2022/06/16 (木) 17:46

地域から学び、地域に誇りを持つ人になれ! ~南房総学~

南房総学とは、市内にある小中学校(6小学校&6中学校)が独自のアイデアを活かし、各教科の指導に関連させながら地域を学び「南房総市への誇りと強い思い」を育てるための学習です。

地域の自然や産業、伝統文化を学び、体験する中で「南房総市に残っても、離れても、どこに行っても支えとなる故郷への思い」を持つ子どもの育成を進めることとしています。

市立富浦小学校での南房総学

千葉県唯一の皇室献上品である南房総市の代表的果実「房州びわ」

びわの栽培が特に盛んな富浦地区にある市立富浦小学校では、6年生が丹精込めて育て収穫、厳選したびわを、道の駅「とみうら枇杷倶楽部」で自ら販売まで行う「びわ授業」を実施しています。
100年以上も皇室に献上している枇杷の産地であるこの地域に誇りと愛着を持ってもらう一環として実施しており、地域の青年びわ農家でつくる枇杷研究会に教わりながら、12月には摘花、4月に袋かけ、下草刈りなどをして育てています。

しかしながら、令和元年に甚大な被害をもたらした台風15号の影響や新型コロナウイルス感染症予防の観点から販売は見送られていました。

3年ぶりの販売へ

4月の袋掛け。
枇杷研究会の皆さんから手ほどきを受け、実の選定から袋掛けのやり方を教わりました。

6月の収穫!
収穫した枇杷を大きさ毎に分けて、箱詰めします。

1日限定での販売。
6/8の午後1時と午後1時30分の2回に分けて販売を開始。
子供たちからは「僕たちが大事に作ったびわですよー!美味しいですよー!」と大きな声での呼び込みもあり、2回とも15分程度で完売となりました。
最後のお客様には子供たち全員から「ありがとうございました!」とお礼を伝え、周りに集まっていた方々から大きな拍手をいただいていました。

この経験から「感謝する気持ち」と「思いやる気持ち」、それともちろん「地域への誇り」をいつまでも忘れずにいてほしいなぁ!

応援ありがとうございます!

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