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「ほっかいどう恐竜・化石マップ」制作プロジェクト ~地図を片手に、恐竜・古生物を辿る知の冒険に出かけよう!~

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 1,223,000

60.2%

目標金額:2,030,000

達成率
60.2%
支援人数
166
終了まで
受付終了

北海道(ほっかいどう)

寄付募集期間:2020年7月28日~2020年10月25日(90日間)

北海道

プロジェクトオーナー

北海道では、今年度、北海道内の恐竜や古生物化石を皆様に知っていただくため、北海道博物館での「恐竜展2020」などのイベントを開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、これらのイベントが中止や延期となってしまいました。

こうした状況下でも、北海道の恐竜や古生物化石のことをもっと知ってもらい、いつの日か地域で大切にされている化石を見るために博物館などを巡っていただきたいと考え、今回、「ほっかいどう恐竜・化石マップ」の制作などに活用する寄附金を募集します。

ぜひ、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 

北海道は「化石の宝庫」!

「海の底」にあった北海道

北海道庁地域政策課です。
この度は、私たちのプロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。

北海道は、四方を海に囲まれ、広大な森林や多くの湿原を有し、豊かな自然環境に恵まれた地域ですが、太古の昔は海の底にありました。

北海道が海の底にあったと考えられる理由の1つとして、宗谷岬から浦河まで南北に縦断して分布している「蝦夷層群(えぞそうぐん)」という白亜紀の海で堆積した地層があり、海棲(かいせい)生物(せいぶつ)などの化石が発見されていることがあげられます。

この地層の近くには三笠市(みかさし)、むかわ町、中川町(なかがわちょう)、小平町(おびらちょう)などの「化石の宝庫」として知られる町があり、周辺の地域では恐竜やアンモナイト、クビナガリュウなどの化石がたくさん見つかっています。

写真
〈道内における主な恐竜・化石展示施設〉

 

「化石の宝庫」として知られる地域をご紹介

■三笠市

巨大アンモナイト化石の展示(提供:三笠市立博物館)

三笠市周辺からは、豊富で質の良い「アンモナイト化石」が見つかっています。三笠市立博物館の化石展示室には、直径約1.3mの日本最大級の巨大アンモナイト化石のほか、数多くのアンモナイトが一面に置かれており、一部を除き展示している化石に直接触れることができます。

また、2016年に芦別市から発見されたティラノサウルス類の尾の化石や国の天然記念物に指定されている、絶滅した海棲爬虫類「エゾミカサリュウ」の頭骨化石なども展示されています。

 

■むかわ町

国内最大の恐竜全身骨格化石「むかわ竜」(提供:むかわ町穂別博物館)

むかわ町穂別では、2013年に世界的な発見となる、7200万年前のハドロサウルス科の恐竜「むかわ竜」の全身骨格を発掘することに成功しました。発見当初、クビナガリュウ類の化石と判断されていましたが、研究を進めた結果、昨年9月に新属新種の恐竜であることが判明し、「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名されました。

また、国立科学博物館で開催された「恐竜博2019」では、むかわ竜の全身化石が地元以外で初めて公開され、むかわ竜を一目見ようと約70万人が来場しました。

 

■中川町

テリジノサウルス類の復元図 (提供:中川町エコミュージアムセンター)

中川町に広く分布する地層(蝦夷層群(えぞそうぐん))から、道内で発見された3例目の恐竜「テリジノサウルス類」のツメ化石や、全長11mもある国内最大のクビナガリュウ、アンモナイトなど多くの化石が発見されています。

発見されたテリジノサウルス類をイメージできる標本として、ノスロニクスの全身骨格が展示されています。

 

■小平町

クビナガリュウの全身復元骨格 (提供:小平町文化交流センター)

小平町では、約8500万年前の後期白亜紀の地層から、北海道で初めての発見となった恐竜化石「ハドロサウルス科」の骨盤と大腿骨が発見され、そのレプリカが小平町文化交流センターで展示されています。

また、クビナガリュウの頭骨や四肢骨など380点におよぶ部位が発見され、その全身復元骨格が展示されています。

 

■足寄町

泳ぐアショロア骨格 (提供:足寄動物化石博物館)

足寄町では、絶滅した海棲(かいせい)ほ乳類(束柱類(そくちゅうるい))のデスモスチルスの最も古いタイプである「アショロア」と「ベヘモトプス」の2体の化石が発見されており、それぞれ全身骨格が復元されています。

これは、“謎の動物”と表現される束柱類の謎を解明する鍵となる化石です。

 

「恐竜展2020」の中止

多くのイベントが中止、延期に

写真

今年度は、こうした北海道内の恐竜や古生物化石を皆様に知っていただくため、北海道博物館での「恐竜展2020」をはじめ、各地域の博物館などでイベントを開催する予定でした。

しかし、この度の新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、これらのイベントが中止や延期となってしまいました。

「ほっかいどう恐竜・化石マップ」を作ります!

「新型コロナウイルス感染症緊急事態解除宣言」により外出自粛などが段階的に緩和されていますが、まだ、以前のようにイベントを開催できる状況ではありません。

しかし、こうした状況でも、北海道の恐竜や古生物化石のことをもっと知ってもらい、いつの日か地域で大切にされている化石を見るために博物館などを巡っていただきたいと考えています。

そこで、日本を代表する恐竜研究者である小林快次・北海道大学総合博物館教授の協力も得て、今回、「ほっかいどう恐竜・化石マップ」を制作することとしました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で塞ぎがちな日常生活を送っている子ども達が、このマップを手にワクワクと心躍らせ、博物館に訪れることを楽しみにしていただきたい。

恐竜や古生物化石に興味を持ち、太古の地球を想い自分の世界を広げてもらいたい。そんな思いでこのマップを制作したいと考えております。

寄附金の活用方法

皆様から頂いた寄附金は、北海道が行う「ほっかいどう恐竜・化石マップ」の作成などに活用させていただきます。

なお、今回、寄附いただいた方には、本プロジェクトで制作する「ほっかいどう恐竜・化石マップ」とマップに収納できる「恐竜・化石カード」を1枚ランダムでお送りさせていただきます。

※恐竜・化石カードは、今年の冬に北海道内の三笠市、むかわ町、中川町、小平町及び足寄町の関係施設に訪れた方に配付予定です。
※配布時期などの詳細は、追って、北海道庁HP(下記URL)でお知らせします。

【事業実施のスケジュール】

○2020年11月~1月:道による委託事業者の選定 など
○2021年 1月~2月:道から委託事業者への事業委託
○2021年 3月:委託事業者から道への恐竜・化石マップ納品

【留意事項】

・上記スケジュールは変更する可能性がありますので、予め御承知置き願います。
・目標金額の達成の有無に関わらず、実行者は寄附金を受け取ります(All in方式)。
また、目標金額に達しなかった場合は、一般財源より制作に係る費用を一部支出します。
・寄附金受領証明書やワンストップ特例申請書等は、入金確認後、順次発送いたします。
 (最長2ヶ月程度お時間をいただくことがありますので、ご了承ください。)

 

関係者からのメッセージ

応援者からのメッセージ

北海道大学総合博物館副館長・教授 小林 快次

北海道のあらゆる場所から、太古の生物がよみがえっています。ナウマン象、クジラ、セイウチ、デスモスチルス、アンモナイト、首長竜、モササウルス、そして恐竜。

最近では、カムイサウルス ・ジャポニクス(日本の恐竜の神)が、北海道むかわ町から発見されたことで注目されていますが、北海道にはそれ以外にも、世界的に注目を浴びている「すごい化石」がたくさん発見されているのです。

その一方で、まだまだ発見を待っている未発見の化石たちが地中で眠っています。北海道は、数えられないくらいたくさんの化石が埋もれている「化石埋蔵地」なのです。

北海道を旅することで、タイムマシンに乗って、好きな時代に旅してください。今回の「北海道恐竜・化石マップ」を持って、皆さんの旅をより楽しいものにしてください。

それぞれの博物館を訪ね、よみがえった太古の生物たちに会ってください。化石産地を訪ね、太古の時代を想像し、「北海道のすごさ」を肌で感じてください。そしていつの日か、皆さんの手で新しい太古の生物を発見してください。

よみがえった化石も地中で眠る化石も、皆さんを待っていますよ。

北海道大学総合博物館副館長・教授 小林 快次

北海道知事から寄附者の皆様へ

北海道知事 鈴木 直道

北海道は、恐竜をはじめ陸海の古生物化石の宝庫と言われています。
そして、まだその生態の多くは謎に包まれたままです。

2019年、国立科学博物館で「むかわ竜(カムイサウルス・ジャポニクス)」の全身骨格化石が公開された際には、私も、間近に見て迫力を実感し、むかわ竜達が駆け回っていた時代の北海道の姿に思いをめぐらせました。

多くの子ども達にも、恐竜にロマンを感じていただき、想像の翼を大きく広げ、夢を持って、未来に向け力強く歩みを進めてほしい。そうした思いから、「ほっかいどう恐竜・化石マップ」を作成することとし、このマップを手に取りながら道内各地の博物館などで恐竜や古生物化石の魅力に触れていただきたいと考えております。

北海道を、恐竜達の世界に思いをはせる夢とロマンの大地にするため、皆様の応援をよろしくお願いいたします。

北海道知事 鈴木 直道

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結果:-

  • 2020年10月29日 10:00

    ご協力いただきありがとうございました!!

    7月28日から10月25日まで受付を行っていた本プロジェクトに多くの方々からご寄附をいただき、本サイトと北海道への直接のお申し込みを合わせて、目標額の203万円を達成することができました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

    いただいたご寄附を有効に活用し、また、応援メッセージを励みに、北海道の恐竜・古生物化石を多くの方に知っていただき、博物館等の展示施設を訪れたくなるような「ほっかいどう恐竜・化石マップ」を制作してまいりますので、引き続き応援いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

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北海道

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 3歳の息子が恐竜好きでよく博物館へ訪れています。
    少しですが何かお力になれればと思い寄付いたしました。

    これからも子供達がワクワクするような施設の運営をよろしくお願いします。

    2020年10月24日 23:46

  • 恐竜大好きマップをもって北海道を回ります。
    ババとジジと孫が応援してます。

    2020年10月19日 21:16

  • 北海道恐竜王国をめざしましょう。

    2020年10月18日 6:07

  • 北海道は良質な化石産地だということを全国にPRしてください!恐竜化石を活かした地域づくりを応援してます!

    2020年10月16日 21:44

  • 6才の息子が恐竜が大好きで、すでに道内多くの博物館に足を運んでいます。
    大人も知らない北海道の歴史や生物たちの過程を見ることができ楽しませていただたいております。
    老朽化している施設も多いので、より見ごたえのある施設になり多くの方に見ていただけるといいですね。

    2020年10月14日 15:42

  • 「ほっかいどう恐竜・化石マップ」を持って、かつて恐竜が生きていた道内のいろいろな土地を訪ねてみたいです。

    2020年10月11日 20:04

  • 子供たちの夢を育てるため頑張ってください。

    2020年10月10日 10:14

  • 北海道の古生物化石界隈が大いに賑わいますように。

    2020年10月6日 19:59

  • 北海道恐竜マップ楽しみです。子ども達に夢を!

    2020年10月2日 10:35

  • 北海道の取り組みに感謝します。自然史系の地域資源を活かした活動の展開に期待しています!

    2020年9月27日 12:22

  • カイムイサウルスのむかわ町より応援しています!

    2020年9月18日 17:54

  • がんばる北海道が好き。化石も縄文も大好き。

    2020年9月16日 21:27

  • 昨年、東京の国立科学博物館で行われた恐竜博2019でカムイサウルスを見てきましたが、子供たちが目を輝かせて見ていたのが印象的でした。
    こういった子供たちの夢を描くプロジェクトが北海道でも行われること応援しています!!

    2020年9月6日 22:26

  • マップの完成を楽しみにしてます。
    コロナが落ち着いたら、マップを見ながら出掛けたいとおもいます。

    2020年8月30日 10:57

  • 子供達が恐竜大好きなので応援しています。

    2020年8月13日 16:44

  •  僕は今、小学6年生で幼稚園から恐竜が好きです。北海道大学の博物館に行くのが楽しみとなっています。
     カムイサウルス・ジャポニクスが発掘された時は、興奮しました。
    このプロジェクトの新聞記事を両親から教えてもらいました!ぜひお年玉を寄付させて下さい!
     これからも発掘調査、頑張って下さい!

    2020年8月10日 15:26

  • むかわ竜が見られるということで家族で楽しみにしていた恐竜展が中止になったのは残念でしたが、この様な形で継続される事になり、よかったです。
    現地で貰える「恐竜カード」など、訪れたくなる工夫を凝らして、北海道の宝を多くの人に知ってもらえると嬉しいです。

    2020年8月3日 15:13

  • 北海道が大好きです。
    昨年、東京でカムイサウルスを見て感激しました。今年は北海道博物館で更に多くの方に見てもらえることを期待していたのですが、コロナウィルスの影響で中止になり悲しく残念に思っています。
    恐竜マップをつくることで北海道の魅力がより強まり、コロナウィルス収束後に恐竜マップを手に現地を訪れる人が増え、地域活性に繋がることを願っています。

    2020年8月2日 11:50

  • 各地域で恐竜・化石の取組がもっと盛り上がれば嬉しいです。

    2020年7月29日 4:52

  • 子供が古生物に興味をもっています。恐竜や海竜などの展示イベントがwithコロナで開催されることを希望しています。

    2020年10月21日 17:25

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