佐賀県 有田町
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A200-11 初期伊万里うつし「追福」十四代李参平
初代李参平とともに十三代への敬意を表した十四代李参平作品(2017年新作)。
今から400年前、有田焼の草創期である初期伊万里様式の技術を元に、有田泉山の陶土100%の参平土を使用した作品。
【伝統工芸士 十四代 李参平作】
有田焼の原料を見つけた陶祖 李参平の末裔。十四代目として400年前の有田焼草創期にあたる。器とその失われた技術を初期伊万里と位置づけ、様式の確立を目指して作陶に励む。
初代李参平の器にかけた人生を倣い、2017年より陶磁器文化で人をつなぐ「国境なき陶工」プロジェクトを始動。
窯元・提供:陶祖 李参平窯
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有田町について
引き継がれる、伝統と技。 陶磁器のまち「有田町 ARITA」
佐賀県の西の端に位置する、人口およそ19,000人の小さな町。
美しい景観を 誇る田園地帯や、黒髪連山など豊かな自然に恵まれ、古くからやきものの町として栄えました。
特産品である「有田焼」は、17世紀初頭に朝鮮人陶工によって始められた、日本で最初の磁器で、2016年に創業400年を迎えました。
有田焼を育んだ有田内山地区の町並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に 選定されています。
江戸後期から昭和にかけての窯元、商家、洋館などが立ち並んでおり、登り窯の廃材を利用したトンバイ塀が、通りに独特の風情を醸しています。
毎年ゴールデンウイークに開催される「有田陶器市」は、7日間の期間中に100万人以上の お客様が国内外から訪れる国内最大級の陶器市として有名です。
一方で有田町は「棚田」という特徴的な景観を持つ稲作地であり、また、「佐賀牛」や 「ありたどり」を生産する県下有数の畜産地でもあります。
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【有田焼ができるまで】
1:成形(陶土で形を作る工程です。大きく分けて、ろくろ成形と鋳込み成形の2種類があります。成形し乾燥させた後、約900度の素焼き窯で焼き上げ、強度と吸水性を高めます。)
2:下絵付け(呉須で文様を描きます。)
3:施釉(磁器の表面にガラスの光沢を与えるために釉薬をかけます。)
4:本焼(本焼き窯で約1300度の高温で焼き上げます。)
5:上絵付(焼成後の釉薬の上に色絵具で文様を描きます。)
6:上絵付焼成(赤絵窯に入れて約800度で焼き上げます。釉薬の上に色絵具が焼き付いて完成します。完成した作品は、成形直後の素地よりも15%ほど縮みます。)
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●有田町へのご寄附につきまして●
同一年内で複数回の寄附を行った場合でも、都度お礼品を受取る事ができます。
(受取り回数の制限はありません)
佐賀県 有田町