ふるさと納税で弘前城の一口城主に!100年ぶりの石垣修理事業の応援よろしくお願いします!

弘前市ではふるさと納税の使い道のひとつに「石垣普請応援コース」としまして、弘前城の本丸石垣修理事業への寄附を募っております。
本丸の石垣は、天守を支える非常に重要な部分であり、石垣修理は約100年ぶりとなります。

石垣普請応援コースに寄附いただいた方を、一口一万円で一口城主とし、特典を差し上げています。

城主となって石垣普請を応援してみませんか?

弘前城の城主に!?「一口城主」とは

弘前市のふるさと納税に1万円以上寄附いただき、使い道で「【特別コース】弘前城天守がお引越し!世紀の石垣大修理~石垣普請応援コース~」を選んでいただいた方を、弘前城の「一口城主」としています。

一口城主には、以下の特典があります。

【特典1】城主証

一口城主であることを証し、城主証をお送りします。

※デザインは変更となる場合があります。

【特典2】芳名板への氏名掲載

弘前城天守内に芳名板を設置し、一口城主の皆さんの氏名を掲載しています。
10万円以上寄附いただいた方は、大口寄附者として芳名板上部に氏名が掲載されます。

※企業、団体でお申し込みいただいた方も対象となります。

【特典3】石垣修理事業に関するイベント案内の送付

弘前市では、石垣修理事業に合わせ、石垣修理や、弘前城、石垣について詳しく知ることができるイベントを開催しています。
一口城主の皆さんへもイベントの案内をお送りさせていただきますので、ぜひ参加し、どのように石垣修理が行われているのかご確認ください。

※イベントのご案内は、寄附後直近で行われるもの1回となります。イベント内容が決まり次第のご案内となりますのでご了承ください。

弘前城のご紹介

弘前城(史跡津軽氏城跡弘前城跡)は、弘前藩初代藩主・津軽為信により築城が計画された江戸時代のお城です。

築城着手前に為信が亡くなり、お城は2代藩主信枚の時代、慶長16年(1611年)に完成しました。

お城は本丸・北の郭・二の丸・三の丸・四の丸・西の郭の6つの郭で構成された平山城で、その規模は東西約 500m、南北約1,000m、総面積約50ヘクタールに及びます。
濠は三方・三重に巡らされ、西側は蓮池と岩木川の流路であった西濠で守られています。

築城当初の天守は五層(5階建)であったといわれ、本丸の南西隅に位置していましたが、寛永4年(1627年)の落雷により焼失したと伝わっています。

本丸の南東隅にある現在の天守は、文化7年(1810年)に9代藩主寧親が櫓造営の名目で再建したものです。

日本で現存している12天守のうちのひとつに数えられ、3棟の櫓・5棟の城門とともに重要文化財に指定されています。

本丸東側石垣の歴史《100年ぶりの石垣修理》

解体修理が行われている本丸東側の石垣は、慶長16年(1611年)の時点では一部しか築造されていませんでした。

再び石垣が築造されたのは、約80年後の元禄年間のことです。

元禄7年(1694年)に石垣築造の起工式が催され、同8年(1695年)に石垣築造工事着手、同12年(1699年)にようやく完成します。

年月は流れ明治時代の中頃になると、天守台下石垣の崩落が起こります。
そのまま放置すると天守まで崩落する危険性があったため、明治30年(1897年)に弘前市出身の大工棟梁・堀江佐吉が、天守を西側に曳屋しています。
その後、天守台の北側に続く石垣も崩落したという記録が残っています。

最終的に石垣を現在の形状に修理し終えたのは、大正4年(1915年)のことでした。

明治・大正の石垣修理から100年ほど経過し、再び石垣崩壊の危険性があることから、石垣解体修理工事を行うこととなり、平成27年には天守が曳屋され、約70m移動しました。
石垣修理を間近で体感できるめったにない貴重な機会ですので、石垣修理事業に関するイベント等ぜひ一度ご参加ください。

今まで行った石垣修理事業に関するイベントの様子

今まで行った石垣修理に関するイベントの一部をご紹介いたします。

曳屋(ひきや)体験(平成27年9月20日~27日)

曳屋(ひきや)体験(平成27年9月20日~27日)

弘前城本丸石垣修理事業に伴い行われた天守の曳屋(ひきや)を体験するイベントです。

参加者がロープを引き、力を合わせて天守を動かしました。

弘前城本丸石垣解体プレイベント(平成28年10月30日、11月13日)

弘前城本丸石垣解体プレイベント(平成28年10月30日、11月13日)

石垣解体を前に、石垣解体がどのように行われるのかや、藩政時代に石垣の大石をどのように運んだのかなどを紹介するイベントを開催しました。
参加者は解体前の石垣に一つひとつ番号をつける「番号付け」も体験しました。

弘前城本丸石垣修理体験イベント(平成29年8月11日、12日)

弘前城本丸石垣修理体験イベント(平成29年8月11日、12日)

石垣の解体工事が進められている弘前城本丸にて、石垣修理について、石垣の構造はどのようになっているのか、石積みの伝統的技法はどのようなものだったのかなどを、昔からある道具を使って体験できるイベントを開催しました。
「足場回廊体験」では、石垣解体のために組まれた足場を歩き、解体が進む石垣を間近で見ることができる貴重な機会に、参加者は熱心に説明に耳を傾けていました。

弘前城本丸石垣修理体験イベント(平成30年8月11日)

弘前城本丸石垣修理体験イベント(平成30年8月11日)

昔ながらの方法で石積み石吊り体験や石割体験を行いました。

 弘前城本丸石垣修理事業の詳細・最新情報はこちらから

弘前市のお礼の品を一部ご紹介