平山郁夫「流沙浄土変」(版画・額装)
お礼の品概要
西域の砂漠を古代から中世にかけて、東西文化が往来し、人や文物や宗教などの文化も、長い時間をかけて西から東へと伝来されました。「流沙浄土変」は、キャラバンの上空の、微かに雲間から見える三尊仏が、仏教伝来や人々の旅行の安全を祈るように象徴的に描いています。
偉大な功績を残し、燦然と輝き続ける日本画壇の巨匠・平山邦夫は、1998年文化勲章を受章されました。自らの戦争体験から、仏教への深い関心を持ち、平和への切実な祈りを込めて独自の画境を切り開かれた、平山画伯。生涯「仏教伝来の道」を探求し、1968年頃からシルクロードを中心に150回以上もの取材活動を行い、仏教、シルクロード、世界の文化遺産などをテーマに、東西文化の交流史を壮大なスケールで描きました。被爆の後遺症に悩みながらも、人類の遺産を守り続け、「平和の祈り」を込めて描かれた名作は、人々に感動を与え続けています。
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絵画
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内容量 | フレームサイズ455×570mm 、画面寸法265×380mm、特殊美術印刷・シルクスクリーン・岩絵具仕上げ、特装金泥仕立額・黄袋・差し箱入、重量約3kg |
お礼の品の詳細
巧藝画〜名作を身近に触れる喜び〜
横山大観が命名した巧藝画は、より多くの人々に日本文化の神髄を、身近に触れていただきたい、原画の持つ品格を肌で感じてほしいという願いから生まれました。九十有余年にわたり引き継がれた、知恵と巧みの確かな技術が織りなす巧藝画の技法により、一作一作が丁寧に仕上げられています。
また、作品を引き立てる額装は、特製金泥仕立てにより、格調高く仕上がっています。ご自宅の玄関・ロビーやリビング、オフィスにも季節を彩る芸術作品としていかがでしょうか。
