ってもらいたい、長く使ってもらいたい」という想いは一緒です。その想いをカタチとして届けるため、PWJは今後、さまざまな活動に着手します。佐賀の伝統工芸をまだ知らない人々へ向けての情報発信、チャネル開発、生活様式や生活者の意識の変化に対応した商品づくり。海外市場を見据えた商品開発や展示会の開催も計画中です。

次のステージを目指す伝統工芸の作り手を支援することにより、PWJは佐賀県の地域振興に貢献したいと考えています。

御礼とご報告

佐賀県の「ふるさと納税」を活用したPWJの佐賀の伝統工芸支援では、昨年12月の開始以来、多くの方々に寄附のお申し出をいただきました。また、皆さまからいただいた応援メッセージは力づけられるものばかりでした。ここに御礼申し上げます。
皆さまからの支援をもとにPWJは、現在、県内の伝統工芸の工房を訪ね、制作の現場を見学し、作品を手に取り、作り手の方々からさまざまなご意見、ご要望を伺っています。

この秋からいよいよ具体的な支援プロジェクトが動き出しました。

①ポータルサイトの立ち上げ
佐賀の伝統工芸とその作り手を紹介するポータルサイト
「ピースクラフツSAGA」を2018年4月立ち上げ予定。

②展示販売イベント【終了】:10月19日(水)~25日(火)
岩田屋本店(福岡市中央区天神)
新館6階ジャパンセンシズのコーナーにて佐賀の伝統工芸品、尾崎人形と肥前名尾和紙を展示販売いたしました。
 ・尾崎人形の絵付け実演
  日程:19日(水)、22日(土)、23日(日)、25日(火)
 ・岩田屋オリジナルの鳩笛の限定販売
 ・岩田屋オリジナルセレクトの和紙セットの販売

③展示会【終了】:12月3日(土)~4日(日)
東京有楽町の交通会館1階にて開催された「佐賀県にふるさと納税して支援しよう」イベントに参加。
イベントでは今回のふるさと納税の返礼品だけでなく、
できるだけ多くの商品を展示し、作り手の姿勢や志をぜひ皆さまに知っていただきたいと考えました。
当日は多くの方に足を運んでいただき、皆さまからの言葉が大きな励みになりました。

まだまだ活動を予定しています。

・フランスでのテストマーケティング
・海外アーティストとのコラボレーション
・国際展示会への出展
・工房での体験を組み込んだツアーやイベントの企画
・工芸品の海外展開の橋渡し
なども進めていく計画です。
今後、詳細が決まり次第、情報は随時更新いたします。

佐賀で生まれた伝統工芸の数々

佐賀錦photo01

佐賀錦(さがにしき)/佐賀錦振興協議会

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金箔や銀箔などを張った和紙を細く裁断して縦糸に、染色した絹糸を横糸にして少しずつ手作業で織り上げます。1日に織れるのはわずか数センチ。
現在は佐賀市にある佐賀市歴史民俗館/旧福田家を拠点に佐賀錦振興協議会のメンバーが伝統技術の継承、後継者育成に尽力しています。旧福田家では佐賀錦の実演も行われており、織り体験とアクセサリー作り、作品の購入も可能です。

佐賀錦photo02



肥前びーどろphoto01

肥前びーどろ(ひぜんびーどろ)/副島硝子工業

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佐賀のガラス製造は幕末にさかのぼります。副島硝子工業の初代副島源一郎は精煉方(今で言う理化学研究所)の技術を受け継ぎ、高度な技法を習得しました。
今も職人さんが高度な技術が必要とされる「びーどろ」を制作しています。一方、生活様式の変化に合わせた新たな商品作りも積極的に行っています。佐賀市重要無形文化財に指定されています。

肥前びーどろphoto02



鍋島段通photo01

鍋島緞通(なべしまだんつう)/鍋島緞通吉島家

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鍋島緞通の誕生は300年以上前の江戸元禄年間。最大の特徴は縦糸、横糸ともに上質な木綿を使用していることです。日本の風土に根ざして制作された鍋島緞通は冬暖かく、夏はひんやりと1年を通して使うことができ、歳月を経ることにより、さらに優しい風合いとなります。
方眼紙に描いた図案を見ながら一段ごとに織り込む作業はすべて手作業。一人前の織り手になるには5年は必要と言われています。

鍋島段通photo02



諸富家具photo01

諸富家具(もろどみかぐ)/諸富家具振興協同組合

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佐賀市諸富町は、筑後川の対岸にある福岡県大川市と並ぶ有数の家具産地です。その特徴は、高い木工技術とオリジナリティあふれるデザイン性にあります。各企業・工房はオーダー家具、創作家具、インテリア小物などそれぞれ得意とする分野を活かし、住環境の変化に対応した多種多様な商品を制作しています。
近年は「諸富家具」のブランド化にも力を注いでいます。

諸富家具photo02



備前名尾和紙photo01

肥前名尾和紙(ひぜんなおわし)

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肥前名尾和紙の工房は福岡県との県境にもほど近い静かな里山にあります。この地に紙漉きの技法が伝わったのは今から300年以上も前と言われています。昭和初期には100軒以上あった紙漉き工房も今は1軒のみ。現在は6代目と7代目が伝統を守りつつ、新たな挑戦を続けています。
名尾和紙の特徴は強度と色、柄のバリエーションの豊富さ。建具、照明器具とその用途は大きく広がっています。

備前名尾和紙photo02



西川登竹細工photo01

西川登竹細工(にしかわのぼりたけざいく)/栗山商店

西川登竹細工は明治初期にこの地区の農家の副業として始まりました。20世紀初頭には500人を超えた作り手も時代の趨勢とともに減少。今は数少ない作り手が材料となる淡竹(はちく)で竹ひごを作るところから編み込みまでをすべて手仕事で行っています。
しなやかで通気性がよく、使えば使うほど艶やかな色合いになる竹細工は海外での評価も高く、後世に残したい技のひとつです。

西川登竹細工photo02



鹿島彫刻photo01

浮立面(ふりゅうめん)/中原恵峰工房

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佐賀県の伝統的地場産品にも指定されてる「浮立面(ふりゅうめん)」は、佐賀県南西部に伝わる無病息災や五穀豊穰などを祈願する伝統舞踊「面浮立(めんぶりゅう)」で被られる鬼面です。
中原恵峰さんは名人と言われた彫師に弟子入りして独立。半世紀以上も彫り続け、現在は18歳から父である恵峰さんについて技を体得した息子さんと一緒に伝統の技を守っています。作る作品は浮立面だけでなく、飾り兜、動物の置物と幅広く、海外の展示会でも高く評価されています。

鹿島彫刻photo02



弓野人形photo01

弓野人形(ゆみのにんぎょう)/江口人形店

博多人形師が武雄市弓野地区で人形を作り始めたのは明治時代。今から130年以上も前のことです。博多人形に近かった原型が次第に温かみやユーモラスさを増し、今の人形になりました。粘土を型に塗りつけて延ばし、素焼。その後に手作業で彩色して仕上げます。
作り手が減少するなか、江口さんは奥さん、息子さんと3人で家業として制作を続けています。

鹿島彫刻photo02



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のごみ人形(のごみにんぎょう)/のごみ人形工房

のごみ人形の始まりは終戦直後の昭和20(1945)年。秘伝とされた鍋島更紗(なべしまさらさ)を復活させた染色家故鈴田照次さんが「うるおいと楽しさ」を求めて作り始めたものです。現在は染色家の鈴田滋人さんが人形工房も受け継いでいます。
工房では3人の職人さんが初代の想いを胸に、型どりから彩色までひとつひとつ手作業で作り続けています。郷土玩具の愛好家にも人気の人形です。

弓野人形photo02 



お礼の品ピックアップ!

10,000円以上の寄附 お礼の品をピックアップ

弓野人形/黒猫貯金箱

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個性的な招き猫スタイルの貯金箱です。ひとつひとつ手書きで絵付けをしています。


のごみ人形/稲荷駒(特小)

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開運の願いを込めて一体一体作られました。背に乗せているのは願いがかなうと言われている宝珠です。



15,000円以上の寄附 お礼の品をピックアップ

肥前びーどろ/虹色しずく型グラス

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金型を用いず作る「宙吹き技法」で作ったハンドメイドのグラス。5色の色ガラスで虹を表現しています。


肥前名尾和紙/扇子

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自然素材で染めた染色和紙の扇子です。和紙の扇子は軽くあおいでも強い風が起き涼しさが増します。


30,000円以上の寄附 お礼の品をピックアップ

肥前びーどろ/縄文ピルスナー青・赤セット

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肥前びーどろのロングセラー商品です。ひとつひとつ手作りのため、縄模様は微妙に異なります。


諸富家具/M.SCOOP p.pen place

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ペンを立てる、横向きに置く。そしてペーパーウェイト。3つの機能が備わった商品です。


50,000円以上の寄附 お礼の品をピックアップ

弓野人形/内裏雛

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個性的な内裏雛を探している方におすすめです。品のある顔だちは博多人形の系譜を引く証です。


100,000円以上の寄附 お礼の品をピックアップ

諸富家具/M.SCOOP 4点セット

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スマートフォン、メガネ、時計、ペンのスタンド4点セット。「置くこと」にこだわった商品です。


鍋島緞通/新鍋島座布団 対角中心柄

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鍋島緞通を代表する文様をモダンに配した座布団です。質の良い木綿で織られています。


500,000円以上の寄附 お礼の品をピックアップ

飛鳥工房/親子代々伝わる木馬 飛鳥の木馬

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丈夫でコンパクトな木製木馬です。自然塗装仕上げなのでなめてもかじっても害はありません。


佐賀錦/チェーン付きショルダーバッグ

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クラッチバッグとしても使えるフォーマルバッグです。銀糸のきらめきが落ち着いた気品を感じさせます。


1,000,000円以上の寄附 お礼の品をピックアップ

諸富家具/ブロッコ70チェスト

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4段の引き出しは軽く押すだけで開け閉めでき、便利です。前板は木目の異なる木材をバランスよく配置しています。


浮立面/飾り兜

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五月人形に加えたい木彫りの兜です。成長を願って兜の左右の吹返し部分には滝を登る鯉が彫られています。


1,500,000円以上の寄附 お礼の品をピックアップ

鍋島緞通/手織玄関サイズ 蟹牡丹縁雷文

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鍋島緞通の代表的な文様「蟹牡丹」を手織りで織り上げた商品です。年間を通してお使いいただけます。


現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 応援しています!

    2017年3月9日 23:58

  • 日本の伝統工芸のすばらしさを発信してください。応援しています!

    2016年12月29日 8:44

  • 佐賀県はお洒落な街で伝統工芸にも深くとても市、街、人に暖かさを感じます。ますます、繁栄しますように。

    2016年11月26日 8:34

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