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「コウノトリ」が安心して住み続けるまちづくりへご支援を

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 2,242,000

112.1%

目標金額:2,000,000

達成率
112.1%
支援人数
79
終了まで
受付終了

徳島県鳴門市(とくしまけん なるとし)

寄付募集期間:2017年10月1日~2017年12月31日(92日間)

徳島県鳴門市

プロジェクトオーナー

平成27年2月頃に本市のレンコン田にコウノトリの雌雄各1羽が飛来し、平成29年3月末には、兵庫県豊岡市周辺を除いて全国初となる野生のコウノトリのひなが誕生しました。これを受けて、巣周辺には多くの見物客が訪れるようになり、本市のPRとにぎわいづくりに大きく役立っているところですが、その一方で、見物客のマナーやコウノトリを静かに見守ることができる周辺環境整備が大きな課題となっています。これらの課題を解決し、コウノトリがいつまでも安心して暮らし続けることができるよう、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

絶滅危惧種「コウノトリ」は幸せを運ぶ鳥

■コウノトリが住み着き、繁殖しつつある鳴門

国の特別天然記念物に指定されているコウノトリは両翼を広げると2mにもなる大形・白色の鳥で、世界では極東地域のみに、1000~2500羽あまりしか生息していない絶滅危惧種の鳥です。

ロシア極東地方や中国東北部などで繁殖し、中国の長江中流域や台湾、韓国、日本などが主な越冬地となっています。 日本では、農薬の影響などにより、餌となるドジョウなどの激減や営巣木の減少などから個体数は徐々に減少し、昭和46年に兵庫県豊岡盆地で国内最後の野生コウノトリが絶滅しましたが、人工繁殖を経て、平成17年に兵庫県豊岡市で放鳥されて以来、徐々に生息数が増加しています。日本や韓国では、現在、コウノトリの野生復帰事業が進められているところです。

■兵庫県豊岡市周辺を除くと全国初となる野生のコウノトリのひなが誕生しました!

そうした中、平成27年2月末頃、大津町のレンコン田に、繁殖適齢(4歳以上)前の雌雄各1羽が飛来しました。同年4月末、大麻町萩原で営巣開始が確認されてから、幾たびの巣の飛散・営巣を繰り返し、平成28年3月末、産卵が確認されました。
残念なことに、その卵はふ化するまでには至りませんでしたが、その後、平成29年2月末に再度、産卵が確認され、同年3月末、めでたくヒナが誕生しました。公募により「蓮」「なる」「あさ」と名づけられた3羽のヒナは順調に成長し、6月に無事巣立ちました。

野生のコウノトリで、産卵・ふ化したのは、コウノトリの里、兵庫県豊岡市周辺以外では、全国初のことでした。
幸せを運ぶと言われるコウノトリが定着してくれたので、本市としても、ヒナに特別住民票を交付するなど、大切な市民の一員として歓迎ムードに湧いています。

このように、今では市民と行政が一丸となってコウノトリの成長を温かく見守っており、今後も継続的に特別天然記念物であるコウノトリが営巣・繁殖するのに適した豊かな自然環境を保護していこうと取り組みを進めています。

 

コウノトリを静かに見守り、
   豊かな自然環境を次代に残していきたい

■今、守らなければ、未来にはいなくなってしまう

コウノトリの定着と繁殖を目指す活動を通じて、豊かな自然を活かした農業振興や地域経済の活性化を図ることを目的として、地域の農業団体や大学、野鳥研究団体、行政などが連携し、「コウノトリ定着推進連絡協議会」を平成27年5月に設立しました。

見物客に対するマナー啓発チラシの作成や立て看板の設置、周辺駐車場の案内など、官民一体でコウノトリの見守り活動を行ってきましたが、コウノトリの姿を一目見ようとする見物客の増加に伴い、住民の自主的な見守り活動では限界がきています。

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そこでふるさと納税の仕組みを活用して、コウノトリを見守り、次代につなげていくためのまちづくりプロジェクトを開始いたしました。

またこうした取り組みを通じて、コウノトリへの保護と理解を進めていくと同時に、コウノトリが住み続けているまちとしての「鳴門」をPRしていきたいと思っています。

 

継続的な見守り活動の実施に向けて

親鳥と巣立ったヒナ達が、今後も鳴門市に定着し、繁殖を繰り返していくためには、コウノトリにとって過ごしやすい環境を維持していく必要があります。しかしながら、現在の見守り活動は地元事業者の方のご寄附や行政からの補助金を頼りに実施されています。

今回皆様からいただいた寄附金を使い、巣周辺の交通整理、案内や啓発のための看板設置、観察場所の整備を行うとともに、今後永続的に見守り活動を行うための積立を行います。

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■コウノトリにも、ヒトにも優しい環境を

清浄な土地にしか住めないと言われるコウノトリが住める環境であることは、それは人間にとっても、安全で安心な豊かな環境であると言えます。
コウノトリが住み続けていることを契機として、今後は、失われた自然や環境を見つめ直し、環境創造型農業の推進や水田、河川の自然再生、里山の整備等の取り組みが進めていく必要があります。

プロジェクト更新情報

(12/15更新)今年も産卵に向けた準備が始まっています!

今年2月に産卵したペアが、10月末頃より巣の修繕を開始しました。
また、雄が雌の上に乗る「マウンティング」やくちばしを鳴らす求愛行動の「クラッタリング」も確認されており、今年も産卵に向けた期待が高まっております。引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

 

市が認証!「コウノトリおもてなしれんこん」を
   お礼の品としてお贈りいたします!

今回のプロジェクトにご賛同いただき、ご寄附を頂いた方には、コウノトリが日本全国の中から選んだ鳴門市の豊かな自然環境ではぐくまれたレンコンをガバメントクラウドファンディング限定のお礼の品としてご用意いたしましたので、ぜひご賞味ください。

■年末年始お取り扱いの注意

クレジット決済の方
記念品は12月18日に事業者に発注するため、特別に期間をいただく商品を除き12月~1月中の到着が想定されます。
●12月16日~31日に決済の方は、1月15日に寄附受理書を送付します。
(ワンストップ希望の方は決済から3日程度で鳴門市より別途送付します。)
記念品は1月5日に事業者に発注するため、特別に期間をいただく商品を除き1月~2月中の到着が予想されます。

郵便振替・銀行振込の方
●ご入金の確認でき次第、適宜寄附受理書を送付します。
(ワンストップ希望の方は、寄附受理書に同封します。)
なお、お振込みをいただいてから本市に情報が入るまで数日かかるためお早めのお振込みをお願いいたします。
記念品は、ご入金確認次第に事業者に発注させていただく予定です。
12月15日以降にお振込みいただいた方は、適宜事業者への発注となるため、特別に期間をいただく商品を除き1月~2月中の到着が予想されます。

お問い合わせ窓口について
土日祝日・12月29日~1月3日は市役所閉庁のためメールでお問い合わせください。

現在進捗情報はありません。

徳島県鳴門市

当市は四国の東部、徳島県の東北端に位置しており鳴門海峡をへだてて淡路島に対峙し、本州と結ぶ四国の東玄関をなしている。特に、当市の北部は瀬戸内海国立公園に指定され、北に播磨灘、東に紀伊水道をのぞみ、鳴門海峡の急流と逆巻く渦潮でその名を知られた景勝地である。平成10年に神戸淡路鳴門自動車道が開通、さらに平成14年には高松自動車道が全線開通したことから、四国・本州の交流拠点都市として、恵まれた自然や歴史、文化などの観光資源を活かした観光客の誘致や、全国的に高い評価を受けている「鯛」、「ワカメ」、「さつまいも」、「レンコン」など数多くの特産物のPRを推進しています。