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宇宙のまちのロケット開発プロジェクト ー観測ロケット「MOMO」再び宇宙へ!みんなのロケットを開発し、誰もが宇宙に手が届く未来を-北海道大樹町

カテゴリー:新産業・地域創生 

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寄付金額 1,386,500

69.3%

目標金額:2,000,000

達成率
69.3%
支援人数
52
終了まで
受付終了

北海道大樹町(ほっかいどう たいきちょう)

寄付募集期間:2020年5月1日~2020年8月31日(123日間)

北海道大樹町

プロジェクトオーナー

宇宙のまちのロケット開発プロジェクト
ー観測ロケット「MOMO」再び宇宙へ!みんなのロケットを開発し、誰もが宇宙に手が届く未来を

宇宙のまち、北海道大樹町。
その大樹町に本社を置くインターステラテクノロジズ株式会社が2019年に開発した観測ロケット「MOMO(モモ)」が、民間企業が開発したロケットとして国内で初めて宇宙空間に到達しました。
大樹町ではインターステラテクノロジズを今後も応援し、宇宙のづくりを推進します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

民間単独のロケット開発で宇宙へ

みんなのロケット開発で、誰もが宇宙に手が届くミライを。

30年ほど前に、地理的な優位性や気候条件の良さなどから世界でも有数のロケット射場に適した地域として、宇宙産業の誘致を始めた大樹町。(詳細はこちらのnoteをご覧ください。)

note:世界有数のロケット射場に適した地域!?大樹町が宇宙のまちである4つの理由

これまでも、JAXAや大学、民間企業など様々な航空宇宙関連の実験が行われてきました。

そんな「宇宙のまち」大樹町が、宇宙空間に手が届いたのが2019年5月4日。インターステラテクノロジズ(以下、IST)が打上げた「宇宙品質にシフト MOMO3号機(以下、MOMO3号機)」が民間単独で開発・製造したロケットが国内で初めて宇宙空間へと到達した瞬間でした。打上げ当日は5,734名もの方が大樹町を訪れ、MOMO3号機が打ちあがる瞬間には見学会場は多くの方の拍手と歓声に包まれました。大樹町からはじめてロケットが打ちあがる、歴史的な瞬間でした。

2019年5月 MOMO3号機 打上げの様子

その後も、ISTは大樹町にて、観測ロケット「MOMO」の打上げを2019年7月、2019年12月~1月と実施しています。2019年7月に打上げを行った「ペイターズドリーム MOMO4号機」は打上げ約64.3秒後に緊急停止し、警戒区域内の海面へ安全に落下。2019年12月9日~2020年1月3日に打上げ予定だった「MOMO5号機」は機体に搭載した電子機器で発生した不具合のため、打上げが延期になっており、ISTのエンジニア達は日々研究開発に奮闘しています。「MOMO」が再び宇宙へ行く姿を見たい、そんな気持ちで大樹町も日々IST社をサポートしています。

2019年7月 MOMO4号機 打上げの様子

2019年12月~2020年1月 MOMO5号機 打上げまでの様子

 

世界一低価格で、便利なロケットをつくることを目指す

観測ロケット「MOMO」と軌道投入ロケット「ZERO」

ISTは2005年、宇宙機エンジニア、科学ジャーナリスト、作家らが集まり、国内における民間宇宙開発を目指し結成された組織「なつのロケット団」を前身とするロケット開発企業で、2013年に「インターステラテクノロジズ株式会社」として本社を北海道大樹町に設立しました。
世界一低価格で、便利なロケットをつくることを目指し、現在は観測ロケット「MOMO」や、超小型人工衛星を衛星の軌道に届ける軌道投入ロケット「ZERO」の開発、打上げ実験を行っています。

「ペイターズドリーム MOMO4号機」
軌道投入ロケット「ZERO」

ロケット界のスーパーカブを目指して

ISTが目指すのは「ロケット界のスーパーカブ」。これまでの国が主導の宇宙開発では、高性能・高価格・大容量のロケットが主流でした。それは車に例えるなら高級なスポーツカー。
そんなロケットは1回の打ち上げに約100億円かかるうえに、その開発コストの高さから打ち上げも年に数回が限度でした。しかし、ISTはそのボトルネックの解消に挑んでいます。

近年は人工衛星も小型化が進んでいます。小さな衛星を運ぶなら、ロケットも小型で低価格なものでよいはず。世界一低価格なロケットでお客様の荷物を、お客様の希望するタイミングで、希望する軌道に打ち上げる。今後ますます高まるビッグデータの活用に向けて、データを収集する衛星をよりリーズナブルに宇宙に運ぶ、宇宙へのインフラになりたいと考えており、そんな挑戦をするISTを大樹町も応援しています。

「日本酒でロケットを打ち上げたい」というミッションでは、燃料の一部として日本酒を使用しました。

他にも「宇宙から折り紙飛行機を飛ばそう!」や「コーヒーを宇宙に飛ばしたい!」など、誰かの夢を乗せる「みんなのロケット」なのです。

小さな町から宇宙を目指して

ロケット開発には多額の資金が必要となります。皆様から応援のお気持ちをいただき、「自分のロケットが宇宙に行くんだ」と、打上げの度にワクワクと心躍らせていただいたり、宇宙のまちの発展をたのしみに見守っていただけたらと思っています。

【寄附金の使い道】
2013年2月に同社が大樹町に本社を移転して以降、本社併設の工場にてロケットの開発を行い、観測ロケット「MOMO」などのロケット打上げ実験を実施してきました。しかし、今後「MOMO」の量産化にあたり現工場では設備が十分ではないため、現工場の増築および新工場の新築を行い、必要な設備を整備するために、いただいた寄附を活用させていただきます。

・観測ロケット開発および打上げ実験に係る費用(材料・部品等)
・工場の増築および新工場の建築に係る費用

皆様からいただいた寄附金は補助金として全額ISTに交付いたします。

また、大樹町としては、IST社の成長による宇宙産業の活性化、及び宇宙のまちのPR強化により
・ロケット打上げへの観光客誘致にともなう観光振興
・新たな宇宙関連企業の誘致、それによる雇用の創出
など、宇宙のまち大樹町を様々な側面からより一層盛り上げていきたいと考えています。

ロケット開発を進めるIST社を応援しながら、宇宙が一番近い町を目指します。

【IST社の事業実施のスケジュール】

・2020年〜 「MOMO」の継続的な打上げを予定
・2023年 「ZERO」初号機打上げ予定

【IST社の事業実施のスケジュール】

事業に携わる方の思い

大樹町 町長 酒森 正人

■30年間夢見てきた「宇宙のまち」

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当町は、30年前から「宇宙のまちづくり」を掲げ、宇宙旅行の出発駅となるスペースポートの実現に向けて取り組んでいます。町内にある多目的航空公園では、JAXA、民間企業、大学による多様な航空宇宙実験が行われています。

「宇宙のまちづくり」をさらに推進していくため、クラウドファンディングにて寄附を募り、大樹町に本社を置き、国内民間企業単独では初の宇宙空間到達(高度100km)を達成し、また、新たなロケット打上げに挑戦しているインターステラテクノロジズ株式会社を引き続き支援することといたしました。

本プロジェクトにより、インターステラテクノロジズの成長と、宇宙産業活性化、雇用創出、観光振興等の地方創生が図られることを期待しています。

皆さまのご支援をお願い申し上げます。

インターステラテクノロジズ後援会 会長 大庭 滋理

■大樹町、十勝のさらなる発展へ

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私は大樹町のインターステラテクノロジズ後援会の会長を務めています。後援会は平成29年に発足し。設立の趣旨は、町民と同社との交流を深め、地元である大樹および近隣の皆様のご協力をいただきながら同社を応援し、大樹町ひいては十勝のさらなる発展につなげていきたいというものです。現在では大樹町在住の方や企業のみならず、全道、全国の方に応援いただいています。

失敗にもめげず稲川社長をはじめとする同社の精鋭たちは日々研鑽を重ねております。

そんな彼らを後援会としては、ロケット打上げ時の駐車場及び会場設営と入場整理、会場でのグッズ販売、会員へのイベント案内などを中心に応援しています。

この度、ふるさと納税を通して全国の皆さまに彼らをさらに応援していただけることができれば誠にありがたいことと存じます。

皆様のご協力を宜しくお願い致します。

地域コーディネーター・ゲストハウスHOUSE MOEWA運営 神宮司 亜沙美

■他の町にはない魅力

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大樹町で生まれ育ち、10年ほど東京で働いて地元の大樹町にUターンしてきました。大樹町は、私が生まれた年から宇宙の取り組みをはじめ、今こうして世界から注目される場所になっていることを誇りに感じています。

これからは大樹町の宇宙の取り組みが、観光や教育に波及する可能性を秘めており、5歳の息子が大きくなるまでに、宇宙に特化した授業ができたらいいな・・・他の町にはできない最先端のことが学べたらいいな・・・と妄想しています。この町で子育てをする一人の母として、とてもワクワクしています。

夢は大きく!遠くまで!!これからも家族みんなで、宇宙の町づくりを応援したいと思います。

ISTは、「みんなのロケット」をつくっている

インターステラテクノロジズ株式会社代表取締役 稲川 貴大

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大樹町は世界中でも有数のロケット開発や打上げに適した場所です。
地理的条件はもちろんですが、何よりも地域の皆様や多くの方から応援してもらえていることも大切な条件のひとつです。
行政や後援会をはじめ、漁業関係者、航空関係者、地域の農業、ボランティアの皆さん、スポンサーや企業版サポータークラブ、クラウドファンディングで寄附いただいた皆様など、沢山の方に支えていただきながら、二度目の宇宙到達を目指し日々開発をしています。皆さんの協力がなければ、MOMOは打ち上がっていません。

MOMOは正真正銘の、みんなの力をあわせて飛ばすロケットなのです。

ぜひこのプロジェクトにご支援いただき、私たちが開発しているロケットが多くの方にとっての「みんなのロケット、ぼくの・わたしのロケット」になれば嬉しいです。

「宇宙のまちづくり」の一翼を担い、大樹町が宇宙産業発展の起点となるよう、今後もロケット開発に邁進していきます。

お礼の品をご紹介

現在進捗情報はありません。

北海道大樹町

北海道大樹町は、ずっと宇宙を夢見てきました。
30年前から「宇宙のまちづくり」を進め、航空宇宙事業の誘致に奮闘し、町内ではこれまでJAXAや大学、民間ロケットベンチャー企業の航空宇宙実験が行われてきました。
そして2019年5月、ついに大樹町に拠点を置くロケット開発企業インターステラテクノロジズ社(以下IST)のロケット「MOMO(モモ)」が、民間企業が開発したロケットとして国内で初めて宇宙空間に到達しました。
大樹町では、IST社に限らず国内の様々な宇宙ベンチャーの実験が予定されており、国内で3箇所目のロケット射場を町内に建設し、世界にも開かれた宇宙の町へと発展させていきたいと考えています。
人口5600人の小さな町が、宇宙を目指す。これは壮大な挑戦ですが、ぜひ多くの皆様に「宇宙のまちづくり」や「ロケット開発」に関わっていただきたいという思いで、「宇宙のまちのロケット開発応援プロジェクト」を2020年度も実施します。

大樹町やIST社とともにみんなで宇宙を目指しませんか?皆さまの温かいご支援をお待ちしております。