北海道 砂川市
オンラインワンストップ:自治体マイページ
「希少」を幾重にも連ねてつくり出される奇跡 SOMES DM-08 マネークリップ(ブラウン)[12260596] レビューキャンペーン
お礼の品について
容量 | ■サイズ・スペック カードポケット6 ポケット1 幅110mm 高さ90mm 奥行10mm 重さ 約60g ■素材 オイルコードバン ■カラー ブラウン |
---|---|
事業者 | ソメスサドル株式会社 他のお礼の品を見る |
お礼の品ID | 5747126 |
お申し込みについて
申込条件 | 何度も申し込み可 |
---|---|
発送期日 | お申し込みから発送まで最大120日かかる場合があります。 |
配送 |
|
「ディアマン」シリーズに厳選する革、オイルコードバン。
皮という繊維組織の中で、銀面でもなく床面でもない中間層に隠された、繊維が緻密なたった1mm程度のコードバンの元となる層。
馬の臀部にのみ存在し、表からも裏からも目視ではわからないため、削り出すまで品質や面積がわかりません。
熟練の職人が専用の機材を用い少しずつ削ってコードバン層を取り出します。
削った上で全ての革から安定的に取り出せるわけではなく、個体によってはほとんど存在しないことも。
元になる繊維層だけでも「ダイヤモンド」と形容される稀少さですが、それだけではない物語があります。
なめしはフルタンニン、樹液由来のタンニン液を溜めたプールのようなピット槽に、革を漬けること約6ヶ月。
その後染色、乾燥、削り出し、磨きという、いずれも職人の繊細な手加減、温度や湿度の厳密な管理で10ヶ月から1年をかけて「コードバン」は出来上がります。
そしてそこからソメスサドルの出番。
オイルコードバンは、表面にコーティング加工がない素に近い仕上がり。
繊維自体は他の革にない強固さですが、自然由来の小さなキズやシワも少なくないため、パーツへの裁断にも熟練の「目」が必要です。
製品になったときの美しさはもちろん、開け閉めや折り曲げを考慮した繊維方向など、研ぎ澄まされた感性で、ものづくりが始まります。
必要に応じて革を漉き、端正な薄さを保ちながら、堅牢性を失わない貼り合わせと縫製を重ねていきます。
断面のコバ磨きは革本体とはまた違う輝きで製品を彩る輪郭に。
ポケットなど細部のステッチワークも手しごとが成す芸術的な均整。
ぜひご堪能ください。
内装に使用したカーフ(仔牛革)含め、経年変化も存分に味わえる最高級の素材。
そして年月を重ねた「目」と「手」を持つ、数名のスペシャリスト。
稀少な素材を稀少な技でバトンをつないで、宝石のような革製品たちが生まれます。
しかしながら、まだ「完成」ではありません。
お使いになる方の手に渡ったときこそが「始まり」。
その指先で「ディアマン」に秘める輝きを感じてみてください。
天然由来の小キズ、擦れ、色ムラがある場合がございます。
革本来の風合い、ひとつひとつ違う個体差も、ぜひ味わいながらご愛用ください。
(革、革製品、革小物)
日本で唯一の馬具メーカー「ソメスサドル」が作る革製品
砂川のSOMES
ソメスサドルの砂川ファクトリー&ショールームは、札幌と旭川の間に広がる空知平野の真ん中、砂川市にあります。自分たちで植えた約700本の木々と共に、季節の色合いを感じながらものづくりを続けています。
春〜秋には中庭に馬を放牧し、乗馬体験のイベントや革小物づくりなどを通して、地域の方とものづくりの楽しさを共有しています。
私たちはこれからもこの場所を拠点に、「ものづくり」と「地域」の可能性を模索しながら、世界のお客様と触れ合えるフィールドを目指しています。
守りたいものがありました
ソメスサドルの原点は「馬具づくり」にあります。
かつて北海道歌志内市は炭鉱で栄え、人口5万人に迫る街でした。
しかし、石油へのエネルギー転換がすすむにつれて人口が減少。
そうした中、新しい企業誘致の一環として1964年にソメスサドルが誕生しました。
明治以来、北海道の開拓を支えてきた馬、そして馬具づくりの技術。
この技を守り、受け継ぎ、世界のマーケットに通用する馬具をつくろう。
こうして馬具職人がこの地に集まり、頂点を目指すべく新たな挑戦が始まったのです。
馬具屋の心を育む
「鞍」という字は「革」に「安」を添えます。
人の命を預かる鞍は、「安心・安全」を最優先するため、素材の選択と手作業に妥協が許されません。
武 豊氏やミルコ・デムーロ氏をはじめとする国内外の競馬騎手の鞍を手がけ、宮内庁に馬車具を納入する仕事のなかで、私たちは「本物」を造る心を学び続けてきました。
先陣の技と知恵を受け継ぎ、ものづくりに丹精を込める。
毎日の作業の中で生まれる小さな発見は、新しい技の創造に繋がります。
制作過程
ひとつ、ひとつ
ソメスサドルは創業以来、製品づくりをハンドメイドでおこなっています。
単なる「道具」ではなく、時を経てますます愛着の湧く製品づくりを目指し、企画から製造、販売、修理までを一貫して行っています。
企画は、修理を想定して設計します。試作をつくり、幾度も改良を重ね、納得したものを造る。革製品づくりすべてにおいて共通の工程です。
素材は、ひとつとして同じものがないため、一枚一枚の「個性」を見極めなくてはいけません。繊維の方向、堅牢の差など部位の特徴を見定め、裁断します。
製造は、ベテランの職人と若手が組んで、3〜4人のチームで進めます。
多品種少量の生産体制を実現するために、職人はあらゆる工程を経験します。自然素材を扱う中で、自身の「進化や挑戦」の楽しみが生まれます。
販売は、つくり手の想いをお客様へ、お客様の要望をつくり手へ伝える「架け橋」です。ソメスサドルのスタッフがいるお店は全国に8店舗。商品に愛着をもっていただけるように、日々お客様と向き合っています。
修理は、ものづくりの大切な工程のひとつ。長年ご愛用いただいた多くの製品が工場に「里帰り」します。製品の誕生を知っているからこそ、修理の質もあがります。そしてお客様の声を聞き、再びものづくりに活かします。
カテゴリ |
ファッション
>
財布
>
ファッション > 小物 > その他小物 雑貨・日用品 > その他雑貨・日用品 > |
---|
- 自治体での管理番号
- 12260596
砂川市について
砂川市は、札幌市と旭川市のほぼ中間に位置する、緑と水辺がひろがる自然美あふれるまちです。道内初のアメニティ・タウン(快適環境都市)の指定を受けており、「公園の中に都市がある、美しいまちづくり」を推進しています。
また、さまざまな菓子店が多いことから、国道12号沿いを中心としたまちなみを「すながわスイートロード」と呼び、「すながわスイーツ」を地域ブランドとしてまちおこしをしています。さらに、砂川市立病院は、中空知2次医療圏の地域センター病院、3次救急医療機関である救命センターなど、さまざまな指定を受けており、圏域全体の中核病院として高度な医療サービスを提供しています。
北海道 砂川市