石川県 加賀市
オンラインワンストップ:自治体マイページ
チョイス公式ポイント導入自治体 詳細
保有ポイント:
この自治体のポイントについてチョイス公式ポイント交換対象 【平日限定】展望露天風呂付プレミアム和洋室 四季亭懐石ペア宿泊券<1泊2食付き>
山代温泉中心地の湯の曲輪に位置する<明治元年創業の老舗旅館>です。
北大路魯山人ゆかりの宿でもあり、書や篆刻作品を展示公開いたしております。
全室で20室しかなく、落ち着いた雰囲気でごゆっくりとお寛ぎいただけます。
夕食朝食ともに部屋食にて一品出しで作りたてをご賞味いただけます。
チェックインが13時で、チェックアウトが翌日12時となっており最大23時間滞在できます。
全館の床が天然無垢の桐づくしとなっておりますので、スリッパなしで素足のままお寛ぎいただけます。
※満室の場合は、ご希望日に添えないことがございます。
※詳しくは施設へ直接お問い合わせください。
【お礼の品に関する問合せ先】
有限会社たちばな四季亭 TEL:0761-77-0001
古き良き時代を映す、湯の曲輪の風景
かつて大聖寺(だいしょうじ)藩の城下町として栄えた石川県加賀市。藩政時代からの歴史文化が息づき、九谷焼や山中漆器といった伝統工芸がさかんなエリアとしても知られます。
今回訪れた山代(やましろ)温泉は、加賀の温泉文化を今に伝える情緒豊かなまち。中心部には明治時代の共同浴場を復元した「古総湯(こそうゆ)」(写真上)があり、そのまわりを囲むように温泉宿や店舗が立ち並びます。「湯の曲輪(がわ)」とよばれる昔ながらの町並みは、浴衣姿がよく映えます。
湯の曲輪にある老舗宿、たちばな四季亭
開湯からおよそ1300年、与謝野晶子(よさのあきこ)、泉鏡花(いずみきょうか)ら数多くの文化人に愛された山代温泉。
なかでも芸術家・北大路魯山人(きたおおじろさんじん)は、無名時代に滞在した山代温泉での経験が才能開花のきっかけになったといわれています。今回の返礼品は、魯山人ゆかりの宿として知られる「たちばな四季亭」のペア宿泊券です。
日本の伝統文化を大切に守り伝える
たちばな四季亭の創業は明治元(1868)年。長い歴史の中で建て替えやリニューアルを行いながら、時代やニーズの変化に対応してきました。「老舗ではありますが、快適に過ごしていただくために変えるべきものは変えていかねばなりません。一方で守るべきものもある。日本文化や加賀のおもてなしは、大切に守っていくべきものだと思っています」と語るのは、7代目の和田守弘(わだもりひろ)さん。
その言葉通り、九谷焼で作られたふすまの引き手や、抹茶のサービスなど、加賀に息づく文化や美意識がそこかしこに。全館に桐の床を敷いてあるのも、靴をぬぎ、素足でくつろいだ時間を過ごしてもらいたいという思いの表れです。「桐の床は珍しいといわれますが、日本人になじみ深い樹種ですし、天然木ならではの温かみが心を癒してくれますから」と和田さんはいいます。
四季の食材を活かした懐石料理が評判
こだわりは、季節をそのまま映したような懐石料理にも。「北陸は食材が豊富なところで、特に天然のもの、季節のものを使うという点はゆずれません」。春はホタルイカ、秋はノドグロなど、丁寧に下ごしらえをした食材が美しい料理に仕立てられ、一品ずつ頃合いをみて食膳へと運ばれます。
九谷焼の器や季節のあしらいなど、細部までもてなしの心が行き届いた料理の数々。加賀の四季を、目と舌で楽しませてくれます。加賀の山間部でとれたコシヒカリの釜炊きご飯も楽しみ。
露天風呂から温泉街を望むプレミアム和洋室
こちらは、今回ご紹介する返礼品の宿泊券で利用できる展望露天風呂付プレミアム和洋室。輪島塗の扉を開けると、そこには端正な和の趣にモダンなエッセンスをちりばめた空間が広がっていました。掛軸や生け花が飾られた床の間、シーリー製のベッドが置かれたベッドルーム、リビングにはマッサージチェアも。
テラス風の露天風呂からは、山代温泉の守護寺である薬王院温泉寺を望むことができます。境内の森が借景となり、木々を揺らす風が爽やか。湯船には、山代温泉にいくつかある源泉のうち最も歴史のある1号源泉がたっぷりと注がれています。
プレミアム和洋室にはダイニングキッチンがあり、食事はこちらでいただきます。ここで和田さんから、こんな耳より情報が。「プレミアム和洋室だけのオプションがあるんですよ。料理長がダイニングキッチンに立って、お客様の目の前で調理をします。料理のライブ感の中で作りたてを味わえるとあって、多くの方から好評をいただいています」。
なんと料理長を“貸し切り”。1日1組だけの特別なおもてなしです(要予約、オプション料金別途)。
館内随所に残る、北大路魯山人の足跡
和田さんは、宿に伝わる魯山人とのエピソードも語ってくれました。若き魯山人が看板制作の仕事で山代温泉を訪れたのは、大正初期のこと。「当時、山代には茶の湯や芸術に造詣が深い旦那衆が多く、彼らが魯山人の才能を早くから見出したようです。よく魯山人を囲んで、芸術について語り合ったそうですよ」と和田さん。
「私の曽祖父にあたる和田重太郎(わだじゅうたろう)は工芸デザインなどを手がけた人物で、魯山人に絵画の手ほどきをしたと聞いています」。館内に飾られたこちらの看板は魯山人の作。和田さんによれば「世話になったお礼にと、別館『洗心館』の看板を彫ってくれたもの」だそう。
また、ロビーには魯山人が重太郎に宛てた手紙も展示されており、こちらも必見です。「破天荒(はてんこう)で知られた魯山人ですが、彼の才能を認める人々がいた山代は、心を開くことができる居場所だったのかもしれませんね」と和田さんは話します。
名湯と美食を堪能し、癒しの時間を心ゆくまで
ロビーには200種類の色浴衣をそろえたコーナーがあり、好みの柄を選べるほか、作務衣(さむえ)も用意されています。客室の露天風呂や館内大浴場で心と体をほぐしたら、お気に入りの色浴衣をまとって温泉街を散策するのもおすすめですよ。夜はロビーでくつろぎながら、ピアノの生演奏に耳を傾ける贅沢なひとときも。
正統派の温泉旅館でありながら、肩ひじ張らずに過ごせるたちばな四季亭。行き届いた心遣いと、それを感じさせない奥ゆかしさこそ、この宿が守り継いできたものかもしれません。
“ひらがなのおもてなし”でゆったり、のんびり
山代温泉は「あいうえお」の五十音発祥の地といわれています。それは、五十音の原型を考案した僧・明覚(みょうがく)が、山代温泉・薬王院温泉寺の住職をしていたから。これにちなんで、たちばな四季亭は「ひらがなのおもてなし」をコンセプトにしています。その極意について、和田さんが説明してくれました。「ひらがなって、響きが柔らかいでしょう。お客様を柔らかい心でおもてなししたいと思っているんです」。宿でゆっくりと過ごすうちに、心がふんわりほどけていく。そんな豊かな時間を、ここでは存分に満喫することができます。
中部支部(金沢県加賀市担当) / 森井 真規子(もりい まきこ)
石川県小松市在住のライター。航空自衛隊、海外生活を経て故郷にUターン。金沢のライター事務所で修業を積み、2005年からフリーランスで活動しています。出会う人やモノ、コトのストーリーを丁寧にすくいあげ、分かりやすい言葉で伝えることを心がけています。
見どころが多く、散策が楽しい山代温泉。薬王院温泉寺にある「あいうえおの小径」も、ぜひ歩いてみてくださいね。
カテゴリ |
旅行
>
宿泊券
>
高級宿
|
---|
- 自治体での管理番号
- AP005-NTZ
自治体からの情報
加賀市の温泉特集 ~ふるさと納税で加賀市に旅行に行こう♨~
ポイント制について
【ポイント制とは】
ポイントは年内に慌てて寄附する必要がなく、大変便利なふるさと納税の仕組みです。
ポイント自治体に寄附する際は、以下の寄附条件を満たしていることをご確認の上、お申し込みください。
・ポイント付与される最低寄附金額:3,000円
・ポイント付与される最高寄附金額:上限なし
・ポイントが付与される寄附金額の単位:100円単位
※加賀市のポイントの有効期限は【2年間】です。
先に寄附してポイントをゲットしよう!
ポイント自治体では、寄附の時点で急いでお礼の品を決める必要がありません。
ほしい時、必要な時に合わせ、お好きなタイミングでお礼の品を交換することができます。
年をまたいでの寄附によるポイントの積立ても可能ですので、年末の駆け込み時に何を選んでいいか分からない場合も安心です。
また、期間限定や、品切れになってしまった人気のお礼の品、次シーズンのお礼の品など、寄附した時に手に入らなかったお礼の品を、ゆったり待つ事で手に入れることが可能なのもポイント制のメリットです。
寄附のたびごとに有効期限が延長されますので、複数年かけてポイントを積立て、より高価なお礼の品と交換することもできます。(自治体ごとに異なる有効期限についてはご確認ください)
ポイントのメリットをご理解いただき、ぜひふるさと納税を上手くご活用ください。
加賀市のポイント付与ルール
- ・3,000円以上の寄付に付与されます。
- ・100円毎に30ポイントを付与されます。
加賀市について
加賀市は、石川県の最南端、金沢市と福井市の中間に位置しています。「加賀温泉郷」と言われる山代、山中、片山津の3つの温泉地、九谷焼・山中漆器などの伝統工芸、日本遺産に登録されている北前船など観光資源が豊富な市です。
●アクセス
本州のほぼ中心に位置する北陸。さらに加賀市は北陸のほぼ中間に位置しています。陸路、空路と多様な交通手段で東京・大阪・名古屋といった都市圏からのアクセスは良好です。
※空路にて
羽田空港から1時間30分
羽田空港から小松空港までわずか1時間、小松空港から加賀市までは車で約30分です
※陸路にて
東京から北陸新幹線で3時間
関西・名古屋から鉄道で2時間、車で3時間
北陸新幹線金沢開業により、関東方面からのアクセスが便利になりました。2024年には、福井県の敦賀まで延伸され、金沢で乗り継ぎすることなく加賀市まで来ることができます。
また、関西・中京方面からは、鉄道、自動車ともに便利です。市内には、北陸自動車道のインターチェンジが2か所あります。
石川県 加賀市