福井県では、平成30年2月4日からの大雪により、県民生活に大きな支障が出ております。福井市平野部の積雪が7日時点で140cmを超え、大野市と越前市では観測史上最大の積雪を記録するなど、昭和56年豪雪以来の37年ぶりの記録的な大雪となりました。
この大雪により各交通機関に大きな影響が生じ、国道8号では坂井市からあわら市にかけて、一時、約1,500台の車が立ち往生し、その距離は約20キロにも及ぶ事態となりました。

また、積雪による家屋・農業用ハウスの損壊や、生活道路の分断により一時集落が孤立するなど、県民生活に様々な被害が発生しております。さらに、物流が滞り、食料品や灯油など生活に欠かせない物資が不足する事態も生じております。
こうしたことから、福井市、大野市、勝山市、鯖江市、あわら市、越前市、坂井市、永平寺町、越前町の9市町に対し、災害救助法を適用したところです。

今後も再び大雪の可能性があり、福井県では一刻も早く通常の生活が取り戻せるよう除排雪を始め、復旧作業に全力をあげてまいります。
いただきましたご寄付は、除雪対策や被災者支援などに活用させていただきます。

一日も早い復旧のため、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。