AWARD 2020
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千葉県 南房総市

ベストインベストメント賞
台風被害で100年の歴史が止まった献上びわの復活

260年続く「房州びわ」栽培は、地域住民にとっても誇りであり、全国に配送している人気の特産品。105回続いた皇室献上が収穫量の減少により途絶え、地域住民が負った精神的なダメージも大きい。ガバメントクラウドファンディングを活用し、房州びわの復活に取り組む。

令和元年房総半島台風により受けた被害は、1年経った今でもブルーシートが張られた家屋が多く、深い傷跡が残っている。 房州びわは寒害を避けるため気温が高い南東向きの山、水はけの良い急傾斜地の山で栽培され、江戸時代から品種改良を行い、配送方法を工夫し、自身でトロッコを開通させ何代にもわたって栽培され、販路を広げ現在に繋げてきた。しかし、この立地が台風による倒木で園地への道を閉ざし復興の妨げになる原因となってしまった。 収穫量が激減し105回続いた皇室への献上が止まったことは、特産品に対する誇りが削られ地域住民への精神的ダメージも大きい。 びわ山再生のための資金調達としてGCFに挑戦し、びわ農家、道の駅、未来を担う子どもたちを始め、地域をあげて房州びわを復興させたいと願っている。

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